いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

映画

【映画評】愚行録

『 #愚行録 』本ビジュアルも完成!意味深な笑みを浮かべる登場人物たちの思惑とはー。https://t.co/dS4wVnDKI9 #妻夫木聡 #満島ひかり #小出恵介 #臼田あさ美 #市川由衣 #松本若菜 #中村倫也 #眞島秀和 pic.twitter.com/pRWajqZkYR— 映画『愚行録』 (@gukor…

【映画評】シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア

『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』 [Blu-ray]出版社/メーカー: 松竹発売日: 2015/06/03メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (2件) を見る 本作「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」は、人間社会にまぎれてひっそりと暮らすヴァンパイア男たちの…

【映画評】スノーデン

シチズンフォー スノーデンの暴露(字幕版)発売日: 2016/12/23メディア: Amazonビデオこの商品を含むブログ (3件) を見る 他の映画だとあまりないですが、観終わったあとに「落ち込む」という感情に襲われました。だって、スノーデンさん、スゴすぎなんですも…

【映画評】ウォーリアー

https://m.youtube.com/watch?v=YVF808nUU20:Movie ウォーリアー [Blu-ray]出版社/メーカー: ギャガ発売日: 2016/04/28メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (5件) を見るアマゾンプライム会員ならすぐに観られます。アツい…アツすぎる……‼ジェエル・エドガ…

【映画評】沈黙 -サイレンス-

沈黙 (新潮文庫)作者: 遠藤周作出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1981/10/19メディア: 文庫購入: 26人 クリック: 337回この商品を含むブログ (276件) を見る全編、暗くて重い映画です。考えてみれば、どんなに願っても神は降りてこないということを3時間弱か…

【映画評】ネオン・デーモン

https://www.youtube.com/watch?v=CB_nPauv2gs:MOVIE ニコラス・ウィンディング・レフンの最新作「ネオン・デーモン」は、都市の耽美主義をつきつめた、映像美が連続する一作です。エル・ファニング演じる、片田舎からロスのモデル業界に単身乗り込んだ16歳…

体験に偶然性をブチ込む TSUTAYAの「NOTジャケ借り」が面白いワケ

借りる映画は「直感」で TSUTAYA「NOTジャケ借り」に話題沸騰 - https://t.co/tPLMT6zZ5c pic.twitter.com/aTtsGbJFOT— J-CASTニュース (@jcast_news) 2017年1月8日 TSUTAYAが昨年10月から始めている「NOTジャケ借り」というレンタル企画がめちゃくちゃ面白…

オレ版2016年シネマランキング

年をまたいでしまいましたが、毎年恒例の今年日本初公開の映画から作るランキング。今回で5回目です。2016年は累計82本観ました。【過去4年のランキング】 2012年シネマランキング2013年シネマランキング2014年シネマランキング2016年シネマランキング まず…

【映画評】NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム

2010年以降、メディア環境は劇的な変化を遂げた。一人ひとりが手の中にメディアをもち、「いま・ここ」にいる自分を世界中に配信できるようになった。視聴者数という指標は「もっと見られたい」「もっと注目されたい」という"もっと"を喚起する。ときにそれ…

【映画評】あと1センチの恋

あと1センチの恋 スペシャル・プライス [Blu-ray]出版社/メーカー: TCエンタテインメント発売日: 2016/12/07メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (1件) を見るAmazonプライム会員なら無料で観られます↓ https://www.amazon.co.jp/dp/B012BSV9I0/ref=atv_m…

「君の名は。」は好きな映画じゃないけど大切にしたいことはわかるよというお話

昨年大ヒットした映画「君の名は。」。映画「君の名は。」メガヒットの秘密 新海誠監督のクリエイティブの源泉に迫る (OR books)作者: 大川隆法出版社/メーカー: 幸福の科学出版発売日: 2016/12/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 個人的…

【映画評】ドント・ブリーズ

聖夜にとっておきの、公開中の映画をご紹介。 そこは今や廃墟の代名詞となった米デトロイトの貧民街。夜な夜な盗みを繰り返す若者3人が、大金の眠るあばら家にまんまと侵入。イージーに思えた盗みだったが、そこに住むイラクで失明した傷痍軍人が目を覚まし…

【映画評】スター・ウォーズに憧れる者たちのスター・ウォーズ「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」

さっそく観てきました。「GODZILLA ゴジラ」のギャレス・エドワーズが撮った「スター・ウォーズ」シリーズのいわゆるスピンオフ。わたくしエピソード7が一番面白い!といってしまうようなフォースの足りてない人間ですのでアレですが、ひとこと言わせてくだ…

【映画評】手紙は憶えている

ホロコーストを題材にしたサスペンスです。認知症を患い記憶がすぐに飛んでしまうおじいちゃんが、家族を殺したナチス親衛隊の男に復讐するため、同胞の記した手紙だけを頼りに、当てどもない旅をするロードムービーです。 アイドル(とその周りの関係者)が…

【映画評】ザ・ギフト

世の中には、たびたび贈り物をする人がいますが、あれはよくよく考えたら戦略として間違っていない。人間は反対給付(もらったらあげる)の概念がセッティングされていますから、贈られてばかりの人間は次第に申し訳なさとプレッシャーを感じてしまうもので…

