いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

2017-01-01から1年間の記事一覧

【映画評】パッセンジャー

地球から植民地の惑星へ、宇宙船アヴァロンは人工冬眠中の乗員乗客約5200人を乗せて120年の旅に出た。ところがその道中、技術者のジム(クリス・プラット)は不具合によってたった独りで目覚めてしまいます。出発からまだ30年しか過ぎておらず、惑星到着まで…

【映画評】ヘッド・ショット

映画公式サイトより「ザ・レイド」シリーズのイコ・ウワイスが主演したインドネシア発のアクション映画です。今回ウワイスが演じたのは、頭を銃撃(ヘッド・ショット)されて浜辺に流れ着いた謎の男。ピアノマンではないようですが、どうも昔の記憶がない。…

【映画評】アシュラ

✨ついに解禁!✨映画『アシュラ』の日本版ポスター‼男の色気がむせ返る野獣のような男・野獣男<ヤジュメン>全員集合!”この修羅の果ては、闇か光か。”知りたい人は公開時に是非劇場でご確認を!2017年3月4日(土)新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー! #…

【映画評】お嬢さん

https://m.youtube.com/watch?v=oeMQxa5qxA0:Movie 映画公式サイトより 日本統治下の韓国を舞台に、日本生まれ韓国育ちの美しい令嬢と、詐欺師の男女が騙し合いを繰り広げる、エロい、怖い、痛いの三拍子が揃ったサスペンスです。韓国映画、特に強烈なそれで…

「クソガキ」を叩く前に「クソガキ」を生み出した制度設計は大丈夫なの?

昨夜行われた侍ジャパンのWBC初戦となるキューバ戦で、ヤクルト・山田哲人の大飛球を外野席から手を伸ばして捕ってしまった少年が、ネット上で叩かれています。 この場面はリプレイ判定となり、結果、山田の打席は二塁打という判定に落ち着きました。インプ…

【書評】父・金正日と私 金正男独占告白 / 五味洋治

父・金正日と私 金正男独占告白 (文春文庫)作者: 五味洋治出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/10/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る先月、北朝鮮当局のものとみられる暗殺によって倒れた金正日の長男、金正男。日本ではディズニーラン…

【映画評】愚行録

『 #愚行録 』本ビジュアルも完成!意味深な笑みを浮かべる登場人物たちの思惑とはー。https://t.co/dS4wVnDKI9 #妻夫木聡 #満島ひかり #小出恵介 #臼田あさ美 #市川由衣 #松本若菜 #中村倫也 #眞島秀和 pic.twitter.com/pRWajqZkYR— 映画『愚行録』 (@gukor…

【書評】おぎやはぎ矢作をギャン泣きさせた小説『君の膵臓をたべたい』を読んだよ

君の膵臓をたべたい作者: 住野よる出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2015/06/17メディア: 単行本この商品を含むブログ (44件) を見る昨年ごろ流行っていたそうですが、読みました。他者への共感性が低い、いつもひとりの高校生「僕」は、ある偶然から自分とは…

【書評】女性経営者が明かす ラブホテルのぶっちゃけ話 / 阪井すみお・まお

女性経営者が明かす ラブホテルのぶっちゃけ話作者: 阪井すみお,まお出版社/メーカー: 彩図社発売日: 2014/04/25メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 「普通のOL」だった女性が知人の誘いでラブホテルの経営に乗り出し、日々味わっている苦労を綴…

【映画評】シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア

『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』 [Blu-ray]出版社/メーカー: 松竹発売日: 2015/06/03メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (2件) を見る 本作「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」は、人間社会にまぎれてひっそりと暮らすヴァンパイア男たちの…

上野千鶴子「平等に貧しくなろう」について

中日新聞が掲載した、東大名誉教授・上野千鶴子さんのインタビューがいろいろ話題です。建国記念日の中日新聞この国のかたち2017上野千鶴子「平等に貧しくなろう」・人口増えない・移民は無理・日本は人口減少と衰退を受け入れるべき・平和に衰退していく社…

【書評】愛がなんだ/角田光代

愛がなんだ (角川文庫)作者: 角田光代,角川書店装丁室出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2006/02/24メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 29回この商品を含むブログ (109件) を見るせつねえ…。せつねーよ…。 角田光代の小説『愛がなんだ』は、決して振り向いて…

【映画評】スノーデン

シチズンフォー スノーデンの暴露(字幕版)発売日: 2016/12/23メディア: Amazonビデオこの商品を含むブログ (3件) を見る 他の映画だとあまりないですが、観終わったあとに「落ち込む」という感情に襲われました。だって、スノーデンさん、スゴすぎなんですも…

