いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

コラム

高齢社会で女性が「選択」に苦しめられる?

とくにオチがある話ではないのだが。 4月に入社した新卒の若者たちが、そろそろ落ち着き始めているが、そんなおり、ピチピチの新卒ギャルひとりに、興味深い話を聞いた。 その子の友だちにいる新卒同士のカップルの話だ。彼氏のほうが名のある大手企業に入社…

「こじらせる」と「上から目線」と「見える化」

最近この3語が、もう見ない日はないというぐらい氾濫している。 今からこの3つを論難していくのだが、わかっている。言葉など移ろいやすいもので、「伝わればいい」のである。であるからして、これから綴ることは批判というか言いがかりに近いレベルの、個…

最近街で見かける「昔のTSUTAYAみたいな鞄」クラッチバッグとは?

昨年、「いなりずしみたいなバッグ」が流行していることに気付き、調査した。 最近街で見かける「いなりずしみたいなリュック」コートエシエルとは? - 倒錯委員長の活動日誌 ファッション音痴のぼくであったが、苦心の末に「コートエシエル」とのバッグの名…

ルミネCM問題ごしにもう一度「境界のないセカイ」問題を考えてみる

3日前にドラマ「相棒」の最終回が炎上していると思ったら、おとといにはルミネのCM動画が爆炎していた。なんだなんだと駆けつけてみると、動画では主人公の女性が同僚男性に他の女性社員と比べられた上で「需要がちがう」と言い放たれ、変わろうと奮起して…

曽野綾子は"かわいそう"

突然ですが、今ラスベガスにいます。 それはいいとして、産経新聞に執筆した「居住区」コラムが元で大炎上しているのが作家の曽野綾子氏である。 安倍さんがまた変わったことをしたのもあり、もはや一周遅れの感があるが、一昨日発表された反論での「チャイ…

【緊急提言】「童貞くずれ」という言葉を作りたい!

会話において頻繁に登場する状況なのに、それをドンピシャに表現する言葉がない! というもどかしい気持ちが募ったことはないだろうか。 言葉が存在しないがゆえにその状況はクローズアップされず、その状況内にいる人とそうでない人の境目は曖昧になり、そ…

“原子力”会見でわかれた2種類の「伝え方」

イスラム国に拘束された男性の実母が開いた記者会見が、物議を醸している。 23日午前、イスラム国に拘束されているジャーナリスト・後藤健二さんの母、石堂順子さんが都内で会見を行った。石堂さんは子どもたちの教育と医学について関心があると言い、後藤さ…

記念Suica騒動にみた我ら尊大な“消費者さま”

すでにマスメディアでも大々的にとりあげられ、もはや何周遅れなんだというこの話題。 JR東日本が東京駅開業100周年を記念し、20日午前に限定販売したIC乗車券Suica(スイカ)をめぐり、東京駅丸の内南口の窓口に購入希望者が殺到した問題で、…

かなり汎用性が高いたった1つの危機回避メソッド

「男は敷居を跨げば七人の敵あり」ということわざがあるが、何が起きてもおかしくない現代社会、何事にも対処できるように日ごろからシミュレーションしておくのは重要である。 そんな危機回避シミュレーションの妄想で、中学時代くらいからぼくを支配してや…

人の知識に不公平な人っていない?

「自分の知っていること」と「他人の知っていること」の間で、不公平な態度をとる人がいる。もう数年前になるが、ある会合でこんなことがあった。 「内田康夫も知らないんですかぁ???」 珍しいものでも見るように目を見開き、こう言われたことがある。「…

どうしてハイパー大学生は小学4年生だとウソついたんですか?

小学4年生が作ったとして話題になっていた、衆院解散の是非を問うサイト「どうして解散するんですか?」。 何だかみんなたくさん勘違いしているみたいだね。 NPOなんちゃらとか民主党とかが関わってるって言われているみたいだけどこれって全部僕たちが聞き…

ゴシップ誌の首を絞めていく有名人の「セルフスクープ」

ダルビッシュ有が女子レスリング選手の山本聖子との交際明かす - ライブドアニュース ダルビッシュ有の交際宣言自体より、個人的には彼と小学館側の隠れた「攻防」が興味深かった。ダルビッシュ有 山本聖子との異例の交際宣言の裏事情とは│NEWSポストセブン …

ハロウィンでナンパしやすくなる科学的な理由

ハロウィン期間中ということで、渋谷などを歩いていると男女の仮装もしくはコスプレによく出くわすが、なかでも、彼らと初対面らしき第三者との間で写真撮影などを介してのコミュニケーションが始まる場面をよく見かける。 話しかける側と話しかけられる仮装…

最近街で見かける「いなりずしみたいなリュック」コートエシエルとは?

ここ最近、街中で奇妙な形をしたリュックを見かけるのだ。最近よく見かけるいなり寿司みたいなリュック、あれなんやねん。。。— 倒錯委員長 ??(゚Д゚) (@usukeimada) 2014, 10月 14 とにかく多い。昨夜も泥酔した大学生らしき若者が連れて行かれていたが、駅員…

探しものをなかなか探せない「探し無精」の生態について

「探し無精」っていう類型の人間が、一定数存在すると思う。 なぜならぼくがそうだからだ。 人類は60億人いるわけで、まさかぼくだけの特徴というわけではないだろう。「探し無精」とは何者か。文字どおり、探しものを探すのを面倒くさがるのだが、(ぼくを含…

社会人の恋愛・結婚にまつわる「持ち込み」「調達」「現地調達」とは?

