日吉の武蔵屋で食った帰り、斜向かいに見慣れない赤い店舗ができていたぞ。なんだこれは!
日吉の店舗には「ベンダーキッチン」とあるが、公式Facebookには「ベンダーベンダー」とあり、全体像はよくわからないが、一昨年あたりから神奈川を中心に展開しているチェーンのようだ。
ということで、とりあえず訪れてみた。
きみは「チキンオーバーライス」を知ってるかい?
このベンダーベンダー。売りは、NY発のチキンオーバーライス。
浜田雅功と槇原敬之なら「チキンライスでいいや」というかもだが、このチキンオーバーライスはちとちがう。
チキンオーバーライスとは、サフランライスの上に炒めたラムやチキン、ナン、レタスをのせた料理で、サワークリームとスパイシーソースをお好みでかけます。
見た目は地味で、味の表現も難しいのですが…本当に飛び上がるほどおいしいのです!
ベンダーというのはニューヨークの路上で営業する屋台のことで、そこで売られるのがハラールフード(イスラム教の律法で許された、豚肉以外の食べ物)なんだそうだ。
実際食べてみると、本当にこの「のせた」というところがポイント。
メニューはこんな感じ。きょうはとりあえず「スタンダード」を注文。
ではおまちかね、チキンオーバーライスの「スタンダード」降臨〜。
引用にもあったとおり、サフランライスの“上に”具がのっているような感じ。
こちらが鶏肉。
思い起こせば、従来のチキンライスはチキンと名のつくわりにはチキン少なめで、たまに大きい塊で入っていると「やった当たり」と得した気分になっていたものだ。
それに対し、このチキンローバーライスはまさにその「当たり」の集結といった豪華なものだ。