【書評】ソープランドでボーイをしていました/玉井次郎

ソープランドでボーイをしていました作者: 玉井次郎出版社/メーカー: 彩図社発売日: 2014/12/18メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 「吉原」という地名はもう存在しないのだそうですが、「吉原めいた場所」は今もなおあるわけで。私のような小心…

【映画評】ウォーリアー

https://m.youtube.com/watch?v=YVF808nUU20:Movie ウォーリアー [Blu-ray]出版社/メーカー: ギャガ発売日: 2016/04/28メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (5件) を見るアマゾンプライム会員ならすぐに観られます。アツい…アツすぎる……‼ジェエル・エドガ…

「電通の先輩」の教えでまた電通マンを哀れんでしまった

元電通社員でキレナビ編集長などを歴任し、今はフリーで活躍されているはあちゅうさんが紹介した「電通の先輩」の教えが、物議を醸しています。 電通の先輩が、「CMは偏差値40の人にも理解できるものじゃなきゃダメ。この会社にいる時点で普通ではないと自覚…

【映画評】沈黙 -サイレンス-

沈黙 (新潮文庫)作者: 遠藤周作出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1981/10/19メディア: 文庫購入: 26人 クリック: 337回この商品を含むブログ (276件) を見る全編、暗くて重い映画です。考えてみれば、どんなに願っても神は降りてこないということを3時間弱か…

【映画評】ネオン・デーモン

https://www.youtube.com/watch?v=CB_nPauv2gs:MOVIE ニコラス・ウィンディング・レフンの最新作「ネオン・デーモン」は、都市の耽美主義をつきつめた、映像美が連続する一作です。エル・ファニング演じる、片田舎からロスのモデル業界に単身乗り込んだ16歳…

体験に偶然性をブチ込む TSUTAYAの「NOTジャケ借り」が面白いワケ

借りる映画は「直感」で TSUTAYA「NOTジャケ借り」に話題沸騰 - https://t.co/tPLMT6zZ5c pic.twitter.com/aTtsGbJFOT— J-CASTニュース (@jcast_news) 2017年1月8日 TSUTAYAが昨年10月から始めている「NOTジャケ借り」というレンタル企画がめちゃくちゃ面白…

オレ版2016年シネマランキング

年をまたいでしまいましたが、毎年恒例の今年日本初公開の映画から作るランキング。今回で5回目です。2016年は累計82本観ました。【過去4年のランキング】 2012年シネマランキング2013年シネマランキング2014年シネマランキング2016年シネマランキング まず…

年明け早々に目撃した「お笑いリンチ」について

不思議なもので「年明け」というともうけっこう前に思えてしまうのが、三が日に「ちょっとこれはどうなんだろう?」という番組がありました。それはある特番だったのですが、そこに「辛口お笑いライター」(本人の名誉のために匿名)との触れ込みでブロガー…

【書評】キラーストレス 心と体をどう守るか/NHKスペシャル取材班

キラーストレス 心と体をどう守るか (NHK出版新書)作者: NHKスペシャル取材班出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2016/11/10メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る本書は、いま受信料の問題とかなんやかんやでもっともストレスを溜めてい…

【映画評】NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム

2010年以降、メディア環境は劇的な変化を遂げた。一人ひとりが手の中にメディアをもち、「いま・ここ」にいる自分を世界中に配信できるようになった。視聴者数という指標は「もっと見られたい」「もっと注目されたい」という"もっと"を喚起する。ときにそれ…

【映画評】あと1センチの恋

あと1センチの恋 スペシャル・プライス [Blu-ray]出版社/メーカー: TCエンタテインメント発売日: 2016/12/07メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (1件) を見るAmazonプライム会員なら無料で観られます↓ https://www.amazon.co.jp/dp/B012BSV9I0/ref=atv_m…

「君の名は。」は好きな映画じゃないけど大切にしたいことはわかるよというお話

昨年大ヒットした映画「君の名は。」。映画「君の名は。」メガヒットの秘密 新海誠監督のクリエイティブの源泉に迫る (OR books)作者: 大川隆法出版社/メーカー: 幸福の科学出版発売日: 2016/12/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 個人的…

年始に参考にしたくなった「ありがてえお言葉」たち

ブロガーというのは年が明けると目標だとかなんだと書きたがるものですが、ぼくにはありません。そこで今日は、賢人たちのありがてえありがてえと手をこすり合わせながら拝みたくなるような「ありがてえお言葉」をご紹介します。 「人生に勝敗なんてない」「…

元旦の光景

職場の裏にはホテル街みたいなのがあって、出勤するときにそれらしきカップルの帰りとすれちがうことがままある。きのうの朝すれ違ったのは、年恰好は30代中盤の男と、ひと回りぐらい上の女。気づいたらぼくは、男にものすごい形相でにらまれていたのだ。一…