いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ほのめかしツイートに関する私見

10月最後の日曜日、いかがお過ごしですか? ここ数年、日本の10月末あたりが年々慌ただしくなっているのを皆さんはお気づきだろうか。今日はハロウィンである。 考えてみれば、東京ディズニーリゾートがハロウィンに合わせて特別な催し物ものを始めたのもこ…

みうらじゅんが唐突に「いいこと」書きはじめるからこまる

先ごろ経営破たんした理論社から出ているみうらじゅんの『正しい保健体育』という本を読んでいた。 冒頭でいきなりWHO憲章を引用した上で「意味が分からないですね」とバッサリ切り捨てることから始まるこの本は、みうらじゅんが新たに「正しい保健体育」を…

女のかぶる「姥皮」という問題

最近読んだ中村うさぎのエッセイ、『「イタい女」の作られ方』の中で、「女の世界」で生き抜くための処世術として女たちが被る「姥皮」の話を紹介している。「イタい女」の作られ方―自意識過剰の姥皮地獄 (集英社文庫)作者: 中村うさぎ出版社/メーカー: 集英…

「面白い体験」は「面白い話」ではない 〜お笑いオセロの法則試論〜

つい先日、お笑いについて語ること自戒していたのに、またこういうことを書いてしまう。いや、今回は笑いというよりも、ユーモアだということでどうかお許しを。 先ほど、堂々たるスカルプD一社提供のバラエティ番組『芸人報道』が放送されていた。今回は特…

究極の<オッサン>を目撃した

<オッサン>というのはどうやって定義できるだろうか、とオッサン予備軍である者として考えることがある。どうなってしまえばオッサンになってしまうのか。いろいろな定義があるだろう。枕からお父さんの臭いが出始めただの、飲食店での出されたおしぼりで…

お笑いの即興性と計画性の間に横たわるジレンマ

お笑いを、しかも一介の視聴者がネットで語ることほど愚かなことはないということを基本的な生きる指針としながらも、やはり一年に一度や二度は「こじらせてしまう」ことが今でもあり、今日のこの文章もその「病態」であると思っていただきたい。今回こじら…

難波功士『創刊の社会史』

創刊の社会史 (ちくま新書)作者: 難波功士出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/01メディア: 新書購入: 4人 クリック: 13回この商品を含むブログ (39件) を見る 目次 はじめに 第1章 それは「山師」である。 第2章 それは「柳の下」である。 第3章 それ…

言葉があるとないとでは「現実」がちがう

「赤ちゃんがいるんですから!」は現代最強の「殺し文句」になりつつあるが、そんな他責的な言葉にこんなのもあるらしい。 スメルハラスメントという言葉をご存知だろうか。モラスハラスメント、セクシャルハラスメント、パワーハラスメント・・・、様々なハ…

陰謀論に弱い人たち

最近日中関係の議論が熱くなっているが、そんな中、とあるtogetterで陰謀論が展開されていた。その話はその方面の情報に通じている人のもので、なるほど納得できるところもあるし、ソースも確かなものなのだろう。だが、その一方でその話を聞いていた側、ま…