前にも書いたがうちの大学の図書館は酷い。
資本論は入ってなかったり、フーコーの『言葉と物』が入っていなかったり(ちなみにこちらは以前あったのが、どうやら借りパクされたみたい)。
もうひとつあった。続編のほうがあって前編がないとか、マニアックなほうがあって主著がないというケースがあるのである。
たとえば、
ギィ・ドルボールの『スペクタクルの社会についての注釈』があるのに、注釈されてる当の『スペクタクルの社会』がない。
ジョージ・リッツァの『マクドナルド化する世界』はあるが、それの元ネタとなった『マクドナルド化する社会』はない(紛らわしいよ…)。
極めつけはこちら、
アンソニー・ギデンズの『第三の道』がなくて、その後にその本に対する批判に応答する形で書かれた『第三の道とその批判』が最近入ったのである。
おいおい、批判を吟味するも何も、批判されてる当の前著を読まなきゃ意味わかんないだろ。。