もう時代遅れ感はあるが、土曜のK-1WGPについて一言。まぁ、最後の最後とこまでは本当に面白かった。それもこれも、皮肉なことに絶対的王者シュルトが開幕戦で消えたっていうのが大きな要因なのだが。
でも、最後だよなぁ。なんであそこで手を出しちゃうんだよ、バタよ。いや、手数が多いのはいいんだけどさ、倒れてる奴をストンピングしちゃあ・・・。DREAMのリングに上がって、「K-1の方が面白い」みたいな空気読めないこと言ってたけど、自分もちょっとMMAしてんじゃねぇかよと。
この件でレミーは責められないと思う。サップ戦でもやってるから、たしかに「前科」はある(ちなみに前回のは今回以上にウソっぽかった)。決勝戦という場面で、ああいうことに逃げちゃうところが精神的に弱いとも言われているけど、それでも責められない。なんだかんだいって、これは先に手を出したほうが(反則をしたほうが)悪い。それにつきると思う。反則をしたのはバタであって、それによってレミーが物が二重に見えるという「症状」を訴えたのなら、それ以上バタはもちろんのこと、主催者も僕たちも何も言えないのだ。
なんか最近のKは、あとちょっとでいい興行になりかけてる最後の最後のほうで、判定とかなにやらがそれを台無しにしちゃうってことが多いような気がする。あぁ、また去年の3月の横アリみたいな神興行が観たいなぁ。。
ただ見通し、案外開けているのかも知れない。バタはしばらく観られなくなるだろうけど、それでも今年の第三位ジマーマン、あとトルコの人(名前忘れた)とか、若手を中心にコマがそろってきたし、来年はまた面白くなりそうだ。