いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

祝☆Googleストリートビューに地元が載る

僕の地元というのは、ほら、例の道ばたにお好み焼きが落ちてるほど(嘘)のおたふくソース大国なんだけれども、先日晴れてストリートビューが見れるようになった。そんで見てみると、実家の思いっきり真ん前を通過して一人で爆笑。この建物はやはりちゃんとあって、あの建物もやはりちゃんとあってと、当たり前のことを確認して、当たり前のことながら不思議な感覚を覚え(こういうのも「ゲーム的リアリズム」っていうんだろうか?)、感慨に一時ひたる。


少し前にtsudaるのが好きになれないとは書いたのだけれど、このストリートビューに関しては僕、意外とというか全然オッケーなんですよね。どちらも情報化の同じ潮流にあるんじゃないかと言われればそうなんだけれども、素朴な話、格式張った場でのスピーチや講演でない限り人の言葉っていうのはなまものであって、その時その場所でしか発生しない固有のアウラみたいなものがありそうなのに対して、カメラによって写しとられた風景や建物っていうのはある程度の客観性がありますから。それはそれで素朴なリアリズムだとか、写真の物心的信仰だと中平卓馬に叩かれそうですが。


監視社会だプライバシーだいうのもいまいちピンときてなくて、監視社会といわれましても、あれはすでに「撮られた画像」だから、現在進行形で監視“されている”とは言い難い。それに顔があからさまに映っていたらぼかしを入れれば済む話だし、ほいじゃ何かい、君は全裸ででもお散歩しているのかなという話になりますし。


と、論理的な説明にはなっていないかもしれないけれど、とにかく、ストリートビューにはtsudaるのほど嫌悪感を抱けないのだから仕方がない。