いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

いらないライフハック

「劣化」という言葉の逃げ場のなさが嫌

いつだったろう、「劣化」という言葉を人物に対して使われているのをネットで見たとき、ちょっとした驚きがあった。 具体的には、人(圧倒的に女)が年齢を重ねることで太ったり、乳房が垂れたりして体型的に醜くなることや、肌つやがなくなり顔にしわが刻ま…

「童貞コンプレックス」が薄れ、「童貞文化」も廃れ始めているのかもしれない

最近僕の中で殊に強まっているのが、「童貞コンプレックス」というものがこのままなくなっていくんじゃないか、という実感だ。 説明不要であると思うが、童貞コンプレックスというのは、女性と性交渉をしたことのない童貞が童貞であるということに対して抱く…

「面白い体験」は「面白い話」ではない 〜お笑いオセロの法則試論〜

つい先日、お笑いについて語ること自戒していたのに、またこういうことを書いてしまう。いや、今回は笑いというよりも、ユーモアだということでどうかお許しを。 先ほど、堂々たるスカルプD一社提供のバラエティ番組『芸人報道』が放送されていた。今回は特…

陰謀論に弱い人たち

最近日中関係の議論が熱くなっているが、そんな中、とあるtogetterで陰謀論が展開されていた。その話はその方面の情報に通じている人のもので、なるほど納得できるところもあるし、ソースも確かなものなのだろう。だが、その一方でその話を聞いていた側、ま…

クレタ島的な・・・

もしあなたに今、彼氏がいたとしよう。 その彼氏の身にある日、なにか経済的、社会的な災いが降りかかり、このままではそのうちあなた自身にも火の粉が降りかかってくるかもしれない。 そんなとき、あなたの身を案じた心ある彼がこう言ってきたとする。 「君…

大丈夫、君の顔はなにも変じゃない

旅行先などで撮りだめた写真を、帰ってきて写真屋さんで現像してもらい、再度集まってみんなでワイワイいいながら眺めて共通の思い出に浸るという光景が、かつてはあった。今でこそ、デジカメの爆発的な普及により撮影から閲覧までの時間が限りなく短くなり…

もし夏休みに帰省した親戚の子供に自我理想と理想自我のちがいを訊かれたら・・・

もうすぐお盆だ。法事などの冠婚葬祭を名目に、親戚一同が実家に集まるという人も少なくないんじゃないだろうか。 その中には当然子供だっていることだろう。 楽しい楽しい夏休み、ただでさえ好奇心旺盛な親戚の子供は、普段は会うことのないあなたの姿に色…

「聖地」は自発的に作れるか?

ラブプラス+というゲームを絡めて、熱海でちょっとしたすごいことが起こっているらしい。 http://www.konami.jp/loveplus_plus/atami/ まとめサイトでは早くも、「彼女」と同伴で旅行に行ったという幸せな方々による渾身のレポが紹介されている。 http://blo…

“世間”を我々の手に奪還せよ

最近、「世間」についての議論をよく見る。 ある事象について少数派に属する人を諭すとき、「私は×××を理解しているけれど、世間にはそれが通じない人がいるから気をつけた方がいい」という論法を使う人が、「世間」にはいるんだそうだ。直接的な議論は避け…

無害ゆえに無敵、でも不快!な「やれやれ」的現代の主体

ここ最近、サッカー日本代表が勝てば話の種でもしぼり取ろうかと選手の親にまで追い込みをかけたり、デブはこの世の悪だと言わんばかりに相撲協会を叩きまったりするマスコミ。持ち上げるやつは一斉に持ち上げて、たたきのめすやつは一斉にたたきのめすよう…

“視線のすれ違い”があるところにこそ相思相愛があるじゃないだろか仮説

好きな人を“見る男性”と“見ない女性” 職場や学校など、ある特定の共同体内で男が片思いをしている場合、たいていそれは視線の方向によってわかる。要はその対象となる人を穴があくほど、とことん見るのである。相手の子の一挙手一投足を、ああかわゆいな、き…

議論をメタ化する人

こんな太平の世でも、時に人と意見が合わなかったり、話がかみ合わなかったりすることがあります。人間誰とも意見が一致するわけではなく、これは仕方がない。そういうときに「にゃろめ!」と言葉尻が鋭くなったり手を出すような傍若無人でない僕は、本当は…