いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座、直毛によるブログ。今ここに、ポスト宮根誠司を目指すことを誓います。

1800円のガチャ…映画館の“クソ客”という大問題

行きつけのとんかつ屋さんなら特上ロース定食が1回注文できる。大好きな松屋のネギ塩豚丼ならば3回頼んでおつりがくる。Netflixなら2ヵ月分映画・ドラマが見放題だ。 ぼくにとって、映画館で1作観るために支払う「1800円」はそういう金額である。4DXなら3000…

【滑り込み】オレ的シネマランキング平成30・31年版【セーフ】

ひっそりとサボっておりました毎年恒例映画ランキング。もはや遅すぎるということで今回は平成30〜31年ランキングとして発表します。 去年は劇場で90本、今年は4月末までで23本観ました。特に昨年は、一昨年が64本だったのでずいぶん増えましたが、これは上…

しりとりエッセイ「通じない」

2月の某日、渋谷駅のホームでアジア系の外国人女性に話しかけられた。どこか行きたい場所があるようだが、行けなくて困っているようだ。 言葉の雰囲気からおそらく中国か台湾から来たのだろう。妙齢の女性で、日本語は全く話せない様子。ぼくが拙い英語で二…

映画版『奥田民生になりたいボーイ(以下略)』を観て自分の中の「奥田民生になりたいボーイ」が愛おしくなった話

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール DVD 通常版 出版社/メーカー: 東宝 発売日: 2018/03/14 メディア: DVD この商品を含むブログ (5件) を見る 映画版の『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』(実は原作には「と…

しりとりエッセイ「靴」

大人たるもの靴には気をつけなくてはならない。靴で人は人を値踏みする、ということを聞いたことがあるが、それが本当なのかぼくは疑っているところがある。というのも、以前間違って左右全く別の靴を履いて外に会社まで行ってしまったことがあるのだ。 慌て…

美人であろうとブスであろうと イケメンであろうとブサイクであろうと

この間、友だちたちとゴマキの不倫について話していた。当時独身だったゴマキが、相手と出会ったのがネトゲだったらしいのだが、そのときの話で、顔の見えない相手を好きになり、そのあといざ会って顔を知ったあとも好きであり続けられるのかということが話…

しりとりエッセイ「お約束」

ネット上における文章の「お約束」の言い回しとして「オナニー」というものがある。何もそれは陰部を自分で刺激して気持ちよくなるアレそのもののことではない。あるコンテンツについて、受容者を無視した作者の自己満足であることを批判するときに「あの作…

内田裕也・樹木希林夫妻が「独特」でも「奇妙」でもない理由

終身名誉何がすごいのかよく分からない人、内田裕也が先週亡くなった。昨年、妻・樹木希林が鬼籍に入ってわずか半年あまりのことだった。 音楽的には特に思い入れのある人物ではなかったのだが、この人と樹木の夫婦関係にだけは、注目してしまうところがあっ…

しりとりエッセイ「顔」

自分の顔があまり好きではない。正確に言えば、写真や動画を通して「第三者目線」で見る顔の方である。毎朝、洗面所の鏡の前で対峙する男は、そこそこ見られる造形のような気もするのだが、殊に人に知らぬ間に撮られたときの顔が酷い。何だあの薄気味悪い笑…

しりとりエッセイ始めます

最近、仕事がクソ忙しいとか副業が盛況とかいろいろあってブログを書く機会が減ってきている。 そこで、しりとりエッセイを始めたいと思う。 【自分に課すルール】 ・タイトルをしりとりでつなぐ ・更新は1週間に1度 ・文字数は200~500字 ・自分の身の回り…

「会社のバレンタイン」が苦手です

「会社のバレンタイン」が苦手だ。別に、自分はチョコがもらえないから、とかそんなベタな理由ではない。 幸い、今までの会社はどこも「女がコピー、お茶汲み」みたいな古臭い性役割が残っているところはなかった。今の会社もそう。極端な話、性差なんて「ト…

『クリード 炎の宿敵』 ベタでOK! 何度でも見返すべき『ロッキー』シリーズの大切な教え

www.instagram.com ロッキー・バルボアの盟友アポロの息子アドニス・クリードを主人公に迎えたボクシング映画第2弾、『クリード 炎の宿敵』。 念願の世界チャンピオンとなったアドニス(マイケル・B・ジョーダン)の前に、父アポロの宿敵イワン・ドラコ(ド…

「少し休む」ことは「惰性で続ける」よりずっと勇気がある

※イメージ画像 寝室に彼ら5人のポスターを貼り、毎晩5人に見守られながら眠る実家の母の容態が心配だが、まあそういうことで、大してファンでもないぼくもびっくりした。 ただ、蓋を開けてみたら、これほどまでに共感を覚える「説明」の類はひさびさに出くわ…

西武そごう「わたしは、私。」に感じたモヤモヤの正体

サムネイル 困ったときは いらすとや…。 西武そごうが元日、新聞に掲載した全面広告がネットの一部でボヤを招いている。 ぼくもツイッターで流れてきたのを始めて読んだとき、「一見、耳障りの良い言葉が羅列しているように思えるけど、なんかモヤモヤする」…

塚本晋也監督『斬、』の主役が「刀」である理由

怖え…(観た後なので今もビビっている) www.youtube.com 11月公開なのにずっと観に行けていけてなかった塚本晋也監督の初の時代劇『斬、』、見てきた。凄まじかった。 クレジットは「池松壮亮」がトップに来て、間違いなく彼が演じる杢之進(もくのしん)が…

クロちゃんを批判できる人は95%もいない

www.instagram.com すっかりお騒がせ番組となった『水曜日のダウンタウン』であるが、ここ最近注目を集めていた某恋愛リアリティ・ショー風コーナー「モンスターハウス」の結末で、クロちゃんがまたしても批判にさらされた。 しかし、今度ばかりはぼくはクロ…

