いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

「セックスのスケジュール化」がなぜ必然的に挫折するのか

セックスをスケジュール化する。

ロマンティックとは程遠いようですが、“する日”をスケジュールに組み込みノルマ化してしまうのもひとつの手。時間を強制的に作り出さないと、セックスレスの期間はますます長引きます。



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おそらくスケジュールは満足にこなされることなく、失望した夫婦はセックスレスどころか永遠に肌を交えないことになるでしょう。
この記事は旦那さん側が乗り気でないという想定なので、そちらの方向で話を進めさせていただきますと、まずは男性の構造を知ってもらわなければなりません。
単刀直入にいいますと、男性といいますのは勃てと言われた時に勃たたず、勃たなくていい、あるいは勃ってはならぬときこそ勃つ、勃ってみせるという非常な天の邪鬼な性質がありまして。
それに対して、「セックスレスのスケジュール化」とは、一言で言うと「ここで勃て」という指定なのです。
これで上手くいくはずがありません。あと、女性の「満を持して」感も怖いです。ネグリジェ、ガン萎えなので今後一切着ない方向でよろしくお願いいたします。


ところで、この「セックスのスケジュール化」というのは、なにも結婚のなかでも特異な形態ではありません。
結婚とは、国が唯一セックスすることを積極的に奨励している間柄のことです。
いってしまえば国は、結婚に対しては「ここで勃て」と勧め、「他で勃ってはならぬ」と禁じているのです。
つまり、「セックスのスケジュール化」とは、なにもセックスレスの夫婦がとる苦肉の策ではありません。
結婚という制度は、そもそもが「セックスのスケジュール化」なのです。
ですから、畢竟、夫婦がセックスレスになることも当然と言えば当然だといえるでしょう。