いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

職業に貴賤はないと思っていたが賎しむべき職業をみつけてしまったという話

「男の風上にも置けない」という言葉がある。自分もそれに該当する恐れがあるため、個人的には普段あまりつかわないが、それに該当する男をみつけた。
松方弘樹か誰かの息子に仁科なにがしというのがいて、そいつを今週あたりからちょいちょいテレビでみかける。彼である。


すでに周知のとおり、この男は同棲していた女性タレントに自宅での浮気現場をみられ、破局に至ったのだ。ことに至ったかどうかで彼はセコい弁明をしているが、同棲の現場に連れ込んだ時点で、アウトだろう。
ここで浮気についてはとやかくいわない。矢口真里の不倫についても、個人的には世間が思っているほど反感をもっていない。しちゃったものはしかたない。ただ、結婚には向かない女性なのかな、と思ったが。
浮気そのものをどうこういいたいのではなく、問題は浮気した側のこの仁科なにがしがノコノコとテレビに出て、ことの詳細を語っていることだ。この点に関して、公の場から姿を消した矢口の方がまだ潔い。
ぶっちゃけた話、この仁科なにがしというのは、芸能界的にはいてもいなくてもいい存在である。親のコネでテレビに出ているだけで、だれでも代替可能である。そんな彼を、ミヤネ屋などが中継までして出演させるのは、彼自身に出演させるメリットがあるわけではない。彼が浮気を彼女にバレたしょーもない男だ、という事実ただ一点のみにおいてなのである。これが驚異的にダサい。
「女遊びは芸の肥やし」という古い言葉がある。男の下半身のダラシなさを言い訳する言葉であり、まさに彼の父親、松方弘樹に当てはまりそうな言葉だ。
だが、後にその肥しで成った芸事によって大成し、飯を食えるようになったなら、辛うじて聞き入れられる言い分だ。しかしこの仁科なにがしはそんな生易しいものではない。肥やしそのものをウマいウマいと食っているのである。この節操のなさたるや!


一部週刊誌は、状況からしてこの仁科なにがし本人が浮気がバレたことをリークして、話題作りをしているという説を唱えている。
そうだとしたらクソすぎるが、もしリーク元が別にあるとしても、公の場に出てきてヘラヘラしている姿には、プライドねーのかよと思う。「高プライド」男も痛いが、プライドがなさ過ぎるのは語るに落ちる。何よりもかわいそうなのは、浮気された側の女性である。


出演させる側は出演させる側で、こんな男を取り上げるなら、キー局を出禁になったとされる岡本夏生を出すべきである。

「職業に貴賤はない」と思いたい。いや、思いたかった。しかし、彼のような「職業」を目の当たりにするにつけ、どうもそうではないらしいと首を傾げざるをえないのである。