いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

tudaるのに適した会合と、適さない会合

ちょっと前に「tudaる、俺は好かんな」ということを書いた。 あのときは、自分で言うのもなんだが初めて遭遇した未知なるものへの懐疑からか、少々ヒステリックであったきらいがある。例えるならそれは、大金持ちの令嬢が屋敷に忍び込んだイケメン怪盗にいき…

教養主義者の憂鬱と、そのとりあえずの処方箋

突然だが、世界は教養主義者と教養主義でない人に二分される。この教養とは、いったいなんなのだろうか。大辞泉の「教養」の項には次のようにある。 1 学問、幅広い知識、精神の修養などを通して得られる創造的活力や心の豊かさ、物事に対する理解力。また…

「いじめられっ子は想像力豊か」という言説についての注釈

大人になって大成したタレントやクリエイター、アーティストがテレビなんかで、子供の頃はよくいじめられていたというようなことを言うのを、よく聞く。そういう人は、大人になって急に才能が開花したというよりも、学校という村社会の中にいた子供の頃から…

国母擁護派とアンチが共有しているもの

もはや話題としては腐りかけていますが、備忘録的に書き殴っていきます。 国母クンの例の一件は、第一弾「服装の乱れ事変」で種火がつき、第二弾「反省してま〜すの乱」で絶賛炎上中になったというところでしょうか。おおよそ彼に対して厳しい見解を示す人は…

ヤンキーがもてはやされているのは「わかりやすく恐い」からだろ

北仲スクールの公開講座もあと一回になりました。過去5回はいつもイスが足りなくなるほどの盛況ぶりで、ほっと胸をなで下ろしておる主催者一味の一人です。今週水曜7時からの最終回は、メンズナックルの編集長さんとモデルさんがいらっしゃいます。ぜひぜひ…

どんなに持ち上げても作品を殺すことに荷担する批評

後悔した。やはり醜い。スノッブとはこいつのことを言う。何が醜いかというと、モテキの作者がただ見栄えをよくするためだけに楽曲タイトルを引用する態度とその引用元がわかることに喜んでしまうという読者との共存関係だ。(・・・) この引用は作品のクオ…

アメリカの自前で盛り上がれる能力

昨夜もぼーっとスーパーボールを見ていたのだけれど、あれだね。アメリカ人って自前で勝手に盛り上がる能力が高いと思う。 今年のスーパーボールは設立以来初進出したニューオリンズセインツと、前々年度覇者コルツという顔合わせ。当然っちゃあ当然だけれど…

聞いてるけど「理解してない」人っているよね

先日あるシンポジウムを聞きに行き、そのときに感じたことが今日のタイトルなのだけれど、そこで起こったことを一言一句、個別具体的な名称までバシッと明らかにして書くのはさすがにまずいなということで、ぼかしぼかしそのとき起こったことを綴ります。こ…

心・技・体という制度について

朝青龍が「不祥事」を起こした後で、バカの一つ覚えのように何かと繰り返されるようになったのが、この「心・技・体」という言葉だ。しかし、彼に対するバッシングが激しくなっていくにつれ、どうもこの「心・技・体」が今まで角界の「セルフマネジメントシ…

ラサール石井『笑いの現場』

笑いの現場―ひょうきん族前夜からM‐1まで (角川SSC新書)作者: ラサール石井出版社/メーカー: 角川SSコミュニケーションズ発売日: 2008/02/08メディア: 新書購入: 5人 クリック: 145回この商品を含むブログ (45件) を見るラサール石井といえば、僕の中では一…