いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

月9のヒロインが言いそうな「恋も仕事も」っていうアレ

さっき飯作っているときにふと思い浮かんだ疑問なので、どうでもいいと思ったら読み流してもらっていいのだけれど。

「恋も仕事も」みたいな言い方がある。「恋も仕事も充実」とか「恋も仕事も大忙し」とか「恋も仕事もうまくいく」とか言うあれだ。月9のヒロインが言ってそうなあれだ。んな表現つかわねーよという女性も、まあとりあえず読み進めてみてくれ。

牛肉を焼いているときにふと思ったのは、ここでいう「恋」とは、はたして両思いのことなのか、片思いのことなのか、ということ。

どうもどちらにも使えるようで、両思いで現に付き合っている相手がいる場合に使うことがあれば、反対に片思いだけれど意中の人がいる場合でも使うことがあるようだ。


ところが、ここにはジェンダー差がありそうだ。男の方をかえりみてみると、この「恋も仕事も」との表現はなかなか縁遠い言い回しなのである。ただし、それはこの「恋も仕事も」という表現がスイーツ脳()だとか、そういう理由ではない気がする。

そうではなく、これは「恋」という"枠線の引き方"の問題だ。
おそらく男の人は女の人に比べて(相手と)「付き合っている/いない」の二分法に非常に固執するのである。相手が恋人かどうかがまず先にあるから、女性のように「恋」と漠然とくくる習慣がないのである。

反対に、女の人は男の人に比べて「付き合っている/いない」の区別が曖昧な気がする。それよりもどちらかというと、その恋が「上手くいっているかどうか」に、いわば「質」の方にプライオリティが向いている気がするのである。

これは、以前書いた「恋愛福袋理論」と符合する。男は福袋の中身という結果がついてこないとがっかりするが、女性は結果が残念なものに終わっても、それまでのプロセスを楽しんでいるのである。これはジェンダー差がある気がする。

たぶん男の人の中では「付き合っている/付き合っていない」の線引きが重要で、なおかつそれらは「私生活」というもっと大きな枠線内の中のワンオブゼムに取り込まれている。

ということで、プルコギ風の牛肉が焼きあがったので遅い夕飯をとることにする。ではまた。