いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

インターネット

Twitterの作る「都合のよい」つながり

毎度ビビッドな話題を取り上げるNHK総合のあさイチだが、月曜日にこんな特集を組んでいた。 今、“つながらない”生き方が注目を集めています。書店では『孤独』、『ひとりぼっち』などのキーワードがつく“つながらない”本が大人気。東日本大震災以降の“絆”意…

「境界のないセカイ」出版中止騒動――「悪いおじいさん」すら認めない講談社について

朝からTwitterでちょっと話題になっていた。 講談社から3月9日に発売予定だった幾屋大黒堂(いくや・だいこくどう)さんの漫画「境界のないセカイ」の単行本が発売中止となり、ウェブ上での連載も打ち切られることになった。幾屋さんのブログによると、性的…

デート中のスマホ閲覧についてジェネレーションギャップ!?

今日キラキラウェブ女史界隈の女王はあちゅう女史が、こんな記事を公開していた。http://www.gentosha.jp/articles/-/3332 確かにふたりでいるのに 相手が携帯を触っていて、 手持無沙汰の時は、 ひとりで携帯を触っている時より 切なく感じます。同じ空間に…

SNS上で目撃する他人の写真が醸す「いかがわしさ」について

SNSの流行によって、ぼくたちがほとんど初めて「見ず知らずの他人が写っている写真(スナップ写真、記念写真を含む)をながめること」を体験できるようになった。何十年も前の歴史的な資料ならともかく、同時代を生きる赤の他人の写真を目にする機会なんて、…

「ロジカルシンキング」ブログの自粛宣言で思ったこと

和歌山県で起きた小学生刺殺事件について言及した『ロジカルシンキングができない人々【論理よりも感情が優先される国】』という記事で注目を集めていた自由人さんというブロガーが、ブログを自粛してしまうらしい。 ネット社会における「言葉」の意味を考え…

人数が増えて過疎るLINEグループあるある

LINEでもなんでもいいのだが、これまでコミットしてきたオンライン上のグループチャットは、だいたい人数と盛り上がり(=更新頻度)が反比例している。 現実の集団ならば本来は人数が増えるほど賑やかになるはずで、不思議な現象ではあるが、原因は容易に想…

“原子力”会見でわかれた2種類の「伝え方」

イスラム国に拘束された男性の実母が開いた記者会見が、物議を醸している。 23日午前、イスラム国に拘束されているジャーナリスト・後藤健二さんの母、石堂順子さんが都内で会見を行った。石堂さんは子どもたちの教育と医学について関心があると言い、後藤さ…

“みなし公人”になることの怖さ

先日、とある人物(この記事の趣旨を鑑み、その人物の名は伏せておく。まぁ、あの人です)の“W不倫”のニュースがメディアをにぎわせた。既婚者同士の不倫ではなく、2人の既婚者と同時につきあっていたという内容で、これが氏名をあげて大々的に報じられたわ…

クリスマス粉砕デモに言葉をかけてあげるとしたら……

小ネタだが、今年もこういうのがあったそうだ。 クリスマスを目前に控えた12月21日午後、若者やカップルで賑わう東京・渋谷で「恋愛資本主義反対」を掲げる集団「革命的非モテ同盟(通称:革非同)」が「クリスマス粉砕デモ」を実施した。今回参加したのは社…

人はなぜ「謝ったら死ぬ病」にかかってしまうのか?

ここ最近、ネット上で「謝ったら死ぬ病」というスラングを見かけるようになった。 ネット上での言動で、どう考えても自分の側の間違えがあったことが明らかになった後でもなお、その誤りを認めず、論点をズラすなどしてのらりくらりと批判をかわし、絶対に謝…

どうしてハイパー大学生は小学4年生だとウソついたんですか?

小学4年生が作ったとして話題になっていた、衆院解散の是非を問うサイト「どうして解散するんですか?」。 何だかみんなたくさん勘違いしているみたいだね。 NPOなんちゃらとか民主党とかが関わってるって言われているみたいだけどこれって全部僕たちが聞き…

ゴシップ誌の首を絞めていく有名人の「セルフスクープ」

ダルビッシュ有が女子レスリング選手の山本聖子との交際明かす - ライブドアニュース ダルビッシュ有の交際宣言自体より、個人的には彼と小学館側の隠れた「攻防」が興味深かった。ダルビッシュ有 山本聖子との異例の交際宣言の裏事情とは│NEWSポストセブン …

「彼女予報配信」にみる“シェアされる女子のカラダ”

ルナルナが提供する「彼女の医学」内の彼氏向けサービス「彼女予報配信」が、一部で話題になっている。 ユーザー(おそらく女性)が登録したパートナーに、ユーザーの生理日が近づいている、などとメールで知らせてくれる無料サービスだ。サービス自体は以前…

アイドルたちが最も恐怖するもの

少し前だが、12日に同じ現象に正反対の角度から光を当てたような記事を2本、目にした。 女性アイドルグループ「でんぱ組.inc(でんぱぐみインク)」の「最上もが」が11日、ネット上での自身に対する誹謗中傷に触れ、対処法について持論を展開した。 (中略) …

自殺の「被害者」を無視する長谷川豊氏の自殺否定論

元フジテレビのアナウンサー、長谷川豊氏が理研の笹井芳樹氏の自殺に関連し、気炎を上げている。 僕は笹井さんに同情しない。 笹井さんはやらなければいけないことが沢山あった。 そこから逃げ出して、周りを、笹井さんを大切に思う何人もの人を傷つけた笹井…

