アート
この件について先日ご指摘をいただいたある方に、僕がフーコーを引き合いに出したことに対して、彼が同性愛者だったという事実も考慮に入れるべきではないか、というご指摘をいただいた。もちろん僕はフーコーが同性愛者であったことを知っているし、そのこ…
この方も、そして読み手もブクマを見る限りほとんどの人はそれをわかっているだろうとは思うのだが、それでも一応書いておく。 orangestarの日記 大塚英志を始めとするラノベ論がこれだけ氾濫し、ラノベが誰だって書けるということがこれだけ喧伝され、物語…
http://d.hatena.ne.jp/kosyu/20090413/p1のエントリーからたどり着いたこの動画。 学術研究というのはフーコーが『性の歴史』等で喝破したとおり、対象に関する記述を包括的、網羅的に列挙していくという知/権力の営みである。厳密さを突き詰めていくと、…
3日に放送された、NHK教育「きらっといきる」の再放送「感動するな 笑ってくれ」の回を視る。ゲストは2人組のお笑いコンビ、脳性マヒブラザーズ。コンビ名の由来は、その名の通り、2人とも脳性マヒを患っているから。どストレートだ。 彼らにはある不満があ…
才能というのはおもしろい。 才能とは何だろうか。才能とは物ではない。視覚化されないし、数値化されない。才能とは、「才能としか言いようのないもの」につけられた仮の名前であって、僕らは才能というものをこの目で確認したことがない。しかし、だからと…
手厳しく言及されている増田さんのも含めて、興味深い記事。 この増田さんの記事をナイーブすぎるよと、思いながらも同時に、少なからずの共感を抱いてしまう自分がいるのに気がつくと、ネットでの「自己実現」でも僕らは、「個」という幻想から離れがたいん…
僕の周りには、「えぇ、そんな才能があるのに普通の仕事してんの?」という人がいたりする。「その道」に入れば、“もしかしたら”大成するかも知れないだろうし、中には実際に「その道」の人から声をかけられたという人もいる。でも、現実にはそれとあまり関…