いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

【海外旅行ド素人の】ラスベガスの印象を語るよ!!前編【旅行記】


突然ですが、ラスベガス行ってきたんですよ。




清原の出るやつじゃなくて、本物の方です。



グランドキャニオンと合わせて三泊五日。
海外旅行は前回2002年のが最初で最後だったので、個人的には本当に本当に久しぶり。
ということで、今日は旅行で思ったことを前後編にわけて書きます。


あ、そうそう、くれぐれも注意してもらいたいのは、あまり経験ない人間による海外旅行とあって当たり前のことも珍しがっているかもしれません。
羽田に向かう京急が途中で進行方向を変えたこととか、ちょっとした江戸のテーマパーク化した羽田国際線のターミナルにも浮足立っておりました。


そういうレベルであるのを知った上で、微笑ましく眺めてもらえれば幸いです。

【感想その1】スロットだらけだった

ラスベガスの代名詞といえばギャンブルだけれど、スロットマシンが予想を超える量で氾濫していた。
乗り継ぎも込みで計十数時間をかけて最寄りのマッカラン国際空港についた際、乗客を出迎えるように出入口付近に数台のスロットが鎮座していた。

ウィキペディアによると、空港だけで1234台あるらしい。アホか。


けれどこれは別に空港特有のものでなく、ラスベガスにはいたるところにマシンの群れが生息していることが、後々わかってくる。
空きスペースがあったらとりあえずスロット置いとけという感覚で、いたるところに置いてあった。もちろん、すべてプレイするにはドル硬貨が必要で、当たればドル硬貨で支払われる。

【感想その2】ホテルの客室数と24時間営業のカジノがすごかった

ぼくが泊まったのは、モンテカルロ リゾート&カジノというホテル。名前にあるとおり、モナコ公国をイメージしているのだとか。


ホテルがあるのはストリップ地区という今ラスベガスでもっとも栄えている通りで、他にもこの街最大手のホテルが立ち並んでいた。


何がすごいって、客室の数。市内の多くのホテルが1軒につき数千の客室を抱えている。泊まったモンテカルロもほぼ3000室という客室数だったけれど、最大のMGMグランドにいたっては7000室あまりを擁していて、これが世界一でもある。ちなみに日本一は品川プリンスホテルで3680室とのこと。


そうした莫大な客室数でも満室になることは珍しくないらしく、これだけあると掃除係は大変だ、と思った。


大手のホテルはどこも1階がだだっ広いカジノになっていて、きらびやかなスロットマシンが立ち並ぶ様は圧巻の一言。


しかもこれ、なんと24時間営業なのだ。カードゲームやルーレットの現場ではディーラーが、客がいないときでも常時待ち構えている(残念ながら、カードゲームのフロアは撮影禁止なんだとか。残念)し、スロットはひっきりなしにピコピコ光り続けている。
モンテカルロではそれに付随して、隣のフードコートも24時間営業になっていた。


ホテルの客室数、24時間営業のカジノから推測できるのは、1つのホテルだけでも莫大な数の雇用が生まれているということ。
昼も夜も客が増えても減っても出し惜しみすることなくお金を垂れ流し続けるその姿勢に、この国のスケールのデカさを感じた(もっとも、そんなラスベガスもリーマン・ショックのときはかなりヤバかったそうだが……)


雇用者数で驚かされたのは、今回訪れたグランドキャニオンについてもだ。入っている国立公園は最盛期には従業員とその家族を含めて3000人が入居するらしい。それだけいると1つの街といえ、公園内にはちゃんと小中高校が完備されているのだそうだ。


【感想その3】食べ物は……

食事については「メシはまずい」「日本食が恋しくなる」といったネガティブな情報を頭に入れていた分、身構えていた。
結論から言うと「まずい」とまでは言い切れないまでも、満足度は低かった。
今回食べたある日のビュッフェ。


他のアメリカのどの地域でもそんなものなのなのだそうだが、レストランがたくさんある一方で、ラスベガスでミシュラン・ガイドに三ツ星をつけてもらえるお店はわずか1店舗なんだそうだ。

でも、満足度の低さについては作り手の技術の巧拙というより、そもそも目指している方向性がぼくらとはちがうんじゃないか、という印象があった。つまり、そもそも日本人の味覚とのちがいなんじゃないかと。
また、ぼくの個人的な要因として、三食B級グルメでおkという日頃の「フード右翼」ぶりのツケが回ったという気がしないでもない。


色味がドぎついものも結構あって、たとえばこれは結局自分が何を食ったのかが最後までわからなかった。

画像では生肉っぽいけど確実に肉ではない。カブかな?


満足度が低いものを食い続けたことで「味覚的疎外感」を味わったことも事実で、そろそろ日本食が食べたいぞと思っていたときに救いの手を差し伸べてくれたのがオレたちのマクドナルド


ぼくの好きなビッグマックだが、何がすごいって日本のものとほとんど変わらない味なのである。ひょっとして、世界のどの店舗でもこの味が提供されているのだろうか……。
滞在3泊中に2回も食べてしまった。マクドナルドは庶民のインフラ」という説は、あながち間違っていない


その他、日本でも食べたことないサブウェイなんかもあって、これも美味しかった。日本にもあるチェーン店はハズレ率が低そうだ。
食事についての感想を一言で言うと「あ、アメリカ人って甘いモノが大好きなんだな」ということ。とにかくやたら甘い。
そのためかなんなのかはわからないが、イメージ通りふくよか(婉曲)な人が多い気もした。


■■■
さて、きょうはここまで。
明日の後編では、ぼくがアメリカに到着してすぐにもったある「違和感」や、初挑戦のカジノでの結果、ラスベガスの面白い歴史も紹介しちゃいます。



【海外旅行ド素人の】ラスベガスの印象を語るよ!!後編【旅行記】