いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

【映画評】ウォーム・ボディーズ

ウォーム・ボディーズ [Blu-ray]出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2014/02/07メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (5件) を見る 人類の大半がゾンビになってしまった世界で、残された人類の1人ジュリーと、青年ゾンビRの交流を描くラブコメ。…

ネタバレは偽ネタバレであってもネタバレか?

先日、ある映画を観ている最中、ネタバレをくらった。 「あっ、その映画って最後にお兄さん死ぬよ」 観ている途中にはっきりとおもいっきり。 勘弁してくれよと注意しつつ、気を取り直して最後まで観た。ここまでだと、世の中に転がる凡百の「ネタバレ」話で…

【書評】一〇年代文化論/さやわか

一〇年代文化論 (星海社新書)作者: さやわか出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/04/25メディア: 新書この商品を含むブログ (14件) を見る気鋭のライターさやわか氏による、2010年代論。2014年の現在にもう10年代を語るのかという疑問に、筆者は「はじめに…

【書評】震度0

震度0 (朝日文庫 よ 15-1)作者: 横山秀夫出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2008/04/04メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 32回この商品を含むブログ (73件) を見る1995年1月17日、兵庫県で震度6を観測する大規模な地震が起きたその日、N県警察本部でも…

明治大インカレ集団昏倒事件で思ったこと

元々悪かったテニサーのイメージがさらに悪化 これが1番。 何がすごいってね、テニサーにまつわる悪しきイメージと寸分もズレてないというね。あ、やっぱそうなんだって。これはもう受験生の親御さんが警戒するもの第1位に浮上ですわ。 もう、どんなにクリー…

「セクハラ」野次を放った議員はなぜ名乗り出ないのか?

18日の都議会で質問に立った塩村文香議員が、「早く結婚しろ」や「産めないのか」といったセクハラめいた野次を浴びていたことが、大きな問題になっている。関心事は「誰が言ったのか」ということなのだが、未だに特定されずに宙吊りの状態が続いている。塩…

【書評】ルポ 介護独身

ルポ 介護独身 (新潮新書)作者: 山村基毅出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/06/16メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 自分のことだけを考えていれば良かった生活に、ある日突然、親の介護が立ちはだか…

世の中には凸の人と凹の人がいる

例えば、飲み会があったとしよう。わいわいがやがや盛り上がっているのだが、そろそろ終電がやばいと気になってくる時間帯にさしかかり、「そろそろお開きにしますか」などと、やんわりと会の幕引きをする人がいる。幕を引いた人にやんわりと流されて従って…

有名人による「晒し」問題をめぐる不思議な空白

歌手のきゃりーぱみゅぱみゅが、自身のプライベートを無断で撮影したファンのアカウントをTwitter上で引用して、アカウントの削除に追い込んだことが、物議をかもしている。きゃりーが“盗撮”され嘆く、断ったのに写真撮られ「悲しい」。 | Narinari.comこの…

浜ちゃん不倫を受けての嫁のブログ その「凄さ」と「怖さ」

13日の金曜日、ダウンタウンの浜田雅功がグラドルとの不倫をフライデーされ、話題になった。 翌14日に本人が、「羽を伸ばし過ぎ、その羽は、家族にへし折られました」などというユーモアを交えた謝罪コメントを発表したのだが、ぼくが感銘を受けたのは彼の妻…

【書評】世界的プロ・ゲーマーが語る"成長し続ける方法"「勝負論 ウメハラの流儀」

先日、会社の同僚からおもむろにこの本を手渡された。勝負論 ウメハラの流儀 (小学館新書)作者: 梅原大吾出版社/メーカー: 小学館発売日: 2013/10/01メディア: 新書この商品を含むブログ (15件) を見る「人生にマストのアイテム、見つけたぜ」というメッセー…

加藤茶の異変から考えるお笑い芸人の"引退"

テレビ番組に出演した加藤茶の様子がおかしいと、相次いで指摘されている。 【エンタがビタミン♪】加藤茶、バラエティ番組でほとんど喋らず。「目がヤバイ」と心配する視聴者も。 - ライブドアニュース 4日放送の日本テレビ系「笑ってコラえて!」特番での様…

「家事」あるいは「夫婦」についての優れた言葉達

無意味に本ばかり読んでいてもたまにはいいことがあって、それは点と点をつなぐように、本と本の内容が頭の中でリンクするときだ。 今回は「家事」あるいは「夫婦」について、膝を打った記述を紹介してみたい。 まずは、昨年のTwitter文学賞で1位を獲得した…

「気分が大事だった時代」←お前が言うな! 堀井憲一郎「やさしさをまとった殲滅の時代」

やさしさをまとった殲滅の時代 (講談社現代新書)作者: 堀井憲一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/10/18メディア: 新書この商品を含むブログ (9件) を見る 【目次】序 章 たどりついたらいつも晴天 第1章 00年代を僕らは呪いの言葉で迎えた 第2章 イン…

「8歳からの内定獲得術」を実際に読んでみた

先月、偶然見つけたこんな画像を投稿したところ、ドドドと拡散されることがあって。 めまいがするようなタイトル。こんな偏狭な育て方したら、子どもがおかしくなるぞ。 pic.twitter.com/eYhei6VDWX— 倒錯委員長 ??(゚Д゚) (@usukeimada) 2014, 5月 24 この画…

【書評】あんな「お客(クソヤロー)」も神様なんすか?/菊原智明

あんな「お客(クソヤロー)」も神様なんすか? 「クレーマーに潰される! 」と思った時に読む本 (光文社新書)作者: 菊原智明出版社/メーカー: 光文社発売日: 2013/08/09メディア: 新書この商品を含むブログ (3件) を見る 内容紹介 お客様はなんて勝手な生き物な…

【映画評】MONSTERZ モンスターズ

他人を思い通りに操れる能力を持つ男と、その男が唯一操れない男が出会ってしまう話。 予告だけみると結構ナンセンスで面白そうなのだけれど、実物はどうもヒューマンな方向に行き過ぎた感じがする。思い通りにならない他者に始めて出会った主人公は、それに…