いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

なんで好き好んで運転するんですか?


これだけ責任だとかなんだと騒がれる中で、都心に住んでいて、運転する理由ありますか?
ぼくはそれが前から疑問でした。
ハンドルをにぎるということは責任を持つことです。誰の責任だ、誰を叩けばいいんだとこれだけ毎日騒ぎ立てる世の中。ハンドルを握るなんて、怖くないですか。
ぼくなんか免許はもっていますが、絶対に運転しなければならない状況に追い込まれないかぎりしません。羽交い締めされたって運転しません。羽交い締めされたらそもそも運転できませんが。


運転が許されるのはシンプルにいって以下の2種類しかいませんよ。

■仕事で運転している人
■どうしても運転しなければならない状況にある人


1つ目はわかりやすいですよね。責任と引き換えに賃金を貰っているひとですから。そもそも、お金が発生しないと運転しないよ、というのは誠に合理的です。
もうひとつも理解できます。マイカーがないと辛い地方も絶対にあるでしょう。
こうした人たちが車を使うのは何の問題もありません。

けれど、このご時世に純粋に「趣味:ドライブ」なんていってハンドルを握る人、ぼくは気がしれません。事故を起こしても大丈夫、責任はとるからというでしょうが、相手が死んでとれる責任なんてないんですよ。

もうみんな麻痺してるんだと思います。なぜか車に対しては判断が甘々です。本来ならばもっと「できるだけ運転したくないな〜」「うわっ、今日運転かよ〜」という雰囲気の方が正しいです。運転をもっと重く受け止めるべきで、そうなれば無駄な運転が減ります。

運転手を雇えるなら雇って、公共機関があるなら使って、それでいいじゃないですか。バス業界やタクシー業界、運転代行サービス業を潤してあげましょうよ。

いわゆる「若者の車離れ」の一因は「若者のリスク回避」だと思います。そしてぼくはそれを合理的で正しい判断だと思っています。

ぼくがこういうのは、ハンドルを握らなくてもいいほどの財力のある才人が、ハンドルを握ることでキャリアに汚点を残すのが、他人事ながら見ていて忍びないのです。運転なんて、できることならしなくていい。そんな世の中になってほしいものです。