いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

2013-01-01から1年間の記事一覧

今年観た映画ランキング

やべぇ、2013年が、終わっちまう。 ということで、今年のオレの映画ランキング発表のお時間です。昨年から大幅にスケールダウンしてお送りしていきます。 1位 地獄でなぜ悪い 2位 シュガーラッシュ 3位 LOOPER/ルーパー 4位 ゼロ・グラビティ 5位 アイアンマ…

わかる人にはわかる「リアル空中リプ」を送られる辛さ

世の中には、「リアル空中リプ」という行為がある。これをされるのがぼくは本当に辛い。できれば二度と味わいたくない。しかしその対処法が未だわかっていないのである。 そのまえに、まず空中リプを簡単に説明しておこう。空中リプとは、主にTwitter上で相…

高齢童貞必見!! 非童貞偽装の超簡単な方法

2013年がもうすぐ終わろうとしているが、今年も童貞戦線に異常なしという男性諸君が少なからずいるのではないだろうか。 飲食店業界では食品偽装が相次いで発覚した今年だが、今日はぼくからのクリスマスプレゼントとして、諸君に手軽で簡単な「非童貞偽装」…

「壁ドン」が「壁ドン」に取って代わられた日

昨日、衝撃的な事実を知った。 「壁ドン」が若者の間でブームに - ライブドアニュース壁ドンで胸キュン?は??と思いながら記事を開いてみると、冒頭からこれである。 壁を背にして立ち、異性に迫られる恋愛のシチュエーションが「壁ドン」と呼ばれ、若者た…

茂木健一郎の歌が頭から離れない

なんかもう猪瀬辞任で吹っ飛んだ感じもするんだけれど、一応取り上げてあげたほうがいいと思う。 http://www.youtube.com/watch?v=e_FiNkyCYwQ:Movie マスコミに告発を黙殺されたミスコン女性の窮状に、義憤にかられ立ち上がった茂木先生の渾身の歌唱である…

【映画評】殺人の追憶

殺人の追憶 [DVD]出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント発売日: 2006/06/23メディア: DVD購入: 3人 クリック: 90回この商品を含むブログ (161件) を見る韓国の監督ポン・ジュノによるサスペンス映画。 同国のある村で起きた連続婦女暴行殺人…

【映画評】映画「イグジステンズ」が教えてくれる有機物のキモさ

イグジステンズ [DVD]出版社/メーカー: ギャガ発売日: 2007/07/06メディア: DVD クリック: 12回この商品を含むブログ (19件) を見る新作ゲーム「イグジステンズ」の発表イベントの会場で、天才ゲームデザイナーのアレグラ(ジェニファー・ジェイソン・リー)…

【書評】格付けしあう女たち/白河桃子

(010)格付けしあう女たち (ポプラ新書)作者: 白河桃子出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2013/11/05メディア: 新書この商品を含むブログ (8件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 「八千円のランチに行けるか、行けないか」で「ママカースト」が決ま…

【映画評】攻殻機動隊 ARISE Border:2の感想と少々の小言をゴニョゴニョ

Border:1に続き、劇場で観てきた。 カルディスタン戦での軍事作戦において、保護難民の虐殺を指揮した罪でのソガ大佐の戦争裁判の判決が下されようとしていた。一方その前日、公安局で全システムが約1.8秒ダウンし、その間にロジコマ1機が何者かのハッキング…

忘年会の季節だから言いたい「お酒は量でなく”時間”」

故伊丹十三に『女たちよ!』という名エッセイ集がある。女たちよ! (新潮文庫)作者: 伊丹十三出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/03/02メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 29回この商品を含むブログ (96件) を見る酒、恋愛観、車、食事、海外文化と、ありと…

今回の件で亀田大毅が叩かれるのは理不尽すぎる件

3日のWBA・IBFスーパーフライ級王座統一戦に臨んだ亀田大毅が、敗戦したにもかかわらずタイトルを保持することが決まり、物議を醸している。 大毅負けても防衛…お粗末な運営 - ライブドアニュース TBSの中継が亀田の「王座陥落」を伝えて終了した翌4日、IBF…

【映画評】わかりやすくて、おもしろいことの尊さーー映画「かぐや姫の物語」

観ますた。 いやぁ、わかりやすく、ふつうにおもしろかった。 興収も好調らしい。 それもわかる。だってわかりやすくて、ふつうにおもしろいもん。 この映画の「わかりやすい」の対照的な例は、同じく今年公開された宮崎駿監督の『風立ちぬ』だ。 あの映画に…

流行語大賞から考える賞の「権威」

昨日2日に今年の流行語大賞が発表され、ノミネート50語の中から、有力視された4語が同時受賞した。 2013ユーキャン新語・流行語大賞が2日、都内で発表され、大賞は史上初の4者同時受賞となった。 大賞に選ばれたのは「今でしょ!」「じぇじぇじぇ」「…

【映画評】英雄の勇敢さを煽りすぎない地に足のついた映画「キャプテン・フィリップス」

http://m.youtube.com/watch?v=zc2wo5xytxc&desktop_uri=%2Fwatch%3Fv%3Dzc2wo5xytxc:Movie 2009年にアメリカの貨物船がソマリア沖で海賊に襲撃を受けた事件の顛末を描いた伝記的映画。主人公の船長フィリップスを演じるのはトム・ハンクス。冒頭、新たな航…

賢者タイムの名称を「射精後うつ」に変えるべきたった2つの理由

男性の射精後の虚脱感をあらわす語としては、日本のネットでは「賢者タイム」という名称でおちついたところがある。 だが、この名称には重大な欠陥があることに最近気がついた。 というのも、このような記事を読んだのだ。 ●その2:賢者タイムって?「よく雑…

