いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

2016-01-01から1年間の記事一覧

若者に可愛がられる「愉快で楽しいおじさん」のなり方

先日、Twitterでこういう投稿を見かけました。若い後輩を居酒屋に誘った所、嫌がる為「酒嫌いか?」と聞くと「居酒屋って四千円とか普通にかかりますよね。そんだけ払うなら、寿司やステーキや鰻みたいな高級なもの食えますよね?」私が若い頃は七千円位平気…

あのころ、ぼくの前を走っていためちゃイケ

このごろ、「めちゃ²イケてるッ!」に関する話題を読むのがとてもかなしい。視聴率が悪いとか、内容がつまらないとか、様々な角度から罵倒されているけれど、一番のかなしいのはそれらについて特に反感を覚えなくなってしまった自分、でしょうか。 一昨日、久…

この国に「子どもを産む義務」はありません

王様のレストラン DVD-BOX La Belle Equipe出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2003/09/03メディア: DVD購入: 4人 クリック: 189回この商品を含むブログ (113件) を見る女優の山口智子によるインタビューが話題になっています。以下はそのインタビュ…

【書評】神隠しと日本人/小松和彦

神隠しと日本人 (角川ソフィア文庫)作者: 小松和彦出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川学芸出版発売日: 2013/07/25メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る子どものころ、「神隠し」はテレビで見る怪奇番組の類のものでした。多くのそれは、今も戻らない…

イクメンからクソメンへ 渦中の議員がせめて語るべきこと

イクメンから急転直下、クソメンにまでその評価を爆下げしている例の国会議員が大変です。同じ国会議員の妻がいるにもかかわらず、あろうことか、彼女の出産直前に他の女性と密会していた、と報じられています。12日にも釈明会見があるとされていますが、個…

「家、ついて行ってイイですか?」団塊夫婦の回がまじでよかった件

最近ドハマりしているのが、テレビ東京系で土曜の深夜帯に放送している「家、ついて行ってイイですか?」です。この番組そのものの魅力を語るのは別の機会にあらためるとして、きょうは心の底から「夫婦っていいなあ」と思えた回を紹介したい。それは、今年1…

【映画評】ザ・ウォーク

本作「ザ・ウォーク」は、無名のフランス人綱渡り師(ワイヤーウォーカー)、フィリップ・プティを一躍有名とした実話を元にした映画です。ジョセフ・ゴードン=レヴィットが主人公、フィリップ・プティを演じる。フィリップは、パリで大道芸を生業に生きるか…

【映画評】デッド・オア・リベンジ

悲惨であり、痛快であり、観た後に自分の感情に怖くなってくる映画です。ジョージア(旧呼称グルジア)製作という日本では珍しい一作。始まりは、男女の恋愛感情のもつれをきっかけとしたイタズラでした。ところが、事態はあれよあれよという間に最悪の方向…

【映画評】ブラック・スキャンダル

70年代から90年代にかけて、実際に米ボストンで起きたFBI捜査官とギャングの癒着を描くクライム・サスペンス。ジョニーデップがギャングのボスを演じ、その弟をベネディクト・カンバーバッチ、幼なじみのFBI捜査官をジョエル・エドガートンが演じる。ボスト…

【映画評】ビューティー・インサイド

韓国の映画「ビューティー・インサイド」は、毎朝目を覚ますために姿が変わってしまう特異体質の男を主人公にしたラブファンタジー(?)映画です。姿が変わる都合上、主役を123人もの俳優が演じていることでも話題で、日本からは上野樹里が参加しています。…

【映画評】エージェント・ウルトラ

何をやってもダメな男、マイク。ロードサイドのコンビニ店員を務める彼唯一の救いは、脳内に書き溜めた妄想を嫌な顔せず聴いてくれる最愛な彼女だけだったのだが……。「グランド・イリュージョン」のジェシー・アイゼンバーグ、クリステン・スチュワート共演…

週刊文春の「少年ジャンプ」風ベッキー報道について

ベッキーとバンドマンの不倫疑惑について、きょう21日に週刊文春のスクープ第三弾(第一弾は不倫疑惑そのものの第一報、第二弾はバンドマンの妻の告白)が放たれました。目玉は、前々回の「卒論」と同様か、もしくはそれ以上にインパクトを与えている「セン…

例のただ前を向いて進む国民的アイドルグループについて考えたこと

なんか、いまさらすいませんなんですけど。個人的に今回思ったことをば。 けっこう揺れていたのですよ。解散した方がいいのか、それとも存続するべきなのか。この件に関して、著名人もいいこと言っていました。例えば笑福亭鶴瓶。15日の「A-Studio」(TBS系…

【書評】弟の夫/田亀源五郎

弟の夫(1) (アクションコミックス(月刊アクション))作者: 田亀源五郎出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2015/05/25メディア: コミックこの商品を含むブログ (19件) を見るマイノリティを差別してはならない――それは当たり前のことです。けれど、そうした寛容…

【映画評】クリード チャンプを継ぐ男

年末公開でいいぞいいぞと言われていましたが、ようやく見てきましたクリード。TOHEI渋谷、地味に初めてでしたが、TOHO渋谷とはちがうむかーしの縦に長い劇場で。心なしか男性、というかおっさんが多かったです。 いやあアツかった。「ロッキー」シリーズの…

【映画評】ブリッジ・オブ・スパイ

1950年代の米ソ冷戦下に起きた捕虜の交換事件を描いた、スティーブン・スピルバーグ監督の最新作。トム・ハンクスが演じる弁護士ドノヴァンが、ソ連のスパイ容疑で逮捕された老人の弁護を皮切りに、突如としてアメリカはおろか、地球の命運をもにぎる交渉の…

「離婚届=卒論」は不謹慎だけど「卒論=離婚届」はなんだか納得してしまう件

ある不倫カップルが世を賑わし、その中でも彼らが使っていた「離婚届」を意味する「卒論」という隠語が、話題になっています。第一印象、うわーカップルっぽい会話だなーと思いますよね。こういうのが付き合いたてのラブラブだったころって面白いんんですよ…

【読んでおいて】2015年ジャンル別おすすめ記事【損はない】

昨年の貯金でもう一本お願いします……。 メディア論 “原子力”会見でわかれた2種類の「伝え方」 ・亡くなった後藤健二さんのお母さんの会見。賛否はあるでしょうが、ぼくは触れないことの優しさを見ました 「誰も本なんか読まない!」と言いつつ著書を出した…

オレ版2015年シネマランキング

年をまたいでしまいましたが、毎年恒例の今年日本初公開の映画から作るランキング。今回で4回目です。 2012年シネマランキング2013年シネマランキング2014年シネマランキング 今年、映画館で75本(前年比−13)観て、うち日本初公開劇場公開作品は67本(前年…