いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

小谷野敦氏が隠れやなせファンであることが発覚

id:jun-jun1965さんの記事。

http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20081210

アンパンマンの歌はやなせの詩だがすばらしい。

いや、まさにそうで、僕も金曜四時半からたまに観ていた。そして観るときはちゃんとオープニングのテーマソングから観ていた。その歌詞が何気にいいからである。
それで前に研究室の、もはや落書き帳と化したホワイトボードに歌い出しの一節を書いておいた。すると、ある同級生の女の子の興味を引いて、「これなに?」と聞いてきたので、「アンパンマンのテーマ」と返したら、「字に起こしたら意外とすごいこと歌ってるね」と言っていた。そうなのである。軽快なリズムとメロディを介すとわかりづらくなるが、平明な言葉で何気なくいいことを言っているのである、アンパンマンの歌詞は。

希望とか未来とか、わりと使い古されてるありきたりな単語でも、そういうのの組み合わせの妙でビビッとくる歌詞を生み出す人に、真っ先に桜井和寿が思い浮かぶ。最近だと『HANABI』なんて、その典型例だろう