いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

続編はなぜ、失敗するのか

今テニスのウインブルドンが行われていて、NHKの深夜の放送を見たり見なかったりするのだが、女子のウィリアム姉妹である。 いきなり女性の顔の話で恐縮だが、初めて姉妹を見たときに僕は、姉ビーナスのほうがきれいだと思っていた。しかし今では、妹のセリ…

暑がりと寒がり、面白がりとつまらながり

二、三週間前だろうか、気温が25℃の近辺を行き来していたころ、「最近暑いね」という言葉を頻繁に聞いた。 いや、地球というのが太陽の周りを地軸を傾けたまま公転している以上、北半球にある日本が北半球が太陽と面と向かった時期に暑くなるのは、それはそ…

それは今すぐ、結論をださなければならないことなのか

http://anond.hatelabo.jp/20090623012906 増田にしては、中々長い文章。あっちにいったりこっちに来たりする具合からみて、のっちへの思い入れが強い(強かった?)ことがわかる。 こういうファン心理、僕はあまりよく分からなくて、実生活の人物と「タレン…

東国原の言葉はそのまんま受け取った方がよい

自民党の古賀選挙対策委員長は23日、宮崎県庁に東国原英夫知事を訪ね、次期衆院選に同党公認での出馬を要請、知事は選挙後の党総裁就任を条件に掲げ、話し合いはつかなかった。 「知事の情熱、今の自民党にない新しいエネルギーがほしい」と口説く古賀氏に…

さぁ!俺の代わりに愉しんでくれっ!!

ネットを巡回していると、興味深い「噂」を目にした。 約16年ぶりにあるロックバンドが復活した。そのロックバンドのライブDVDが先日発売されたのだが、ある通販サイトの書き込みに面白いことが書かれてあったのだ。その書き込みによれば、そのライブの客席…

入門書は安くなければならない、難解な本は高くなければならない

本を粗末に扱っちゃいけませんというママの子どもの頃からの言いつけが血肉化しているため、未だに本をぞんざいには扱えない僕なのだけれど、これはさすがに壁に叩きつけていいでしょママ?、という衝動が起こってしまう本と、最近出くわした。最近出た、あ…

恋愛“弱者”、なのか?

所詮この世は色と金、ではないが、恋愛論というのはいつの世も盛んである。 僕もそういう営みには目がないのだが、だいぶ前、未だかつて自分に恋人がいなかったころに、それがずばり「なぜか?」と問うたことがある。顔の美醜や社会的ステータスの有無を度外…

大学というサファリパーク―その外は野生の王国

エイジフリーというのをご存じだろうか。エイジフリー、このようにカタカナで書くと分かりにくいが、「age free」と書くと判然とする。age=年齢、free=からの自由、という意味で、年齢による差別や偏見をなくそうという運動を意味する。具体的には、雇用と…

解放の距離―そう考えると、勝間和代も益若つばさもちがいはしない

前の日記。フェミニズム、というかその他具体的な抑圧からの「解放」の運動全般について、前々から構造論的な問題として言いたいと思っていたことを、ついでながら書いておきたい。 解放というのを一元的にではなく、多層的に把握すべきだ。つまり解放とは、…

不可能なことほど羨ましい

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090610-00000002-president-bus_allこれを読んで、斎藤美奈子の初期の秀作を思い出した。妊娠小説 (ちくま文庫)作者: 斎藤美奈子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1997/06メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 30…

薬やめますか、人間やめますか、それともストリッパーになりますか?

元タレントの小向美奈子(24)が5日、ドタバタ劇の末に東京・浅草のストリップ劇場、浅草ロック座の25周年特別興行でゲスト出演した。半分以上が立ち見という超満員300人の視線が集まる中、最後は全裸になる演出で舞い踊った。 小向美奈子超満員ロッ…

秋葉原の事件について

9・11のとき、あなたは何をしていたか?10年近く経った今でも、僕はあのニュースを知ったとき自分がどこで何をしていたか、それを鮮明に覚えている。 あのテロについて興味深く思ってしまうのは、僕らがあれを語る際常に、「あのとき自分はどこで何をしていた…

それが、単なるめんどくさがりやで甘党のオナニストと呼べる可能性はないのか?

Expiredうーん。どうも、一時新人類のようにもてはやされた、草食系男子というのが僕はわからん。僕は恋愛にがつがつしていない若い男がいる、という事実を認めることにはやぶさかではない。僕の周りにも、彼女がいないし女性にがつがつ向かわない、というや…

「あなたの気持ち…わかるよ」の二面性

ほんとにテレビを視なくなった。視なくなったのだけれど、ただつけていると時折、僕の網膜に印象的なシーンが飛び込んでくるため、見入ってしまう。画面では、佐野史郎が娘役の子の元に歩み寄った。一言二言、言葉を交わしたあと少女が突如、ぽつり。「パパ…

「どのチャンネルを視るか」と「テレビをつけるか否か」は実はちがう(改題)

http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20090602/1243870343 この記事に対して、毎度のことながら賛否両論のブコメ模様。その中で少なからずある反応が、別にブクマは賛意じゃねーよ、という類のもの。ブクマ数と支持率とイコールでは結ばれているわけでないのだ…

いいたいことはわからんでもないが…

ぼくはお笑いが好きだし、ラーメンが好きだ。基本的に、それらの全部が好きだ。あのころみたいに、何も考えずに、ただゲラゲラズルズルとその快楽に身を任せられる日がきてほしい。普通に美味いラーメンを食べながら、普通に美味いと言えないぼくは、そんな…

古本を通して他者の欲望をも、読む

古本というものに目がない。ビンボーなので。で、僕の読むジャンルに偏りがあるのかもしれないが、古本を読んでいるとたまに、というか結構な頻度で文中に線が引かれているということがある。以前はそういうのを目にすると、「ったく、筆入れた本を売るなっ…