ぼくの理想の職場は”学校”だった

別に大晦日に書くようなことではないのだが、30年と少し生きてみて、本当はもっとずっと前に薄々気づいていたが、ただ、でもそれが事実ならちょっと辛すぎる、嘘であってほしい、と思っていたことが、ここ最近確信に変わりつつある。 それは、ぼくが労働に向…

24歳パリピ女子「寂しいのかな うちら」 渋谷ハロウィンに年齢サバ読んでまで追いすがる理由

今年も、ぼくとDNAが1%も一致しないんじゃないかというバカが大暴れして物議を醸した渋谷のハロウィン。特に今年は、たまたま通った軽トラが悪ふざけで横転させるなど、警察沙汰の大事になっていた。 彼ら彼女らは好き勝手してさぞ楽しいのだろうな、そう思…

田中圭が『けもなれ』で演じる男の現代的な“怖さ”について

最近、会う人会う人とドラマ『獣になれない私たち』(日本テレビ系)の話になるのだけれど、そこでたびたび「田中圭が怖い」という話になる。正確には、「田中圭がよくやっていそうな役柄」のことであり、実際のところは「田中“系”」になるのだが。 『けもな…

“獣になれない”とはどういうことか? ドラマ #獣になれない私たち 初回レビュー

www.instagram.com かつて、動物から人間を区別する定義を「労働」であると記した偉人がいた。ところが、働きすぎると思考がパンクし、精神を病んでしまい、行動が衝動的になっていく。動物から人間を区別したはずの労働なのに、それをしすぎると今度は社“畜…

巨人・由伸監督が辞任! あの「メモ」には何を書いていたのか

4年連続でペナント奪還に失敗したプロ野球・読売ジャイアンツの高橋由伸監督が、就任3年目にしてついに辞任することがわかった。 昨夜、このニュースがネット上を駆け抜けたとき、別に巨人ファンでもないぼくがまず思ったのは、「よかったな! ヨシノブ! つ…

「世界をより良くするために仕方ないんだ!」 独善的な悪役って最高だよね

独善的な悪役って良いですよね。 世界を制服したるんや! とか、人類を破滅させたるんや! とか、人の迷惑を目的とする単純なバカより、「世界をより良くするために仕方ないんだ!」と悪を断交する悪役は、観ていて「お前はどこで間違ってしまったんや…!!」…

【前夜祭】『今田×東野のカリギュラ』シーズン2配信記念 シーズン1の神回を一挙紹介!【とりあえず観てみて】

Amazon Prime Videoのオリジナル番組『今田×東野のカリギュラ』シーズン2が、明日31日から配信になる。 コンプライアンス的にNG、くだらなすぎるといった理由で、一度は闇に葬られた企画を甦らせる、というのがコンセプトのこの番組。個人的にはシーズン2配…

みやぞんとコジコジに通じる「今」を肯定する言葉たち

今年の『24時間テレビ』で100kmマラソンに挑戦したANZEN漫才のみやぞんが、SNSで良いことを言っていた。 なんとか無事にゴール出来ました‼沿道やテレビで応援して頂いた方やファンの方スタッフさんに心から感謝したしますまぁー楽しく出来たので大満足です何…

【書評】“地方育ちの東京人”の初期衝動を代弁してくれる蛭子さんのエッセイ『ひとりぼっちを笑うな』

先日帰った地元。自宅周辺はまるで何も変わっていなかった…。 ひとりぼっちを笑うな (角川oneテーマ21) 作者: 蛭子能収 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2014/08/18 メディア: 新書 この商品を含むブログ (12件) を見る 人の葬式で笑ってしまう…

大阪桐蔭と金足農業の違いを考えていたら「スポーツっていいな」って結論になった話

※フリー素材 大阪桐蔭高校が史上初の2度目の春夏連覇を成し遂げて終わった、100回目の夏の高校野球である。当方は、10代の勇姿をエアコンのキンキンに効いた部屋で観戦していた30代であるが。 決勝のカードが決まってから、いや、個人的な観測ではもっと前か…

「会話のワンツーパス」を求めてくる人ってなんなの?

「会話のワンツーパス」を求めてくるやつがウゼーという話で、最近友だちと盛り上がった。 例えば、AさんとBさんが雑談していたとする。Aさんが「最近、サモ・ハン・キンポーに興味があるんですよー」と話す。対するBさんは、実はサモ・ハン・キンポーに超詳…

【書評】(当時の)スター批評家二人が考える「批評の意味って何?」 東浩紀×大塚英志『リアルのゆくえ』

リアルのゆくえ──おたく オタクはどう生きるか (講談社現代新書) 作者: 東浩紀,大塚英志 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2008/08/19 メディア: 新書 購入: 21人 クリック: 403回 この商品を含むブログ (180件) を見る 新旧のおたく/オタク批評家の中でい…

【書評】「ブス」はいかにして生きるべきか 漫画家×哲学者がガチ対談『不美人論』

不美人論 作者: 藤野美奈子,西研 出版社/メーカー: 径書房 発売日: 2004/03/01 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 17回 この商品を含むブログ (24件) を見る 女の眼前には生まれたときから、二つの「道」が横たわっている。美人の道とブスの道である。ど…

【書評】セックスエリート気取りの金融×学系男子は加藤鷹著『エリートセックス』を読んで恥じて、そして逝け!

エリートセックス (幻冬舎新書) 作者: 加藤鷹 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2007/05/30 メディア: 新書 購入: 23人 クリック: 111回 この商品を含むブログ (51件) を見る 6000人である。年間の自殺者の数ではない。我らがザ・セックス・マスター、AV男優…