いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

AKB峯岸に気づかされた体育会系メンタリティの醜悪さ

スキャンダルが報道され、AKBグループ"恒例"の処分が注目されていた峯岸みなみ。 研究生への降格が発表されたが、それ以上にインパクトあったのは、「自分で決め」てやったという予想の斜め上をいく"けじめ"のつけかたである。 女性の丸坊主というと、デミー…

「権力より愛だね」にポカーン

としたのが、たしか昨年末。 東横線には頻繁に乗るんだけれど、ある日、上から垂れ下がっているトヨタの真ピンクの広告に、そんな字が躍っていて気になっていたのを覚えている。 でも、そんな違和感をこちらに抱かせたという点では、もしかしたら成功なのか…

産経の体罰擁護論を読んで、体罰が法律違反なのを知った

大阪市立桜宮高校のバスケ部の主将が、顧問教師の体罰後に自殺したことで体罰について賛否両論がおきている。 といっても、体罰反対が圧倒的多数なのだが。 そんななか、産経新聞の編集委員が果敢にもコラムで体罰擁護の論陣を張っていた。 こうした事件が起…

【映画評】人は変われるのか、変われないのか〜ブルース・ウィリスほか『LOOPER/ルーパー』90点〜

(チッチッチッチッ)「彼は、未来から来る敵を消す」ザッ ドン! という予告編がもはやおなじみになっているこの『LOOPER/ルーパー』。 主人公のジョー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、未来から送られてくる者を葬ることを生業にしている。というのも、タイ…

早期退職への相次ぐ批判に「そりゃ世界一有給がとりにくい国にもなるわ」と思ったです

教職員など公務員の早期退職の問題について、彼らを雇っている側にあたる人たちからも反応がきています。 神奈川県知事の黒岩さんは「退職金ということで、生徒たちを置き去りにし、ポイと辞めてしまうというのはやりきれない。生徒たちがかわいそうだ」と批…

なぜインドで残忍な性犯罪が起きているのか?

昨年末に、インドのニューデリー市内を走行中のバスの車内で女子大生が集団レイプされ、2週間後にシンガポールで亡くなった。 このニュースが報道された後、インドでは性犯罪の厳罰化や対策強化を求める市民により、連日大規模なデモが起こったという。 こ…

早期退職で去る教師は、せめて背中で生徒に語るべき

一昨日くらいから話題になっていた、公務員の「駆け込み退職」の問題。 埼玉県で教頭やクラス担任を含む110人が、退職手当減額は始まる前に、前倒しして退職を希望していることがわかり、その後も佐賀や徳島などでも同様のケースがわかっている。まず、寂し…

LINEが1億ユーザーを突破、ブラウンとコニーはもっと評価されるべき

LINEの全世界ユーザーが、サービスリリースから19ヶ月で1億人を突破した。linecorp.comこれはTwitterの49ヶ月、Facebookの54ヶ月をはるかに上回るスピードだ。そのうち日本の登録数が4000万人ということなので、およそ3人に1人が登録していることになる。こ…

【映画評】映画、というか0巻の特典映像 〜『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』30点〜

エンドロールが終わった後に、すぐ後ろに座っていた中高生だろうか、女の子数人が「ヤヴァイ!ヤヴァかったねー!」と興奮気味に話していたが、オレも思った。これはヤバイ。このクオリティは。まず指摘できるのは、ハンターハンター初の劇場版となる今作が…

成人式に荒れるヤンキー先生がネットで話題

毎年、荒れる成人式が話題なっています。 ところがいま、ヤンキーならぬヤンキー先生が成人式に行き話題になっているのです。厚木市の成人式に招かれたヤンキー先生こと義家ひろゆき氏。そこで待っていたのは「驚くべき事」だったのです(迫真)。 来賓紹介…

いつまでも夢を語っている人をみると『るろ剣』の宇水を思い出す

先日こういうまとめスレを読んで。 カオスちゃんねる : お前らが夢を諦めたのはいつ? 「夢をあきらめた」時期は平均で24歳、約半数が才能の限界を感じたから まず、この平均の24歳というのがものすごくリアル。 というのも、大学生ならば24歳というと社会人…

陰謀論廃絶の困難を自ら証明した内田樹

朝日新聞での内田樹氏のインタビューが物議をかもしている。 こちらのブロゴスの記事でも紹介されている。内田樹の就活インタビューに含まれる陰謀論がやばい具体的には、この箇所だ。 政治家もビジネスマンもメディアも『国際競争力を高めなければ日本は生…

「セックスのスケジュール化」がなぜ必然的に挫折するのか

セックスをスケジュール化する。ロマンティックとは程遠いようですが、“する日”をスケジュールに組み込みノルマ化してしまうのもひとつの手。時間を強制的に作り出さないと、セックスレスの期間はますます長引きます。 「妻は抱けない」と平然と言っちゃう夫…

【書評】ぼくが「回天」にひきつけられる理由 〜横山秀夫『出口のない海』〜

広島出身ということもあり、原爆教育というのを他の地域の子どもより多く受けたはずだが、ぼくが戦争について学んだ中でもっとも印象に残っているものは、実はそこにはない。 あれは家族で行った呉でだったと思うが、そこでぼくは原爆よりもっと仄暗く、底知…

[映画評]エイティーズを「脳筋」とバカにすることなかれ 〜トム・クルーズ『ロック・オブ・エイジズ』 75点〜

80年代末のアメリカを舞台に、夢を追ってハリウッドに来た少女と、同じ夢の途上にいるロック青年、そして史上最大のロックスターとの出会いを描いたロックミュージカル。ブロードウェイで人気を博した同名ロックミュージカルの映画化。 トム・クルーズがミュ…

いい加減デジタルネイティブのイメージを書き換えるべきときなのかもしれない

昨日からこの記事が、賛否両論入り乱れて話題になっている。13歳の息子へ、新しいiPhoneと使用契約書です。愛を込めて。母より(Hana.bi) - BLOGOS(ブロゴス) 13歳の息子さんに、クリスマスプレゼントとしてiPhoneを買い与えたお母さんによる自作の「使…

"過激なコスプレ"がおもしろい理由

コスプレの中でも、突出して肌の露出度が高くセクシーな部類のそれがある。 ここでは都合、「過激なコスプレ」と呼んでおこう。 昨年末に行われていた冬コミのコスプレ会場でも散見された。 http://matome.naver.jp/odai/2135683235746235301この過激なコス…

自分の気に入らないことをも楽しめない人はたぶん恋愛に向いてない〜ポール・ダノ『ルビー・スパークス』〜

デビュー作の小説が大絶賛されたカルヴィン(ポール・ダノ)だったが、2作目以降が書けないスランプに陥っていた。カウンセリングを受けるほど苦悶していた彼は、夢に出てきた美女"ルビー・スパークス"を登場させる恋愛小説を書き始める。するとスラスラ筆が…