いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

画像炎上に弄ばれている日本人の「清潔感」

Twitterでの画像炎上がとまらない。まるで攻殻機動隊の世界かのように、全国で、まったくの他人同士が、まるで示し合わせたかのように次々と同じような画像を上げ、炎上している。笑い男か誰かに電脳をハッキングされているようだ。 それはともかく、最近は…

オリジナルとパロディの境界線があいまいになるとき

数日前にフジテレビの現社長の亀山千広に関するこういう記事を読んだ。 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/television/678682/それまでのトレンディドラマと一線を化し、「あすなろ白書」以降プロデュース作品では「好きだ」というセリフ…

ダークナイトのジョーカーはなぜ冒頭で銀行を襲うのか

クリストファー・ノーランの映画「ダークナイト」を見直してみて、冒頭の銀行強盗のシーンについて気づいたことがある。ジョーカーがここで銀行強盗をするのは、なるほどストーリー上の理由がなくはないけれど、もう一つ意味があるんじゃないだろうか。まず…

ドラマ『半沢直樹』、原作とのちがい

回を追うごとにものすごい視聴率を叩き出しているこのドラマだが。原作小説『オレたちバブル入行組』をその大筋ではなぞっているものの、やはりところどころ改良が加えられている。 原作を読んでから視てみると、なるほどたしかに、このドラマがウケているの…

【書評+告知】不祥事/池井戸潤 ★★★☆☆

不祥事 (講談社文庫)作者: 池井戸潤出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/08/11メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 107回この商品を含むブログ (24件) を見る トラブルを抱える支店を訪問し、指導し、解決する部署に異動になった花咲舞は、驚異の事務処理能…

【映画評】監督失格 ☆測定不能☆

エヴァの庵野秀明がプロデューサーを務めたことでも話題になったドキュメンタリ作品、『監督失格』を観た。いや、「遭遇した」と評した方が適切かもしれない。映っていたのはちょっとした事故である。ほとんど予習せずみたからか、それくらい衝撃を受けた。…

「女オタオタ」とかいう古くて新しい問題

ここ最近、といっても本当に数日前くらいだけれど、女オタオタなる言葉をよく目にする。 こういうまとめもあった。 女オタオタとは? →狭義の意味では女オタのオタの意。女性のオタクが好きな男。 →ツイッター上やオタクサークル内の女性(女オタ)に対し、 …

【映画評】阪急電車 ★★☆☆☆

片道わずか15分の阪急電鉄・今津線を舞台に、様々な悩みを抱えたろうにゃくにゃんにょが出会い、心を開いていく群像劇。関西出身の俳優がキャストに名を連ねたことでも話題になった(のか?)。『図書館戦争』の有川浩の同名原作の映画化。この映画に関し…

【映画評】善き人 ★★★☆☆

ナチス政権下のドイツで翻弄される大学の文学教授と周囲の人間を描く。ヴィゴ・モーテンセン主演。 「善き人」というのは、まさにモーテンセン演じる主人公の文学教授だが、彼が「実はそんなに善き人でない」というのは冒頭ですぐ示される。書いた小説がヒト…

欠点がないのにモテない人に足りない能力とは

夏真っ盛りの午後ですが、みなさんいかがお過ごしですか? 突然ですが、欠点がないのにモテない(かといって突出してモテる要素があるわけではない)という人が世の中にはけっこういるわけで、周囲の人間は首を傾げながら「なんできみに恋人できないんだろね…

「夏は性に開放的になる」は本当か?

週刊プレイボーイが20代から30代のOLに聞いたところ、62%の女性が「夏はセックスしたくなる」のだそうです。ぼくたちの週プレがいうんだから間違いありません。 夏は女子を開放的にする−−。昔からあるそんな噂を検証するために、本誌では都内在住・在勤の2…

【映画評】「ファイナル・デスティネーション」シリーズ

「ファイナル・デスティネーション」シリーズ5作を見終えた。だいたいどういう映画なのかというのは聞いていたが、改めて見てみるとやはり面白いし画期的なシリーズだったと思う。ファイナル・デッドブリッジ 3D & 2D ブルーレイセット(初回限定生産) [Bl…

就活のエントリーシートに書くことで経験を汚してしまったような気分になる話

大学の後輩に今年就職活動に臨む3年生の子がいる。その子は野心的で、1年の頃から就活にそなえてビジネスサークルに加入したり、フリーペーパーを作るサークルに入ったり、意識高い学生が集うイベントに参加したり……とまぁいろいろ手広くやっていたわけだ。…

北朝鮮の女芸人、ネタがもとで労働キャンプ送りに

北朝鮮で、人の声まねを得意とする女性お笑い芸人が、体制を皮肉るネタが原因で労働キャンプ送りになってしまったという。家族に会わせてももらえず、ソッコーで連行されたという。 A North Korean comedian was sent to do hard labour in a coal mine midw…

ネットに使われない生き方をしよう

先々月にローソンのアイスの冷凍庫に男性が入った画像がアップされたことをきっかけに、冷凍庫画像の掲載→炎上→店が謝罪という流れが一種のルーティン化をとげている。 彼らはなぜ、冷蔵庫に入るのだろう?そんなに暑いか?たしかに今年は記録的猛暑らしいの…

【映画評】風立ちぬ ★★★☆☆

すでに賛否両論に分かれているようだが、それは完璧!100点!と絶賛の人とサイテー!0点!という酷評の人にわかれているというより、みな個々人の中で「うーん…なんだこれ?」と腑に落ちない感じで40点から60点の間でぶれているという感じじゃないだろうか。…

松浦亜弥の結婚コメントにギョッとした理由

松浦亜弥がかねてから噂にあったw-indsの橘慶太と結婚して、それはそれでめでたいことでおめでとうございますなんだけれど、たまたま見かけた彼女のコメントの一文にギョッとした。 今年の冬で12年の付き合いになりますが、私の青春には、すべて彼がいます…

【映画評】バーニー みんなが愛した殺人者 ★★★☆☆

『スクール・オブ・ロック』の監督と主演ジャック・ブラックが再びタッグを組んだサスペンス映画。アメリカはテキサス州カーセージで実際に起きた殺人事件を映画化している。単刀直入にいうと、めちゃくちゃいいやつがめちゃくちゃ嫌なやつを殺した――さて、…

【映画評】トガニ 幼き瞳の告発 ★★★★☆

トガニ 幼き瞳の告発 (オリジナル・バージョン) [Blu-ray]出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2013/03/02メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (12件) を見る韓国の聾学校で実際にあった教師から児童への常態化した性的暴行事件の顛末を映画化して…