いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

ノマドワーカーは人知れずマン喫で作業しろ!!!

昨日読んだおもしろい記事。読みながら、「ほんとそうだよなー」と同意するばかりなのだが。

 ノマドワークのススメ的な本が出たり安藤美冬さんなる人が情熱大陸に出演したりとノマドが話題になっていますが、じつは前からすごく気になっていることがあります。なんでノマドワーカーは自宅で働かないの?

(中略)

 というようなことを思ってノマドワーカーなブロガーのするぷさんに「なんで自宅で作業しないの?」と聞いてみたら「家にいると誘惑が多くてサボるからです!」との返事を頂きました。ありがとうございます。
なぜ、ノマドワーカーは自宅で働かないのか? なぜ、ノマドワーカーは自宅で働かないのか?

ところで、この「家にいると誘惑が多くてサボるからです!」という理由を読んで、以前読んだ本のあとがきをふと思い出した。

いまでも、自分のパソコンの前に座ると、2ちゃんねるRSSリーダーやらニコニコ動画やらに、どっぷり浸かってしまうこともしばしばです。
 そのため、本書の執筆作業のほとんどは、マンガ喫茶のパソコンで行いました。そこは、自分向けに最適にカスタマイズされたブックマークもアプリケーションが導入されていない、まっさらな情報環境だからです。まさに本書は、アーキテクチャによる制御のたまものといえるでしょう……。


濱野智之『アーキテクチャの生態系』pp.339-340

と、このように濱野さんは自虐的に書くけれど、まさに彼こそ、いまのようにノマドワーカーが取りざたされる以前からいたノマドライターなのである。
そうなのである。スタバでなくたってマン喫でノマドはできるのだ。
マン喫のいまの料金はどれくらいだろう。相場は30分で200円くらいか?長時間いればいるほど安くなるだろうが、それでもやはりスタバで高けーきゃらめるまきあーとなんて飲むより、さらに高くついてしまうかもしれない。
けれど、何よりも重要なのは「他人の目」が気にならないという最大のメリットがある。仕事に集中できるじゃないか。
でもそれではたぶんノマドワーカーはダメなんだと思う。彼らにとって「他人の目」は邪魔どころかむしろ必要なものなんだと、ぼくはにらんでいる。
それは、「スタバでノートを叩く」ということが、彼らにとって一種のステータスシンボルになっているからだ。そう、ノマドワーカーの本質は「かっこいい」ことなのだ。本当にそうでないというなら、ネカフェにこもって作業する方がよっぽど作業効率がいいだろう。隣の人の飲み方がいちいち気になってくるぼくなら、絶対にそうしてる。