いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座、直毛によるブログ。今ここに、ポスト宮根誠司を目指すことを誓います。

本官、「初めて知った」警察であります

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サムネイル 困ったときは いらすとや

 

今まで黙っていたが、本官は「初めて知った」警察なのである。「初めて知った」という表現を見ると、本官は気になってしかたがない。別に誰かが「初めて知った」と使ったとしても、それを指摘はせずに黙っているので、正しくは「初めて知った」“秘密”警察と言えるかもしれない。

 

「初めて知った」という言い回しは、ほぼ日本人全員が一度は使ったことがあるだろうし、頻度も多い。ツイッターを見ていると、「初めて知った」はほとんど毎分ペースで新たに生み出されているのが分かる。
https://twitter.com/search?q=%E5%88%9D%E3%82%81%E3%81%A6%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%9F&src=typed_query

 

しかし、この言い回しはおかしいのだ、と本官は怒っている。

 

というのも、「初めて知った」という言い回しは間違いなのだ。「知る」というのは一回性の行為なのであって、「初めて」とつけるのはおかしい。その言い回しが正しいとするならば、「私は忘れっぽいバカなので、今後も、今回“知った”ことを忘れて“知る”ことになるでしょう」という予告でしかない。

 

正しく言うならば、「初めて」を外して単なる「知った」で意味は通るのである。「初めて」をどうしても付けたいならば、「初めて聞いた」でもよいのである。

 

では、なぜ、人は「知った」という動詞に「初めて」とイチイチつけたくなるのか、を考えてみたい。おそらく、「知る」という経験自体の興奮=「こんなの初めて!」に浮かれてしまい、ついつい「初めて」と付け足してしまうのではないか、と思う。知らんけど。

 

そういう本官も、では今までに一度も「初めて知った」と言ったり、書いたりしたことがないかというと、全然あるのである。

 

流石に書き言葉のときは「初めて知った」まで、書いて、「あ、ちがうちがう」と「初めて聞いた」に書き直しているが(それでも過去のツイートやブログには頻繁に登場する)、口頭ではかなり使っていると思う。偉そうにここまで書いておきながら、である。

 

本官も「初めて知った」の恐ろしい依存性に抗えないのだ。今回、このことについて「初めて知った」というみなさまも、ゆめゆめご注意されたい。