いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

恋愛

「マッチングアプリに理想の男がいない」と嘆く婚活女子に観てほしい映画『ロン 僕のポンコツ・ボット』

前回のエントリーについてさまざまな意見をもらった。 一番多かったのは、「いや、初回ラーメンないだろ」「初対面がいきなりラーメン屋行って何の話ができるの?ゆっくりお話できる店じゃないでしょ…」「ゆっくり会話して相手を知ることが目的のデートに、…

ラーメン店と4℃が元で男を振ってしまう愚かなあなたへ

“初アポがラーメン店”を嫌悪する婚活女子たち 最近友達のネット偵察班から聞いたのだけど、「婚活女子の界隈ではラーメンアポがNG」という、暗黙のルールがあるらしい。見知った彼氏や夫に連れて行かれるのはありだけど、大事な婚活の初アポでラーメン店とは…

“カオとカネの交換”とノーマネーノースキルの俺たちへの福音

将来東大卒医者の妻ゾ ってTikTokで彼女がイキっとるの見て今すぐ別れようと決意した 別人かもしれんて3度見してもうたわ スカッとジャパンな上記のようなツイートがバズっていた。東大医学部の5回生らしいが、現在、鍵垢になっている。 以前にも、このブロ…

「男女の友情は存在するか?」がなぜ愚問なのか

神スイングのときから大ファン(かなりベタな導入)である稲村亜美ちゃんが直火で炙られる程度にはヤフコメで炎上していたので、今年初エントリーとして猛烈擁護フルスイングエントリーをしたためたいと思う。 「男女の友情は存在するのか?」という問いがあ…

「石原さとみの結婚相手は一般人であってはならぬ」という“大いなる意思”

石原さとみの配偶者について報じるネットメディアの一例 石原さとみに対してそんなに思い入れがないため、彼女の結婚のニュースを聞いた際にも「今年はサンマが高値 回遊少なく」みたいなニュースと同じで、「ふーん」ぐらいの感想だった。 そんな事はいいと…

女が話し始めるときの3つの口癖

女の人が話し始めるとき、「待って?」「聞いて?」「一個言っていい?」という口癖があると思う。 本当によく聞く印象がある。体感としては、100人中1億人ぐらいに言われる気がする。それぐらいよく聞く。 一方、男からこうした言い回しを聞くことはまずな…

【ほとんど『ザ・ノンフィクション』】荒れに荒れまくる『テラハ』最新回が暴いてしまったベール

動画配信サービス「Netflix」で配信中の人気リアリティーショーシリーズの最新シリーズ『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』が、急激に面白くなっているとぼくの中で話題だ。 普段は熱心な視聴者でなく、飛び飛びで観ているのだけど、先週配信された回は配信直…

クロちゃんに感じる人間に対する“誤解”

今週の『水曜日のダウンタウン』SPにて、自分がプロデュースしていたアイドル候補生のカエデちゃんに告白し、フラれた安田大サーカスのクロちゃん。大いに笑わせてもらった。 何がすごいって、彼はフラれたあとに「説得」を試みようとするのである。 「待っ…

『バチェラー』シーズン3、史上最も胸糞悪い!…けど一番おもしろかった!

Amazonプライム・ビデオ で配信されている『バチェラー・ジャパン』シーズン3の“結末”が物議を醸している…というか、「胸糞悪すぎる!」とクソミソに叩かれている。 「胸糞悪い」という感情は分かるのだが、一方でシーズン1、2ともに観たぼくに言わせれば、…

山ちゃん結婚から考える「ぼくらは勝手に幸せになってしまう問題」

2日続けて同じ男をテーマにするのは初めてかもしれない。書きたいことが多すぎるのだ。ということで山ちゃんである。 山ちゃんが逃げ続けていたもの 先週のこの日、山ちゃんは結婚会見を開くとともに、深夜ラジオで結婚を生報告していた。放送は意外なほど和…

山ちゃん結婚で手のひらを返した人たちに捧げる映画『ビッグショット・ダディ』

ビッグショット・ダディ メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る もう1週間が経とうとしているが、南海キャンディーズ山里と女優の蒼井優が結婚したことは衝撃的だった。 SNS上が驚きと祝福コメントであふれかえったが、その一部に違和感を覚える…

美人であろうとブスであろうと イケメンであろうとブサイクであろうと

この間、友だちたちとゴマキの不倫について話していた。当時独身だったゴマキが、相手と出会ったのがネトゲだったらしいのだが、そのときの話で、顔の見えない相手を好きになり、そのあといざ会って顔を知ったあとも好きであり続けられるのかということが話…

田中圭が『けもなれ』で演じる男の現代的な“怖さ”について

最近、会う人会う人とドラマ『獣になれない私たち』(日本テレビ系)の話になるのだけれど、そこでたびたび「田中圭が怖い」という話になる。正確には、「田中圭がよくやっていそうな役柄」のことであり、実際のところは「田中“系”」になるのだが。 『けもな…

【男性注意】「黙って俺についてこい系人材」、致死レベルでウケが悪い

特に記事とは関係ない渋谷スクランブル交差点の様子(7/8)。暑いんだよバカやろう。 先日、ランチで数人とガールズトークしたときにひしひしと感じたのは、仕事でもプライベートでも「昭和のお父さん系人材」や「黙って俺についてこい系人材」はかなりウケ…

