いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

自分の収入に負けてしまう男性って、いるかもしれない

彼女に年収2000万と衝撃の暴露した結果wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww|なんでもまとめ2ch

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/02 22:28:24 id:m3cMWu4p0
ゼクシイ買ってきた・・・
別れたい

フィクションかもしれないけど、この話は面白いなーと思って。
要するにこの男性は、自分の年収を2000万円と知った相手の女性が「お金目当て」での結婚を狙い始めた、と思っているわけだ。


なるほど、高年収の人にはこんな苦悩があるのかと、純粋に感心した。
この人はいわば、自分の年収に「敗北」してしまっているのだ。


こういう人、高額所得者の中には少なくないんじゃないかと思う。
その収入額を女性に知られるのが怖いという人、知られることで相手の目の色が変わるのが怖いという人。


自分で働いたお金であり、おそらくやましいところなどない「年収2000万円」である。
それに「年収2000万円」を稼ぎ出す一般男性が、今の世の中に何%いるだろう。消費税率よりはるかに低いだろう。そう考えれば、この男性は十分「魅力のある男性」のはずなのである。
だけど、「年収」というお金で自分を評価されることが、たまらなく嫌なのではないだろうか。もっと自分自身の存在を愛してほしい、と。


これは、自分の収入がその人にとってどのようなものか、ということを表しているんじゃないかと思う。
一見、「年収」というのは「自分の魅力」にカウントされそうなものである。
けれど、たぶんカウントしにくいのだろうな、とも思う。
なぜかというと、もし「年収2000万円」を自分の魅力とカウントすると、同じ「年収2000万円」の別の男性と代替可能になってしまうからだ。
人間としての魅力は、そういうものではない。
人間としての魅力は「他の誰とも取り替えがきかない、世界でその人だけが持っているもの」という形をとって立ち現れる。およそ「年収」では、まかないきれないのである。


そう考えると、高額所得者は高額所得者になるだけ、自分の「人間としての魅力」「恋人としての魅力」がわかりづらくなるということになる。自分の稼ぐ「お金の量」が増えすぎてしまうからだ。


では、高額所得者がこのディレンマから抜け出す方法はあるのだろうか。
ぼくは、2つあると思う。

1つは割り切るという方法。
恋愛やセックスを、お金で買うものだとすんなり割り切れる「金×日記」の中の人みたいな人は、おそらく高額所得者だとしても苦悩はしない。

もう1つは、他の誰よりも稼ぐという方法。
先に年収の額は代替可能であると書いたが、では、他の誰もが望めない額を稼ぎ出せば「代替不可能」な魅力になる。それだけ稼ぎ出し、ビル・ゲイツあたりから彼女を奪えば、その人は自分の年収への負い目がなくなるだろう。


さぁ、一方で高額所得者ではない男性陣である。
こちらの男性陣は、そういう意味でお金持ちの男性に対して数少ない有利な点があることになる。
それは自分の収入に「負けない」ということである。
女性がこちらに関心を向けたとき、相手が自分に関心があるのか、自分の収入に関心があるのかで迷わなくてすむ。つまり、自分自身が好かれているということに、より強い確信が持てるのである。
高収入の男性より、母数は少ないかも知れない。けれど、自分の低い収入の関門を突破してきた女性は、おそらく自分自身に惹かれているのだろうと、安心できるのである。


ちなみに、ぼくの年収がいくらかは明かさないが、いまのところぼくの男性としての魅力は、年収に連戦連勝中である。がははははは。