いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

2016-01-01から1年間の記事一覧

男と女の「好き」レート問題

「日本の男は愛情表現が乏しい」「下手」という言葉をよく聞きます。「乏しい」「下手」と感じられてしまうのは、海外との文化のちがいともう一つ、性差もあるのではないか。そんな面白い仮説を、女友達から聞きました。実は日本の男性にとって「好き」とい…

範馬勇次郎が握手を請うて尊敬!? 「刃牙」史上最大級に持ち上げられた実在の格闘家

現在、遅ればせながら漫画「グラップラー刃牙」シリーズにハマっていて、現在第2シリーズの「バキ」に入っています。「バキ」は第1シリーズの「最大トーナメント」後、各国の人間離れした囚人5人が脱獄し、刃牙に襲い掛かる内容です。ところが数多の格闘漫画…

【映画評】ニュースの真相

ちまたにはまだまだシン・ゴジラ旋風が吹き荒れている中、日比谷シャンテで観てきました。観る前には「シン・ゴジラ」もう一回観てやろうかぐらい悩んだのですが、いやはやこちらに行って大正解でした。「シン・ゴジラ」も大切なことを教えてくれましたが、…

【映画評】「シン・ゴジラ」という究極の「ホウレンソウ映画」

キノコタケノコ論争に匹敵する激烈な対立を呼ぶ庵野秀明総監督、樋口真嗣監督という布陣の話題作「シン・ゴジラ」。ようやく観てきました。 もう観終わったあとのほぼ満員の観客の雰囲気が物語っていましたね。年に1作か2作しかない、「終わった後、徹底的に…

【人体実験中】突然ですが、糖質制限やっています

最近、ブログの更新が滞りがちなのは、まさか「ポケモンGO」にどハマりして日夜ひまな時間に近所を徘徊しているともいえず、今日まで来たわけですが。実は「ポケモンGO」のかげで、糖質制限も始めています。きっかけはこの本でした。糖質制限の真実 日本人を…

【映画評】ロスト・バケーション

この時期にぴったりのサメ映画です。美人医大生が、ふと人生に嫌になって訪れたメキシコの人知れぬリゾート。サーフィンで気分転換していたところ、突然巨大なサメに襲われます。一命はとりとめましたが、彼女が取り残されたのは直径数メートル、海面からわ…

【映画評】トリプル9 裏切りのコード

すいません。当ブログが最大の罪とする「いい映画の記事を公開終了間際までほったらかす」をまたやってしまいました(そこまでのことか?)。本作「トリプル9」、実は6月に予告を見てから気になって、いざ見てみてもやはり疑いようないいい映画だったのです…

【映画評】ブレイク・ビーターズ

https://www.youtube.com/watch?v=0q2CdtW5wJI:MOVIE久々に、熱いやつらをみて熱くさせられたました。本作「ブレイク・ビーターズ」は、フィクションではありますが、1985年ごろの東ドイツにおいて突如として若者の間で流行ったブレイクダンスブームを描いた…

【映画評】疑惑のチャンピオン

スポーツ選手の薬物汚染は、他の犯罪や違反行為とちがう独特の後味の悪さがあります。なぜならそれらは「競技の後」に発覚するからです。ぼくら観衆は一度は彼らのプレー、記録を「すげぇ!」と興奮させらるのですが、そこから時をおいて、すべては薬物とい…

【映画評】裸足の季節(2016年公開)

こんなに瑞々しくもあり、切なくもあり、応援したくなり、そしてまた誰かに見てもらいたいラストシーンもありません。本作「裸足の季節」は、グロテスクな"ある価値観"から必死の逃走を図る少女たちが主人公です。物語の主人公は、トルコの片田舎で暮らすソ…

【モテ男子必見】嬉しくない女性の好意を圧倒的スピードで失う方法

拙ブログの男性読者諸君のことですから、毎日女性からのお誘いが引く手あまたでしょう。しかし、ときにはタイプでない女性からの粘り強いお誘いに困惑されることもあると思います。今日はそういうときのために、相手の好意をあっという間に消失させることの…

【映画評】フォーリング・ダウン(1993年公開)

フォーリング・ダウン [Blu-ray]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2010/04/21メディア: Blu-ray購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (2件) を見るマイケル・ダグラスが、不運続きの日常でプッツン切れて、どんどん道を踏み外して…

「○○に政治を持ち込むな」の政治性について

「音楽に政治を持ち込むな」「フジロックに政治を持ち込むな」という主張が、物議をかもしている件です。何周遅れだというトラックを鈍足でどすどす走っているので、短めにいきます。すでに多くのツッコミを浴びているこうした主張。ぼくはまず真っ先に頭に…

【映画評】ダーク・プレイス

われらが大隊長フュリオサさん(シャーリーズ・セロン)とウォーボーイズのニュークスさん(ニコラス・ホルト)が、再度タッグを組んだ一作。原作が「ゴーンガール」のギリアム・フリンということでも話題です。セロンが演じるヒロインは、30年前にカンザス…

【映画評】10 クローバーフィールド・レーン

J・J・エイブラムスプロデュースによるサスペンス。彼氏と別れ、車を飛ばしていたミシェル。その道中で彼女は不運にも事故にあい、目を覚ましていたときには謎の部屋に監禁されていたのでした…。ミシェルを監禁していた大男の話によると、世界は何者かの兵器…

