「mixi『だけ』でつながる素敵な一夜を」――SNS「mixi」の思い出を振り返り、ユーザー同士で交流するイベント「mixi同窓会」が12月27日、東京・渋谷のミクシィ本社内で開かれる。
（後略）
「mixiって、僕らの青春でした」――「mixi同窓会」、非公式でもミクシィ本社内で開催 - ITmedia NEWS
mixi主催の公式イベントではなく、あくまで学生団体のイベントにスペースを提供しているだけみたいなのだけれど。
「FacebookやTwitterイジるな」というルールと参加費とんのかよというところで思わず笑みが漏れるんだけれど、いつ頃からだろうか、mixiがネット民から哀れみのまなざしで見られ始めたのは。
それに加えて、ここ最近のmixiはちょー気持ち悪い。
こういうのとか。
それでね、なんで気持ち悪いのか考えてみた。
するとわかったのは、SNSなんて所詮ユ―ザーからしたらどこだっていいってことなんだよ。人が人とそこで出会って面白いことが起きて、初めてSNSでしょ？ それを自ら愛を！愛を！ と訴え始めるというのはいただけない。「あたしたち友達だよね！？友達だよね！？」と訴えれば訴えるほど人って離れていくもんなんだよ。だって本来そんなの当たり前のことじゃん。
それから、ぶっこ抜かれたユーザーはFacebookやTwitterやってるのは明らかなのに、そこへの門戸を閉じるという致命的な時代感覚のなさね。たぶん参加者は帰ってからせっせとFacebookに書き込むんじゃないだろうか。
結局ね、「がんばろう！日本！」と言ってる間に本当にがんばっている人はがんばっているわけで、「ユーザーファースト」なんてあざとく宣言している暇があったら、粛々と改善策を練っていた方がよっぽどましだ。これだと、ネット民からの視線の生暖かさは増すばかりである。
それから最後に繰り返しますが、mixiは場所提供だけであくまでも学生団体のイベントなのでご注意ください。2回言いました。大事なことなので、ね。
