いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

雑記

石原良純という問題―ただのチリ毛のコンドロイチンじゃないっ―

明石家さんまの娘IMALと石橋貴明の娘穂のかと相次ぐタレントデビューで、2世タレントについてのとりわけその是非についての発言をいろいろ耳にすることが多い昨今。その中で一番大きく聞こえる声、つまりマジョリティの意見を要約するとそれは、彼女ら2世タ…

立食パーティー弱者

先日、ある会合の打ち上げとして開かれた立食パーティーに参加した。どちらかというと主催者側の人間であった僕は、全体の動きよりも少し早めに会場に移動して、友人知人らと世間話をしていた。 すると開始時間が迫るにつれ、どんどん膨れあがっていく人数。…

チラシもあるでよ

個人的には「34歳の女」っていう呼び名、どないやねんって思ってます。 一年経ったらどうなるんでしょう。 「去年34歳だった女」。 一回りしたら「ひと昔前、34歳だった女」。 もし昔っから噂されてたなら「じきに34歳になる女」。

あたしのリップはあたしのもの、あなたのリップもあたしのもの

相棒から面白い話を聞いた。といっても相棒は当初それが面白いことであるともなんとも思っていなくて、それとなく世間話としてしゃべったところ僕にとっては面白かったに過ぎないのだが(なんか冒頭から卑下しすぎか!?)。相棒は動物でいうところのメス、…

知恵熱

今僕は、ある作業の半ばまできて、その先一歩も進まないというどん詰まりを向かえている。その作業が何なのかというのはさしたる問題ではなくて、じっと時が過ぎるのを待っていても仕方ない。そうだ、最近ブログ書いてないなということで、今書いてみようと…

めずらしく告知です

以前たしか、今手伝っているよ的なことを近況報告として書いた覚えがあるんだけれど、それの正体がこれ。 北仲スクール(横浜文化創造都市スクール)公開講座[第一期] 「サブカルニッポンのアーキテクチャ」 概要:いまや都市文化の重要な一角を占めるほど…

曖昧になるとまずいもの

曖昧にしたらまずいなってものが、たまにある。 九月の某日の夕方、朝から何も口に入れてなかった僕は、横浜駅近くの某ファーストフード店に入ってフライドポテトとチキンナゲットとシェークを注文して二階へ上がった。 中高生やらカップルやらでいつものご…

かくして勝間はイデアとなった

お前格闘技ファンだろといわれれば否定はできないほどにはこれまでシーンを追いかけてきたつもりだけれど、どうもここ数年、胸のときめくようなビッグマッチにめぐりあっていない。メイウェザーVSデラ・ホーヤとかミルコVSヒョードルとか、目を見張るような…

家計への配慮と無垢なる子供像の狭間で

先日研究室でとある後輩と馬鹿話に花を咲かせている際、「こういうのって、あるよなぁ〜」と二人してしみじみとなった話題があった。 子供の頃――といいつつも、今でもたまに実家に帰ればそうなるのだが――家族で外食に出向き、席についてメニューを見るときの…

俺から「・・・」を奪うな

まぁ以前から思っていたことなのだけれど、気が向かないので書かなかったことを少々。 いつからだろう。テレビのワイドショーなどで取材陣の前をその取材対象が「ノーコメント」なども断ることなく、完璧にスルーしてカメラの前を通り過ぎる際、テロップで「…

反復の愉楽

実家に帰った際に法事に二件ほど出てきた。 縁側では蝉がミンミンミンミン鳴き散らして真夏をアピールしていたけれど、冷房管理の室内は意外と快適で、家族一同仏壇に向かって坊さんの念仏をのほほんと聞いていた。念仏が終わればその後は、例の「ためになる…

時には日記のように〜♪

ここ最近ブログの更新をサボっていたのはなにも、突如として訪れた精神的な危機によって朝から晩まで抗うつ剤で脳髄をバチッと極めていたからでも、どっかのだれかに拉致されてブリーフ一枚&猿ぐつわでロッカーの中をモゴモゴしていたから、でもない。実家…

繊細な先輩

こないだ学食で、同じ研究室所属の後輩四人が飯食っているところを遠巻きに目撃したのだけれど、その輪の中に入ろうか入るまいか迷ったあげく、結局最初っから知らなかったフリをしてそこを後にした。 今年で、この大学のキャンパスで過ごす夏は六回になる。…

100メートルの記録はいつ止まるのか

今日の昼、テレ東で『隣のリッチマン』というなんともバカバカしいコメディー映画がやっていて、何の気無しに視ていたのだけれど、主演がベン・スティーラーとジャック・ブラックという陣容で面白くないわけがなく、きっかけは何の気無しだったので見終わって…

続編はなぜ、失敗するのか

今テニスのウインブルドンが行われていて、NHKの深夜の放送を見たり見なかったりするのだが、女子のウィリアム姉妹である。 いきなり女性の顔の話で恐縮だが、初めて姉妹を見たときに僕は、姉ビーナスのほうがきれいだと思っていた。しかし今では、妹のセリ…

