いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ネタとリアルマネー

元ワセジョ事件に続いてクラウドファンディング周辺がくすぶってるけれど、ぼくの中では、日本のネット社会とリアルマネーは、根本的に食い合わせが悪いんじゃないかという漠然とした直感がある。というのも、「バカと暇人のもの」である日本のネット社会で…

カルトにダマされない大学生を増やすたった一つの方法

それは、論理的思考を養える学内サークルに入ることだ。 吐いた回数を競う“飲みサー”みたいなのだけが大学のサークルだと勘違いしている新入生がいるなら、ぜひともそんなサークルに入って上級生から論理的にボコボコにされてもらいたい。 そんなサークルが…

これからのは新聞はかぎりなく“エンタメ化”を追求するべきだ

昨日InterFMを聴いていたら、お笑いコンビのロッチがゲストで出演し、そこで興味深い話をしていた。なんでもロッチのコカドケンタロウは最近、子ども新聞を購読しているんだそうだ。 ロッチのコッチ↑ 仕事の幅を増やすために時事問題に強くなろうと、最初は…

100年後の子どもは歴史の教科で2012年をどう学ぶのか?

たとえば、100年後の歴史の教科書に今のことがどんな風に書かれてあるかを考えると、とても興味深い。 “何が書かれているか”でもいいし、“どのように書かれているか”といってもいい。とにかく興味が尽きない。 というのも、いままでどおり公職につく著名人を…

過去作品にも悪影響をおよぼす続編って……〜『メン・イン・ブラック3』批評〜

予告編で『メン・イン・ブラック3』がタイムトリップものであるというのは知り、嫌な予感はしていた。その予感が正しいかどうか見極めるために今日MIB3を観に行く前に1、2を観て確認したのだが、やはりその予感は持つべき予感だった。というのも、このMIBシ…

ものすごく無神経で、ありえないほど身勝手、なクソガキ! 〜『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』批評〜

9.11で父親が亡くなったことを受け入れられない少年が、彼の遺した鍵を手に、それに合う鍵穴を探す旅に出るヒューマンドラマ。公開前から、他の映画を観に行った際に頭がおかしくなるほど何度も何度も予告編を観せられていたので、うすうす感づいていたが、…

母子癒着と獣姦、そしてSF 〜『スプライス』批評〜

エイドリアン・ブロディ主演のカナダ・フランス合作映画。 企業の出資で遺伝子組み換えの研究をしている科学者たちが、それとは別に、人間の遺伝子を使って生命倫理を脅かすようなある知的生命体を生み出したところから巻き起こるサスペンススリラーだ。話の…

悶絶!イタ面白い映画〜『キング・オブ・コメディ』批評〜

こっちじゃなくて こっちね(お約束) 『タクシードライバー』『レイジング・ブル』などの名作で知られるスコセッシ×デ・ニーロコンビによる5作目にあたるのがこの作品。デ・ニーロの役どころは、超人気TVコメディアンのジェリー・ラングフォード(ジェリー…

就職難で自殺する前に俺の話を聞け!

ここ数日、大学生の自殺が話題になっている。 【悲報】就職失敗で自殺した大学生、初の年間1000人突破 : オレ的ゲーム速報@刃このニュースのつい数日前にも、現在は削除されているが大学生を名乗る人物が自殺をほのめかす匿名エントリーを書いて話題になっ…

「限界シリーズ」はなぜわかりやすくておもしろいのか?〜高橋昌一郎『感性の限界』書評〜★★★★★★★★★☆

感性の限界――不合理性・不自由性・不条理性 (講談社現代新書)作者: 高橋昌一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/04/18メディア: 新書購入: 6人 クリック: 67回この商品を含むブログ (31件) を見るタイトルでいきなり結論めいたことをいってしまったが、…

綿矢りさ『かわいそうだね?』仮想帯

かわいそうだね?作者: 綿矢りさ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/10/28メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 85回この商品を含むブログ (81件) を見る

「男児嫌悪」論は「男児嫌悪」よりもっと深刻な感情をふくんでる

2chの育児板がマジキチと話題に 男児嫌われすぎワロタwwwwワロタ… | ニュース2ちゃんねる 【生地獄】 男児持ちの末路 (プッw) 【因果応報】 http://toro.2ch.net/test/read.cgi/baby/1337757975/ オッサン化する男児ママ vs 可愛い女の子ママ http://t…

川上未映子『ヘヴン』仮想帯

ヘヴン (講談社文庫)作者: 川上未映子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/05/15メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (32件) を見る

AKB総選挙が終わってふと考える、評論家の存在意義とは

ガース(に扮した柳下毅一郎) そもそも、この手のベストテンって、いわゆる「名作」しか上位に入らないものなんですよ、絶対に。 ウェイン(に扮した町山智浩) でも、評論家は、ハデに宣伝されないから一般の人が気づかない映画のなかから、新しい作品や才…

森見登美彦『恋文の技術』仮想帯

([も]3-1)恋文の技術 (ポプラ文庫)作者: 森見登美彦出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2011/04/06メディア: 文庫購入: 25人 クリック: 474回この商品を含むブログ (86件) を見る

ノマドワーカーは人知れずマン喫で作業しろ!!!

昨日読んだおもしろい記事。読みながら、「ほんとそうだよなー」と同意するばかりなのだが。 ノマドワークのススメ的な本が出たり安藤美冬さんなる人が情熱大陸に出演したりとノマドが話題になっていますが、じつは前からすごく気になっていることがあります…

西村賢太『苦役列車』仮想帯

苦役列車作者: 西村賢太出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/01/26メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 266回この商品を含むブログ (120件) を見る

上司に「死ね」なんてふつう送れるか?〜中田宏『政治家の殺し方』書評〜

政治家の殺し方作者: 中田宏出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2011/10/26メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 298回この商品を含むブログ (50件) を見る物騒なタイトルだが、前横浜市市長の中田宏氏本人による、中田市政の回顧録だ。ちなみにぼく自身は横浜…