先日、知人の美人女子大生から、ある企業について聞いた話が面白かった。 東京の一等地にある誰でも知っているような大企業だが、その社員の間では、結婚に3タイプの呼び名があるという。 学生時代から交際する恋人とそのままゴールインすることを「持ち込み…

アイドルたちが最も恐怖するもの

少し前だが、12日に同じ現象に正反対の角度から光を当てたような記事を2本、目にした。 女性アイドルグループ「でんぱ組.inc(でんぱぐみインク)」の「最上もが」が11日、ネット上での自身に対する誹謗中傷に触れ、対処法について持論を展開した。 (中略) …

自殺の「被害者」を無視する長谷川豊氏の自殺否定論

元フジテレビのアナウンサー、長谷川豊氏が理研の笹井芳樹氏の自殺に関連し、気炎を上げている。 僕は笹井さんに同情しない。 笹井さんはやらなければいけないことが沢山あった。 そこから逃げ出して、周りを、笹井さんを大切に思う何人もの人を傷つけた笹井…

「虎の穴」としてのすき家

ここ最近、大手飲食チェーンの社長や幹部が、相次いでその極端な経営哲学を開陳し、物議を醸している。 先日はワタミの社長が「俺たちゃ家族!労組はいらねぇ!」と宣言していたが、すき家の第三者委による報告書も各所ですでに話題になり、捨てるところがな…

裸になるタレントと収入を暴露するタレントの共通点

最近の芸能人、テレビで収入言いすぎじゃね? と思う。あくまで記憶した範囲の話だが、ぼくが熱心にテレビを見ていたころ(たぶんアナログ放送が終わるまでだから2011年?)までは、番組内で収入の話題になっても、タレントは最後の最後まで具体的な数値はい…

「夏休み」に遊ばれないために

近頃の大学生は「夏休み」に遊ばれるらしい。それは、海水浴で知り合った悪い男に騙されるとか、そういうたぐいの話ではない。文字通り、「夏休み」にもてあそばれるのだ。この問題はソーシャルメディアの普及に関係している。夏休みの最中、暇を持て余して…

「職歴なし還暦ニートの俺、失ったものの大きさに涙が止まらない」というスレを読んで

凄いスレを開いてしまったという印象。 職歴なし還暦ニートの俺、失ったものの大きさに涙が止まらないスレをたてた人物は、18歳から親元でニート生活に入り、42年間テレビやネットなどのメディアに触れながら、食べては寝ての生活を続けてきたという。還暦を…

【続報】産経のささやかな親切心とそれでも増殖し続けるSTAP論文騒動の「誤報」

5月に書いたこれ。 小保方氏騒動でみたネットならではの「誤報」まだ小保方さんが時の人としてもてはやされていたころの産経新聞による記事が、彼女に疑惑が向き、STAP細胞の存在そのものに疑義が挟まれた後に、あたかも最新情報のように出回っていた。 未だ…

ACっぽい東京ガスの就活CMがイマイチな理由

2月に放映開始された東京ガスのテレビCM「家族の絆・母からのエール」編の内容が、あまりに辛辣なため、放映1ヶ月で打ち切られたことが、徐々に話題になっている。 先週、知人から教えてもらって視聴したのだが、この話題が昨日ついにYahoo!トピックス入りし…

デキの悪い就活生は面接官を「ポエム化」させる?

最近、元就活生から面白い話を聞いた。デキの悪い就活生は面接官を「ポエム化」させる、というのだ。 面接という行事では、クライマックスで面接官から「何か質問がありますか?」という"逆質問"を投げかけられることが、半ば慣例化している。その逆質問に困…

ネタバレは偽ネタバレであってもネタバレか?

先日、ある映画を観ている最中、ネタバレをくらった。 「あっ、その映画って最後にお兄さん死ぬよ」 観ている途中にはっきりとおもいっきり。 勘弁してくれよと注意しつつ、気を取り直して最後まで観た。ここまでだと、世の中に転がる凡百の「ネタバレ」話で…

「セクハラ」野次を放った議員はなぜ名乗り出ないのか?

18日の都議会で質問に立った塩村文香議員が、「早く結婚しろ」や「産めないのか」といったセクハラめいた野次を浴びていたことが、大きな問題になっている。関心事は「誰が言ったのか」ということなのだが、未だに特定されずに宙吊りの状態が続いている。塩…

世の中には凸の人と凹の人がいる

例えば、飲み会があったとしよう。わいわいがやがや盛り上がっているのだが、そろそろ終電がやばいと気になってくる時間帯にさしかかり、「そろそろお開きにしますか」などと、やんわりと会の幕引きをする人がいる。幕を引いた人にやんわりと流されて従って…

加藤茶の異変から考えるお笑い芸人の"引退"

テレビ番組に出演した加藤茶の様子がおかしいと、相次いで指摘されている。 【エンタがビタミン♪】加藤茶、バラエティ番組でほとんど喋らず。「目がヤバイ」と心配する視聴者も。 - ライブドアニュース 4日放送の日本テレビ系「笑ってコラえて!」特番での様…

袂をわかちはじめたノマドたち

新しい働き方「ノマド」を提唱していた安藤美冬さんが、多摩大学の専任講師になっていたことがわかり、波紋を広げている。 http://www.tama.ac.jp/guide/teacher/andou.html専任講師とは常勤のことで、一般企業での正社員と非正規社員の違い以上に、大学内部…