いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

貧乏覚悟もできていない人文系院生

僕はまだ、博士でなく修士ではあるが、固唾をのんで読んでしまった。「博士に行ったら就職難」どころか「大学進学=貧乏覚悟」の芸術系 - Ohnoblog 2 別に不幸自慢で張り合うつもりはないんだけども、人文系大学院生の僕も、芸術系の大学生に負けず劣らずヤ…

睾丸が見えるか見えないかの限界ギリギリに挑戦しているような半ズボンを母親に穿かされ、それでなくてもまるまると太って飛びきりキュートな小学生だった僕は、自分がロリコン変態野郎(もしくは女)の向ける淫らな視線の餌食になっている、という根拠なき…

例えばフランス革命を考えてみよう。永久不変に栄華を保ち続けると思えわれたブルボン王朝は、バスティーユ陥落を皮切りに失墜し、終には国王ルイ16世のギロチン処刑をもって、その歴史に幕を閉じた。 しかしである。歴史はそのように、決定的なできごとの点…

女装する女

女装する女 (新潮新書)作者: 湯山玲子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/12/01メディア: 新書購入: 9人 クリック: 192回この商品を含むブログ (53件) を見る かつて、シモーヌ・ド・ボーヴォワールは「人は女に生まれるのではない。女になるのだ」と高ら…

いつから日本人は大晦日に殴り合うようになったのか

もはや時代遅れ感のある年末年始の格闘技の話。 大晦日のDynamite!!と四日の「戦極の乱」では、中量級の「打撃対寝技」の頂上決戦ともいえるカードが繰り広げられ、エディ・アルバレスからは青木真也が、五味隆典からは北岡悟が、両試合とも打撃の雄を寝技の…

死んだ人を悪く言うもんじゃない

死んだ人を悪く言うもんじゃない、という思想(?)みたいなもんがあるが、あれの真意ってなんだろうか。いや、真意というか、そもそも誰が始めに言い出したのだろうか。死人に口なしというように、もはや反論もできない人間のことを言るのは可哀想だから言…

物語の役割とその副作用

物語の役割 (ちくまプリマー新書)作者: 小川洋子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/02/01メディア: 新書購入: 2人 クリック: 28回この商品を含むブログ (71件) を見る『博士の愛した数式』などで知られる作家小川洋子の新書を読了。本書はもともと異な…

朝生

昨日の朝まで生テレビ。ネタとしては楽しめるし、今回は小川仁志という発掘があったからいいものの、議論自体は相変わらずあまり生産的なものではなかった気がする。あんま印象論で言っちゃまずいんだろうが。どうも、みな同じ地平に立っているようで、実は…

大掃除考

実家に帰って、大掃除という名目でガラクタにうずもれた自分の部屋をかき回す。 他人からすれば、もはや「ミニミニ平和島」にしか見えない六畳あまりの床。CDやMD、マンガが積み上げられることで形作られた山々。 僕の掃除が人一倍時間がかかり、かつそんな…