いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座、直毛によるブログ。今ここに、ポスト宮根誠司を目指すことを誓います。

女史たちよ! バレンタインデーには本贈れ!!

女性が男性にチョコレートを贈ることがすっかり定番化した我が国のバレンタインデーだが、これは万国共通ではない。ネット上にもさまざまな記事があるが、何を贈るか、そして誰が誰に贈るかも、各国でばらつきがある。
チョコレートを送るという習慣が日本にあるのは、日本のお菓子メーカーが長年がんばって定着させてきたからである。

ならば、である。どの業界がそれに相乗りしたって、構わないのである。「バレンタインデーにチョコ以外を贈るなんて伝統の破壊だ!」と国粋主義者の方々に罵られる筋合いはない。
ということでぼくは出版業界に対し、主に10代、20代向けにバレンタインデーに本を贈る習慣を根付かせるべきだ、と提案したい。若者向けに、「え? バレンタインデーって本を送るものですよ? 知らなかったんですか?(唖然」という雰囲気を作って行くべきである。


実は以前にも、記念日に本を贈る習慣を提案したことがある。
こちらで述べたので詳しくは繰り返さないが、贈り物として本を選ぶメリットには、


1・(贈り物としては)安い
2・(贈られた側の)邪魔にならない
3・本をとおしてあらためて「自己紹介」ができる
4・日本の出版文化の底上げに寄与できる


というものである。
バレンタインデーに贈るということは、特に3の「自己紹介」の部分を強調することができる。「へー、あの娘って、こういう本が好きなんだ〜」と、あなたについて考えさせるきっかけを与える事ができる。相手がその本を読むという文脈自体を、あなたが支配することができるのである。相手の中で、あなたの存在感がぐっと増す事は、いうまでもないだろう。
これがチョコだったらどうだろう? ホワイトだろうがビターだろうが、中にアルコールが入っていようが、胃袋に入ったら一緒である。翌日にはクソになって排泄されて、終わりである。


ただし、これは若者で、とくに読書習慣が比較的浅い人に限定するべきかもしれない。相手が多読家ならば、贈った本が既読だったという気まずい展開になりかねない。また、ガチの本読みは強いこだわりがある。もしあなたが、相手のこだわりの強い分野で、まちがって相手の大嫌いとする本を贈ってしまったら、一発レッドで恋愛対象から退場になってしまうおそれもある。注意が必要だ。

できれば、読書経験の少なそうな相手に使いたい。あなたが女子なら、部活おわりで汗をふく相手男子に「山田くん…バレンタインデーだから……これ……(ドキドキ)」と手渡す。
相手男子は家で風呂上がりにでも本をペラペラして、感銘を受けるのである。「へえ、◯◯ちゃんって、『×××』(←あなたの選んだ渾身の一冊)のこういう世界観が好きなんだぁ」と。彼が他の女からのLINEも無視し、あなたからもらった本を読みふけっている先で何が起きるかは、あなたの努力しだい。
また、ぼくはこういう経験をきっかけに、常習的に本を手に取ってしまう「本読み」の人口拡大が起きれば、とも思うのである。読書経験が少ない人へ、と勧めるのはそういう理由でもある。


それでは最後にご唱和ください。

バレンタインデーブック♪ バレンタインデーブック♪りぼんをかけて
シャラララ素敵にブック♪ シャラララ素敵に♪