「夏休み」に遊ばれないために

近頃の大学生は「夏休み」に遊ばれるらしい。それは、海水浴で知り合った悪い男に騙されるとか、そういうたぐいの話ではない。文字通り、「夏休み」にもてあそばれるのだ。この問題はソーシャルメディアの普及に関係している。夏休みの最中、暇を持て余して…

記事が釣りかどうかという歪なノリ

はてなの匿名掲示板、通称・増田での以下の記事について、賛否が分かれている。 強姦されて分かったことを書く「大した金も持ち歩いてないし飲んで酔って外で寝ていたら強姦された」という投稿主は、その経験から「分かったこと」3つを記し、4つ目として自身…

有名人による「晒し」問題をめぐる不思議な空白

歌手のきゃりーぱみゅぱみゅが、自身のプライベートを無断で撮影したファンのアカウントをTwitter上で引用して、アカウントの削除に追い込んだことが、物議をかもしている。きゃりーが“盗撮”され嘆く、断ったのに写真撮られ「悲しい」。 | Narinari.comこの…

浜ちゃん不倫を受けての嫁のブログ その「凄さ」と「怖さ」

13日の金曜日、ダウンタウンの浜田雅功がグラドルとの不倫をフライデーされ、話題になった。 翌14日に本人が、「羽を伸ばし過ぎ、その羽は、家族にへし折られました」などというユーモアを交えた謝罪コメントを発表したのだが、ぼくが感銘を受けたのは彼の妻…

加藤茶の異変から考えるお笑い芸人の"引退"

テレビ番組に出演した加藤茶の様子がおかしいと、相次いで指摘されている。 【エンタがビタミン♪】加藤茶、バラエティ番組でほとんど喋らず。「目がヤバイ」と心配する視聴者も。 - ライブドアニュース 4日放送の日本テレビ系「笑ってコラえて!」特番での様…

「リベンジポルノ」で被害者側だけが処分される?

不倫がネットで話題になり、新日所属のプロレスラーのタイチが団体から処分されることになったらしい。 新日本プロレスの所属選手・タイチ(34=本名・牧太一郎)が交際女性とのトラブルを理由に、同団体から処分されることが28日、発表された。 公表は…

袂をわかちはじめたノマドたち

新しい働き方「ノマド」を提唱していた安藤美冬さんが、多摩大学の専任講師になっていたことがわかり、波紋を広げている。 http://www.tama.ac.jp/guide/teacher/andou.html専任講師とは常勤のことで、一般企業での正社員と非正規社員の違い以上に、大学内部…

女子大生交流イベント告知に物議

すでに局所的に話題になっているが、インターネット界でまた一つ面白いお話が生まれている。 〜就活を控える学生必見!社会人の方と交流することで世界を広げよう〜 ・就活などのアドバイスを受けたいから社会人の方と交流したい。 ・社会人が行くようなおし…

「地震なんてないよ」女から我々が学ぶべきこと

5日早朝の地震の際、NHKが表参道から中継した映像に映り込んだ女性が、話題になっていた。 NHK総合の地震速報時に映った女性が話題に 「地震なんかないよ!」 | ガジェット通信 GetNews 「お、ちょっと可愛いじゃん」という印象を残すこの女性が、翌6日にタ…

布川敏和のブログについての記事がわりと創作で俺の中で話題

布川敏和が、妻・つちやかおりに不倫をしていることを堂々とテレビで宣言されて、話題になっている。 格好のワイドショーネタで、2人の動静はブログの内容も含め連日のように報道されている。 久々に見たふっくん愛用の白メガネには異議を唱えたくなったが、…

小保方氏騒動でみたネットならではの「誤報」

先月末から今日1日にかけて、次のような記事が一部インターネッツ界隈を駆け抜けた。 理研は5日、小保方晴子研究ユニットリーダーが1月末の論文発表後、初めてSTAP細胞の再現実験に成功したことを明らかにした。実験の客観的な証明には第三者による再…

記念受験対策に「聖地巡礼」を課すのはどうでしょうか

ドワンゴの記念受験対策として実施した受験料徴収に、厚労省から待ったがかかった。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140302-00000197-yom-sci 職安法に基づいているのだそうだけど、たとえば昨年12月21日付の弁護士ドットコムは、『労働者募集業務取扱…

上野千鶴子「幸せでしょう?」発言への見解

社会学者・上野千鶴子の語り下ろし(?)のコラムが賛否を分けている。 「女子力を磨くより、稼ぐ力を身に付けなさい!」上野千鶴子さんが描く、働く女の未来予想図 - Woman type[ウーマンタイプ]|女の転職@typeまずはこちらをご一読。 ぼくの感想としては、…

和民さん、「ごめんね」言う相手を間違えてないっスか?

ブラック企業との噂が絶えない和民の創業者・渡邉美樹さんが、自社社員との心温まる話をブログに投稿している。 渡邉さんは議員になる際に会社の役職を全部辞めているはずで、国会議員が一私企業と依然ズブズブの関係なことを自ら開陳してしまったとも言える…

微笑みながらも手は差し出さない、三砂ちづるの不思議なテキスト

育児に悩むワーキングママの相談に、『オニババ化する女たち』で知られる三砂ちづるさんが寄せた回答が、話題になっている。 「子供が可愛くないと心底思います」回答「あなたはすごくよくやっています。可愛いと思わなくて結構です」<かけこみ人生相談>三…