いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

ぼくらがstudygiftと例のワセジョにムカつく理由を仕分けしてみた

studygift 〜学費支援プラットフォーム〜 studygift 〜学費支援プラットフォーム〜

佐々木俊尚氏が午前中から批判派とバリバリやりあっているが、彼のいうとおり「他人が他人に対してどのようにお金を使ってもあなたには関係のない話ではないか」で話は終わってしまうのである。
しかし、それでもこの腹立たしさは収まらない。
考えてみれば、ぼくらが日常で感じるこうした怒りというのは、その多くが論理的に説明つかない理不尽なものだ。
そして、論理によってその怒りは癒せないのだ。
しかしその怒りを仕分けすることは、また一つ益のあることになりはしないか。
就活でも「自己分析」が大事っていわれるじゃーないか。
ということで、その怒りの理由を仕分けしてみる。

1:手段が圧倒的にキャバクラだから


多くの人が指摘していることだが、これはキャバクラと何も変わらない。
特に、今回の事例では建前上ちがうとは言い逃れできるだろうが、誰がどう見たって「この子だから」お金は集まっているわけだ。
これはサポーターという体のいい言い方で表現しているが、「貢ぐ君」と何も変わらない。
攻撃色一色にあふれたネット界隈をみていて思ったのは、今回の「怒り」は、AKB商法についてヲタ以外の人が感じているえもいえぬ「怒り」と似ている、ということだ。
ぼくらは、自分には意味のわからないものにお金が使われていたときに、許容のレベルを超える怒りと不快感をもよおす習性がある生き物であるということを、自覚しておいた方がいいのかもしれない。

2:目的が圧倒的にショボイから

続いて2つ目。こちらはあまり指摘されてないことだが、ぼくらの怒りの源泉は実はここにあるかもしれない↓

そもそもGoogle+は就職活動のために始めたのですが、学費が支払えず退学になるという状態では通常の就職活動を続けることは不可能になってしまい、なんのために大学に入ったんだろう、と感じました。

つまり彼女が「サポート」を求める理由は、「ネットで有名になったことを履歴書に書こうと思ったのに退学になるんじゃ意味ねーじゃん」という、辞書の例文に書けるほどの本末転倒の極みでしかない。結局もって彼女がいう目的とは、四大卒の証明書が欲しいという真にショボイ理由なのだ。
これがバカみたいに壮大な理由だったなら、まだわかる。
ONE PIECEを探しに行きたいのに冒険資金がまだ足りない!とか、個人で宇宙エレベーター作ってたら資金足りなくなっちゃいました(テヘとか、そういう理由だ。
でもこれはちがう。卒業なんて普通にやってれば普通にできることだ。
そんな夢でもなんでもない理由に、バカな大人がホイホイと金を出すんだから、たまったもんじゃない。
そんなところだろう。


もっとも、冒頭に書いたとおり誰がどんな無駄遣いをしても、とやかく言われる筋合いはない。
それに今書きながら考えていてわかったことだが、studygiftって使い方によってはわりとよいシステムじゃねーか(ステマじゃないよ)。
だが広告塔になった今回のケースがあまりにもイレギュラーすぎた。


最後にこれだけは言わしてくれ。
ぼくもかわいい女子大生に生まれてバカな大人にチヤホヤされたかったよおおおおおおおおおおおおおおおお。