【映画評】デ・パルマチックな恋愛サスペンスーーホワイト・ライズ(原題:Wicker Park)

ホワイト・ライズ [DVD]出版社/メーカー: 日本ヘラルド映画(PCH)発売日: 2005/05/18メディア: DVD クリック: 7回この商品を含むブログ (39件) を見るジョシュ・ハートネット主演のラブサスペンス(?)。 2年前に突如いなくなった恋人リサがいまでも忘れられ…

【書評】本当の問題は“自己否定感”の欠如、では?――自分を愛する力/乙武洋匡

自分を愛する力 (講談社現代新書)作者: 乙武洋匡出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/03/15メディア: 新書この商品を含むブログ (18件) を見る大ベストセラー『五体不満足』で世に出て、近年ではTwitterなどで自身ももつ障害について活発な議論を繰り広げて…

【書評】1995年/速水健朗

1995年 (ちくま新書)作者: 速水健朗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2013/11/07メディア: 新書この商品を含むブログ (74件) を見る時代の転換点としてよくとりあげられる1995年を、「政治」「経済」「国際情勢」「テクノロジー」「消費・文化」「事件・メ…

テレ朝社員の不祥事から考える"謝罪の価値"

テレ朝の社員が、制作費を着服していたことがわかった。 http://sankei.jp.msn.com/smp/entertainments/news/131120/ent13112017030007-s.htm03年から今年にかけ、制作会社らに架空の業務代金を請求させるなどして、約1億4100万円を着服していたという。 こ…

【映画評】男同士の性愛について考えさせる「恋するリヴェラーチェ」

実在するピアニスト・リヴェラーチェの晩年を描いた伝記的映画。 リヴェラーチェをマイケル・ダグラスが、その恋人の青年スコットをマッド・デイモンが演じる。くそどうでもいいが、どちらもイニシャルがMD。リヴェラーチェのショーに魅了されたスコットは、…

とある青年の自爆テロまでの1日を描く映画「パラダイス・ナウ」

パラダイス・ナウ [DVD]出版社/メーカー: アップリンク発売日: 2007/12/07メディア: DVD クリック: 72回この商品を含むブログ (41件) を見るイスラエルによる圧政に苦しむパレスチナ人の視点から、自爆テロを描いた作品。 まず、このさっぱり感がすごい。そ…

【書評】ものを書く人全てをギクっとさせる百田直樹「夢を売る男」

梅田望夫が約10年前に総表現社会を宣言した。彼の宣言どおり、今やプロアマを問わず多くの人がネット上でなんらかの「表現」をしている。しかし、我々がひとつ予期していなかったのは、「表現をしたい人」が「表現を受けたい人(読み手、鑑賞者)」より潜在…

「天使すぎる」橋本環奈ちゃんに夏帆ルートを歩ませてはならない(戒め)

数日前からニュースサイトにも取り上げられはじめていたが。 “天使すぎる”橋本環奈に騒然、福岡のアイドルグループメンバー。 | Narinari.com http://m.mantan-web.jp/article.php?d=20131107&k=20131107dog00m200027000c 【エンタがビタミン♪】話題のアイド…

【書評】百田直樹の作家的な資質が端的にわかる『風の中のマリア』

昨日たまたまこういうまとめスレを読んで。 http://alfalfalfa.com/archives/6917958.html実際のところ、10倍大きくなると呼吸器官などの問題で生きていけないという説もあるが、それはおいておいて、10倍になった昆虫に勝てそうにないなぁと思わされるのは…

【映画評】遭難者/女っ気なし

フランス人男性について、人はどういうイメージをもつのだろう。ぼくの中では、四六時中女の尻をおっかけ、隙さえあればジュテームジュテームシルブプレとやってるイメージなのだろうが、どうだろうか。連作となるこの2作は、そうした仏男性のイメージと一線…

【映画評】ホモソーシャりたいときにうってつけな一本「2ガンズ」

この予告編のこれ見よがしなバディムーヴィー感に惹かれて観に行った。原題はそのまま「2GUNS」 主演は、ちかごろすっかりずる賢いワルが板についてきたデンゼツ・ワシントンと、「TED」みたいなのより脛に傷を持つ役が何とも似合うマーク・ウォルバーグの2…

【映画評】障害者が連続殺人鬼を演じる「おそいひと」

おそいひと [DVD]出版社/メーカー: トランスフォーマー発売日: 2010/04/02メディア: DVD購入: 1人 クリック: 29回この商品を含むブログ (20件) を見る 内容(「キネマ旬報社」データベースより) 重度の脳性麻痺を持つ住田雅清が本名で主演し、障害者が殺人…

イケメンもキモメンも察することを強要されるこの恐ろしい世界

Twitterのタイムラインにこんな記事が流れてきた。 <問1>あなたは、平均時速30キロで走る車に乗って、とある女子とのデートの待ち合わせに向かっている。その途中、相手の子から受信したメッセージに答えよ。女子「雨ふってきた (>_<ヒント> 女子「今日…

【映画評】レポゼッション・メン

ジュード・ロウ主演、フォレスト・ウィテカー助演による近未来SF。 経済が破綻した世界で、人工臓器サービスの利用料の滞納者から臓器を回収する回収屋(レポメン)の男たちの姿を描く。自分で説明してて改めてなんだこりゃって思うし、実際観ててもなんだこ…

なぜアメリカは世界をスパイし続けるのか

元CIA職員が暴露したアメリカNSAの情報収集問題から、芋づる式に同盟国などでも同国が盗聴を行っていた疑惑が浮上し、問題になっている。 なぜアメリカは同盟国までスパイしつづけるのか。それを考える一助となるような映画『ワールド・オブ・ライズ』(原題…