【映画評】ジェイソン・ボーン

約10年ぶりとなるマッド・デイモン主演による「ボーン」シリーズ最新作。「レガシー」? なにそれ? 古巣CIAの非合法なミッションを暴露して以降、潜伏していたジェイソン・ボーンですが、自身の出生の秘密をさぐるため、再び立ち上がります。 監督は「ボー…

【映画評】永い言い訳

哲学には「主人と奴隷の弁証法」という言葉があります。一見、奴隷を奴隷たらしめているのは主人ですが、一方で、奴隷が主人を主人として崇めないかぎり、主人の立場も危うい。相補的な関係なのです。それは主人と奴隷の両者のみにみられる状況ではありませ…

映画製作会社のロゴを集めてみた(アメリカ編)

映画の上映開始をつげる製作会社のロゴ。「これから上映が始まる…!」という気持ちの高鳴らせてくれるもので、ぼくは結構好きなんですが、意外なことにまとめられたサイトがないということで、自分で作ってみました。完全にぼくセレクトなので、漏れている物…

【映画評】グランド・イリュージョン 見破られたトリック

どう考えてもこいつの言ってることは間違っているけど、こいつのやることは悪いけど、どうしても嫌いになれない、むしろ積極的に好き!という存在があります。理性と感情のかい離。非常に悩ましいところですが、それは映画にもいえて、「グランド・イリュー…

【映画評】SCOOP!

「モテキ」「バクマン」などで知られる大根仁監督の最新作。中年パパラッチを福山雅治が演じています。奥さんマシャですよマシャ。相変わらず彼はかっこよくて、演じている都城静は、くそダサいパーマにガラシャツ、その上からおっさんがよく着てそうなレザ…

【映画評】ハドソン川の奇跡

2009年1月15日、米ニューヨーク発のUSエアウェイズ1549便がバードストライク(鳥の衝突)に遭遇し、両翼エンジンの機能が停止。ニューヨークを流れるハドソン川に不時着水した顛末を描く一作。トム・ハンクス主演で、クリント・イーストウッド監督の最新作で…

【映画評】怒り

吉田修一による同名タイトルの小説の映画化です。怒り(上) (中公文庫)作者: 吉田修一出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2016/01/21メディア: 文庫この商品を含むブログ (25件) を見る怒り(下) (中公文庫)作者: 吉田修一出版社/メーカー: 中央公論新社発…

【映画評】コロニア

「コロニア」は、1973年に社会主義政権下のチリで起きた反共派の軍事クーデターに巻き込まれた男女を描いています。エマ・ワトソン、ダニエル・ブリュールが共演。 ちょっと入り組んだ構造の映画です。発端は軍事クーデターで、この事件はまたそれで1本映画…

【映画評】ハイ・ライズ

超セレブなタワマン「ハイ・ライズ」の内部で起きる上層階と下層階の住民たちの対立をめぐるストーリー。 主演はトム・ヒドルストンで、新しく「ハイ・ライズ」に越してきた医学博士を演じています。日本では1980年に出版された同名SF小説が原作です。ハイ・…

【映画評】スーサイド・スクワッド

https://m.youtube.com/watch?v=Y_KkOxqV-Lgアメコミ二大巨頭の一角、DCコミックスのヴィランが大集合した一作です。予告で超期待していました。新キャラのハーレー・クインを始め、オールバックでこれまでのイメージを覆すニュージョーカー、それからクイー…

【映画評】ティエリー・トグルドーの憂鬱

最近、仕事終わりに映画を観て帰ることがあります。嫌なことを忘れてスカッとするのが目的の一つではありますが、たまに、映画の内容にかえって気が滅入ってしまうことも。本作もそのひとつに数えられるかもしれません。「ティエリー・トグルドーの憂鬱」、…

【映画評】アンフレンデッド

https://m.youtube.com/watch?v=9gz3yC_aVxQ&ebc=ANyPxKpSF7WoShIZoO8vp0Yr8q4dmVOxhorwt52GYo7YDKUv4I4DK3Hyw9AP_gad6ewIyqCSTrqeuza6DyoMnf5eon5b1o2H7g 「アンフレンデッド」とは、フェイスブックなどのSNSでの「友達削除」を意味します。本作は今までに…

【映画評】ニュースの真相

ちまたにはまだまだシン・ゴジラ旋風が吹き荒れている中、日比谷シャンテで観てきました。観る前には「シン・ゴジラ」もう一回観てやろうかぐらい悩んだのですが、いやはやこちらに行って大正解でした。「シン・ゴジラ」も大切なことを教えてくれましたが、…

【映画評】「シン・ゴジラ」という究極の「ホウレンソウ映画」

キノコタケノコ論争に匹敵する激烈な対立を呼ぶ庵野秀明総監督、樋口真嗣監督という布陣の話題作「シン・ゴジラ」。ようやく観てきました。 もう観終わったあとのほぼ満員の観客の雰囲気が物語っていましたね。年に1作か2作しかない、「終わった後、徹底的に…

【映画評】ロスト・バケーション

この時期にぴったりのサメ映画です。美人医大生が、ふと人生に嫌になって訪れたメキシコの人知れぬリゾート。サーフィンで気分転換していたところ、突然巨大なサメに襲われます。一命はとりとめましたが、彼女が取り残されたのは直径数メートル、海面からわ…