ダウンタウン、とんねるず…“選ばれた”お笑い芸人だけが持つ“アンファンテリブル”感

「アンファンテリブル」という言葉があります。フランスの作家、ジャン・コクトーの小説、文字どおり「恐るべき子供たち」で、主人公の姉弟エリザベスとポールらを指す言葉です。大人をものともせず、ひっちゃかめっちゃか暴れ倒すふたりの姿から、大人たち…

【映画評】二ツ星の料理人

ブラッドリー・クーパーが、性格に難ありだけど腕は超一流というシェフを演じています。彼が演じるシェフ、主人公のアダム・ジョーンズはパリで店をダメにした後、アメリカで放浪し、英ロンドンで再び自分の店を持つことになります。アダムがミシュランの三…

【映画評】アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ

リュック・ベッソン率いる「ヨーロッパコープ」制作のアクション映画で、2004年の「アルティメット」の続編です。ぼくは前作を見ていないのですが、未見でもなんとなく楽しめる作品に思えます。パリのバンリュー(郊外)にある架空の隔離地区「13地区」が舞…

【映画評】マネーモンスター

ジョディー・フォスター監督、ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ共演の金融サスペンスです。財テク番組「マネーモンスター」の生放送中、突如男が闖入。司会のリー(クルーニー)を人質にとり、彼に爆弾の入ったジャケットを着させます。犯行の動機…

【映画評】ノック・ノック

「ホステル」「グリーン・インフェルノ」のイーライ・ロス最新作は、ある子煩悩なマイホームパパが出会う悲劇です。妻と子どもが遊びに出かけ、一人仕事をこなす雨の夜。ノックの音がし出てみると、そこにはずぶ濡れの美女ふたりが……という展開に。もし女の…

こういうときこそ「下衆」と言ってやりたい

昨日の続きなんですけど、こういう画像の使い方もどうかと思うんですよ。 あくまで個人の感覚的な話になってしまいますが、平場のツーショット写真ならギリセーフだと思うのです。 でも、結婚会見や結婚披露宴など、幸せいっぱいのときのふたりを使うのって…

海老蔵の会見で感じたマスコミさまの勘違い

見ましたが、ここまで開いた人が平明に穏やかに、かつ全身から怒りをただよわせた会見もなかなかありませんでした。市川海老蔵「麻央と一緒に悩みました」会見全文 https://t.co/V9YHU4l7Hi #海老蔵 #市川海老蔵 #小林麻央 #進行性がん— 日刊スポーツ (@nikk…

【書評】あそびあい

あそびあい(1) (モーニングコミックス)作者: 新田章出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/11/22メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る一概に「好き」といっても、十人十色。ただひとりが「好き」という人がいれば、誰でも「好き」という人がいる…

【映画評】サウスポー

ジェイク・ギレンホール最新作。「サウスポー」を観てきました。どうでもいいですけど、映画タイトルでググって予告編がトップに来なかったの久しぶりでした。SEO担当さん頑張って! ギレンホールが演じるのは、親に捨てられ施設で育った世界チャンピオン、…

【映画評】ザ・ワイルド

ザ・ワイルド [DVD]出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売日: 2007/03/23メディア: DVD購入: 1人 この商品を含むブログを見るアンソニー・ホプキンスとアレック・ボールドウィンという、性格俳優ふたりをなぜか野に放…

【映画評】ミニミニ大作戦(2003年版)

ミニミニ大作戦 [Blu-ray]出版社/メーカー: 角川映画発売日: 2009/04/01メディア: Blu-ray購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見るマーク・ウォルバーグ、シャーリーズ・セロン、エドワード・ノートン、ジェイソン・ステイサムらが共演す…

【映画評】守護神

守護神 [Blu-ray]出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社発売日: 2010/12/22メディア: Blu-ray クリック: 5回この商品を含むブログを見るのちにスーパーマンの父となるケビン・コスナーと、のちにスティーブ・ジョブズとなるアシュトン・…

売れない芸人が語った「夢のある不幸」の話がヤバい

夢を追いかけるか諦めるか、きょうはお笑い芸人による両極端の言葉を紹介します。 夢のない不幸より夢のある不幸 土曜日の「ゴッドタン」(テレビ東京)で、中々浮上するきっかけをつかめない中堅コンビを集めた「悩める中堅芸人 景気の悪い話サミット」を放…

【映画評】フィフス・ウェイブ

順調に中日・森野将彦化をとげつつあるクロエ・グレース・モレッツ最新作。 空の上に巨大な宇宙船が飛来し、人類が滅亡の危機を迎えるカタストロフィものです。でっかい宇宙船がポワーンと浮かんでいる様子はエメリッヒの「インディペンデンス・デイ」や「第…

【映画評】ズートピア

動物が肉食、草食別け隔てなく暮らす世界を舞台にしたディズニー最新作です。タイトルの「ズートピア」は主人公のうさぎ、ジュディが警察官として活躍することを夢見る都市。そこは、誰もが何にでもなれるという理念のもと、さまざまな動物が集い暮らしてい…