いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

賢者タイムの名称を「射精後うつ」に変えるべきたった2つの理由

男性の射精後の虚脱感をあらわす語としては、日本のネットでは「賢者タイム」という名称でおちついたところがある。 だが、この名称には重大な欠陥があることに最近気がついた。 というのも、このような記事を読んだのだ。 ●その2:賢者タイムって?「よく雑…

【映画評】デ・パルマチックな恋愛サスペンスーーホワイト・ライズ(原題:Wicker Park)

ホワイト・ライズ [DVD]出版社/メーカー: 日本ヘラルド映画(PCH)発売日: 2005/05/18メディア: DVD クリック: 7回この商品を含むブログ (39件) を見るジョシュ・ハートネット主演のラブサスペンス(?)。 2年前に突如いなくなった恋人リサがいまでも忘れられ…

【書評】本当の問題は“自己否定感”の欠如、では?――自分を愛する力/乙武洋匡

自分を愛する力 (講談社現代新書)作者: 乙武洋匡出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/03/15メディア: 新書この商品を含むブログ (18件) を見る大ベストセラー『五体不満足』で世に出て、近年ではTwitterなどで自身ももつ障害について活発な議論を繰り広げて…

【書評】1995年/速水健朗

1995年 (ちくま新書)作者: 速水健朗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2013/11/07メディア: 新書この商品を含むブログ (74件) を見る時代の転換点としてよくとりあげられる1995年を、「政治」「経済」「国際情勢」「テクノロジー」「消費・文化」「事件・メ…

テレ朝社員の不祥事から考える"謝罪の価値"

テレ朝の社員が、制作費を着服していたことがわかった。 http://sankei.jp.msn.com/smp/entertainments/news/131120/ent13112017030007-s.htm03年から今年にかけ、制作会社らに架空の業務代金を請求させるなどして、約1億4100万円を着服していたという。 こ…

【映画評】男同士の性愛について考えさせる「恋するリヴェラーチェ」

実在するピアニスト・リヴェラーチェの晩年を描いた伝記的映画。 リヴェラーチェをマイケル・ダグラスが、その恋人の青年スコットをマッド・デイモンが演じる。くそどうでもいいが、どちらもイニシャルがMD。リヴェラーチェのショーに魅了されたスコットは、…

とある青年の自爆テロまでの1日を描く映画「パラダイス・ナウ」

パラダイス・ナウ [DVD]出版社/メーカー: アップリンク発売日: 2007/12/07メディア: DVD クリック: 72回この商品を含むブログ (41件) を見るイスラエルによる圧政に苦しむパレスチナ人の視点から、自爆テロを描いた作品。 まず、このさっぱり感がすごい。そ…

【書評】ものを書く人全てをギクっとさせる百田直樹「夢を売る男」

梅田望夫が約10年前に総表現社会を宣言した。彼の宣言どおり、今やプロアマを問わず多くの人がネット上でなんらかの「表現」をしている。しかし、我々がひとつ予期していなかったのは、「表現をしたい人」が「表現を受けたい人(読み手、鑑賞者)」より潜在…

「天使すぎる」橋本環奈ちゃんに夏帆ルートを歩ませてはならない(戒め)

数日前からニュースサイトにも取り上げられはじめていたが。 “天使すぎる”橋本環奈に騒然、福岡のアイドルグループメンバー。 | Narinari.com http://m.mantan-web.jp/article.php?d=20131107&k=20131107dog00m200027000c 【エンタがビタミン♪】話題のアイド…

【書評】百田直樹の作家的な資質が端的にわかる『風の中のマリア』

昨日たまたまこういうまとめスレを読んで。 http://alfalfalfa.com/archives/6917958.html実際のところ、10倍大きくなると呼吸器官などの問題で生きていけないという説もあるが、それはおいておいて、10倍になった昆虫に勝てそうにないなぁと思わされるのは…

【映画評】遭難者/女っ気なし

フランス人男性について、人はどういうイメージをもつのだろう。ぼくの中では、四六時中女の尻をおっかけ、隙さえあればジュテームジュテームシルブプレとやってるイメージなのだろうが、どうだろうか。連作となるこの2作は、そうした仏男性のイメージと一線…

【映画評】ホモソーシャりたいときにうってつけな一本「2ガンズ」

この予告編のこれ見よがしなバディムーヴィー感に惹かれて観に行った。原題はそのまま「2GUNS」 主演は、ちかごろすっかりずる賢いワルが板についてきたデンゼツ・ワシントンと、「TED」みたいなのより脛に傷を持つ役が何とも似合うマーク・ウォルバーグの2…

【映画評】障害者が連続殺人鬼を演じる「おそいひと」

おそいひと [DVD]出版社/メーカー: トランスフォーマー発売日: 2010/04/02メディア: DVD購入: 1人 クリック: 29回この商品を含むブログ (20件) を見る 内容(「キネマ旬報社」データベースより) 重度の脳性麻痺を持つ住田雅清が本名で主演し、障害者が殺人…

イケメンもキモメンも察することを強要されるこの恐ろしい世界

Twitterのタイムラインにこんな記事が流れてきた。 <問1>あなたは、平均時速30キロで走る車に乗って、とある女子とのデートの待ち合わせに向かっている。その途中、相手の子から受信したメッセージに答えよ。女子「雨ふってきた (>_<ヒント> 女子「今日…

【映画評】レポゼッション・メン

ジュード・ロウ主演、フォレスト・ウィテカー助演による近未来SF。 経済が破綻した世界で、人工臓器サービスの利用料の滞納者から臓器を回収する回収屋(レポメン)の男たちの姿を描く。自分で説明してて改めてなんだこりゃって思うし、実際観ててもなんだこ…