「友達だと思ってたのに」とフラれる誠実なミッキー■ウスたちへの処方箋

今日こういうツイートを見た。 「モテる男性は下心を小出しにするので3回目のデートで告白しても驚かれずスムーズに付き合える」「誠実な男性は下心をひた隠しにするので、ずっと友達友達…→実は好き!の流れで相手を驚かせ、伝家の宝刀『友達だと思ってたのに』…

日本語「好き」の守備範囲が広すぎて暴走する問題について

映画の字幕において「I like 〇〇〇」が出てくると、訳者の腕の見せ所だ。 例えば、フルCGアニメの映画「ペット」において。最初はいがみ合っていた小型犬のマックスと大型犬のデュークが意気投合するシーン。 デュークが、マックスについて「I like him!」…

#恋愛マニュアル の功罪

こないだヒカリエでランチしたときに話したことなんですが(こういう書き出しの恋愛ブロガーに生まれたかった)。 そこで男女の会食の際の支払いが話題になった。 1円単位で割り勘にする男ってダサいよねーとか、でもこれって結局個人の感じ方とか時と場合に…

どうしてぼくたちは平和に別れることができないのか

ちかごろ有名人一般人を問わず、別れた男にされたことや怒りをブログや動画を通して暴露するのが女性の間でトレンドになっているようです。一度投稿されたら、二度と削除することができないこのネット社会。一度は愛し合ったふたりなのにどうしてそんなこと…

「タラレバ娘」最終回を前に読んでおきたい「おんなのいえ」

全国の独身アラサー女子を阿鼻叫喚に落としいれた「東京タラレバ娘」が、ついに今月25日発売の雑誌において連載終了となるそうです。4月13日(木)発売の「東京タラレバ娘」最新刊8巻のカバーがあがってきました!Kiss本誌での連載は4月25日発売の号で…

【書評】愛がなんだ/角田光代

愛がなんだ (角川文庫)作者: 角田光代,角川書店装丁室出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2006/02/24メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 29回この商品を含むブログ (109件) を見るせつねえ…。せつねーよ…。 角田光代の小説『愛がなんだ』は、決して振り向いて…

「いきなり結婚」で価値下落する恋愛はただの「趣味」になっていく?

先週放送されていたNHK総合「クローズアップ現代」の「恋人いらないってホント?出現!“いきなり結婚族”」という特集が、一部で話題になっています。内容は、「契約結婚」を題材にしてヒットしているTBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」を議論のきっかけと…

【書評】恋愛3次元デビュー ~30歳オタク漫画家、結婚への道。~

恋愛3次元デビュー ~30歳オタク漫画家、結婚への道。~作者: カザマアヤミ出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2014/05/21メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (15件) を見る交際経験ゼロから一気に結婚までもっていった少女漫画家の自伝(?)…

男と女の「好き」レート問題

「日本の男は愛情表現が乏しい」「下手」という言葉をよく聞きます。「乏しい」「下手」と感じられてしまうのは、海外との文化のちがいともう一つ、性差もあるのではないか。そんな面白い仮説を、女友達から聞きました。実は日本の男性にとって「好き」とい…

【モテ男子必見】嬉しくない女性の好意を圧倒的スピードで失う方法

拙ブログの男性読者諸君のことですから、毎日女性からのお誘いが引く手あまたでしょう。しかし、ときにはタイプでない女性からの粘り強いお誘いに困惑されることもあると思います。今日はそういうときのために、相手の好意をあっという間に消失させることの…

「ハチクロ」山田ちゃんから考える「モテる」ってなんだろう

最近、ようやく羽海野チカ「ハチミツとクローバー」(全10巻)を読み終えました。美大という狭い社会を舞台に、若者たち(とおじさんおばさん少し)の恋心が乱反射してわけわからんことになっいる、言わずと知れたラブコメです。ハチミツとクローバー コミッ…

童貞の一番搾りが味わえるマンガ「I"s」(アイズ)を刮目せよ

最近、TSUTAYAのレンタルマンガにハマっておりまして、その中で「I"s」(アイズ)を読み返しています。I”s完全版 01 (ヤングジャンプコミックス)作者: 桂正和出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/12/19メディア: コミック購入: 4人 クリック: 127回この商品…

「東京タラレバ娘」が描く"自由恋愛"の怖さ

東京タラレバ娘(1) (Kissコミックス)作者: 東村アキコ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/09/26メディア: Kindle版この商品を含むブログ (15件) を見る 東村アキコのマンガ『東京タラレバ娘』は、彼女の作品特有のテンポのよさ、比喩表現、ギャグセ…

恋愛工学に対して女はいかに振る舞うべきなのか

ぼくは愛を証明しようと思う。作者: 藤沢数希出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2015/06/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見る 話題のキショ、もとい奇書を読んでみた。著名ブログ「金融日誌」の著者である藤沢数希による小説である。本書は、…

「顔面コンプ」で連帯しようとするのはクソだと思った話

これはある女の子から聞いた話。その子がかつて、彼氏と付き合いたてのころに東京ディズニーシーに行ったときだ。知っている人は知っているが、シーはランドよりも少しムーディーな雰囲気が漂い、カップル率も高い。夕方くらいになれば、周囲でチュパチュパ…

月9のヒロインが言いそうな「恋も仕事も」っていうアレ

さっき飯作っているときにふと思い浮かんだ疑問なので、どうでもいいと思ったら読み流してもらっていいのだけれど。「恋も仕事も」みたいな言い方がある。「恋も仕事も充実」とか「恋も仕事も大忙し」とか「恋も仕事もうまくいく」とか言うあれだ。月9のヒロ…