暑がりと寒がり、面白がりとつまらながり

二、三週間前だろうか、気温が25℃の近辺を行き来していたころ、「最近暑いね」という言葉を頻繁に聞いた。 いや、地球というのが太陽の周りを地軸を傾けたまま公転している以上、北半球にある日本が北半球が太陽と面と向かった時期に暑くなるのは、それはそ…

不可能なことほど羨ましい

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090610-00000002-president-bus_allこれを読んで、斎藤美奈子の初期の秀作を思い出した。妊娠小説 (ちくま文庫)作者: 斎藤美奈子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1997/06メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 30…

倒錯委員長「買い忘れ」に助けられる

ながーいブログを書いて研究室を書いた俺は昨日の深夜、自宅近くのコンビニに寄った。入る前にチラッとのぞくと、さすが深夜2時を回っているだけに店内はレジの店員二人だけ。いつものちーまー風のふたり。なにか談笑をしている。店内に入った瞬間その会話…

意味の真空状態に耐えること 

そうだよなぁー、なるほどなーというエントリーを読む。 たとえばあるブロガーが「わたしは在日朝鮮人です」と書いたとする。 これがもし対面で言われていたら、言われたほうは相手の「在日である」という属性以外の情報も同時に手に入れるのだけども(たと…

ちょっとした付け足し

「怖い人」が怖い理由 - 倒錯委員長の活動日誌に言及してくれているこちら。 メタコミュニケーションを試みるに適切な親密度ではないところへメタコミュニケーションを持ち込む感覚が怖いというはなしになるのかなclipping affair まさにそういうことです。…

プチ公私混同

公共の場では「私」、私的な場では「俺」または「僕」と、流暢に使い分けるのが、もしかして「大人の基準」なのかもしれないが、なかなかそれは難しい。 学部生時代、なんでも理化学研究所とかいうたいそうなところから引き抜かれて来た教授の授業を受けた時…

ウソバスターがウソをつく

総務省、テレ朝に厳重注意 ネタ元ブログ自作で テレビ朝日系のバラエティー番組「情報整理バラエティー ウソバスター!」で1月10日に紹介したインターネットのブログが放送用に自作されていた問題で、総務省は31日、「過剰な演出があった」として同局に…

吉本がイケメンの量産体制に入った

よしもと発表「男前芸人」に新王者 ライセンス藤原1位トップ10はこちら この記事を読んで、はて?と思った人も多いのではないだろうか。「ザ・ちゃらんぽらん」であったことが早くも黒歴史と化しつつあるあのライセンスの藤原が、ガキ使で「バキューム藤原…

ちょっ、ちょい初田っ!

最近あまりにもテレビの中のWBCの熱狂と、僕自身の冷め方の温度差がハンパじゃないので、怖くてテレビもつけにくい状況なのだが、今日出かける前につけていたテレビは、偶然にもそのWBC決勝戦、日本対韓国が始まる直前の状況を映していた。 ベンチ裏リポータ…

M-1もR-1もキングオブコント(C-1?)もダメにするS-1の問題点

今年始まったS-1バトル(AVメーカーの名前ではない)について、今週号のアエラに批判的な記事が掲載されていた。S-1バトルはソフトバンクが開催するお笑いショーレース。SoftBank 吉本のお笑い芸人が携帯動画のコンテンツをアップロードし、それをソフトバ…

シンクロニシティー

僕が子供の頃から怖いほどよくあるのがこのシンクロニシティーだ。特に歌で多い。家で、その時特に流行っていたというわけではないある歌謡曲を、しかも口には出さずに頭の中で反芻していたら、それを鼻歌で歌いながら母が干していた洗濯物を抱えて二階から…

マンガ的とは

ある評論家が、とあるマンガ作品を評するときに「マンガ的」(ここではストーリーマンガを指す)という言葉を使ったことで、いったいその「マンガ的」というのはどういうことじゃなもし、という話を本で読んだことがある。 マンガのマンガたる要素とは何か。…

死んだ人を悪く言うもんじゃない

死んだ人を悪く言うもんじゃない、という思想(?)みたいなもんがあるが、あれの真意ってなんだろうか。いや、真意というか、そもそも誰が始めに言い出したのだろうか。死人に口なしというように、もはや反論もできない人間のことを言るのは可哀想だから言…

宇宙葬

突然だが、僕は死ぬのだとしたら、亡骸の残さないような死に方をしたい。棺の中でもう死んでいる肉体が、人に泣きつきかれ、その人たちが自分と僕の思い出やなにやらを投射する道具にされるのが、たまらなく嫌なのである。だから、生命としていなくなるのと…

小谷野敦氏が隠れやなせファンであることが発覚

id:jun-jun1965さんの記事。http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20081210 アンパンマンの歌はやなせの詩だがすばらしい。 いや、まさにそうで、僕も金曜四時半からたまに観ていた。そして観るときはちゃんとオープニングのテーマソングから観ていた。その歌…