いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

アソコの大きい男性は「モテる」「頭がいい」「高所得」は真実か


一部ネット民から熱烈な支持を受けているしらべぇが、アソコの大きさについて全国20〜60代の男性668名を対象に調査したそうである。

年収まで!?「アソコの大きさ」が男性のさまざまな人生に影響することが判明 – しらべぇ | 気になるアレを大調査ニュース!

調査の結果、「モテると思っている男性は、モテないと思う男性に対して、『アソコが大きい』と考える割合が4.9倍。これはまだ恋愛に関連するので理解できるが、頭がいいと思っている男性をそうでない人と比べても『アソコ自信率』は3.8倍になる」という驚くべき結果が導き出されたそうだ。

さらに年収においても「300万円未満でサイズに自信がある人は5.9%だが、1000万以上ではその3倍。6人に1人以上がアレの大きさに誇りを持っている」という結果になったという。


ここまで読むなら、股間にポークビッツをぶら下げている男は死ぬしかないのか、という話になってくるが、ちょっと待ってほしい。

記事中でも「自己認識」であると断られているように、別にこの調査は、しらべぇ編集部が全国668人の男性のアソコを測って歩いたわけではない。あくまでも「自己申告」である。

ということはつまり、この「自己認識」の方こそが、自身のアソコの大きさを歪めてしまっている可能性もある。「自己認識」が歪む方法は、おもにふたつある。


ひとつは自尊心、わかりやすくいえば自信である。ぼくの仮説では、おそらくこの調査でハブとなるのはアソコの大きさではなく、自尊心である。

言い換えるなら、アソコが大きいからモテて、頭がいいわけではなく、自尊心が強いから自分のことを「モテる」といえるし「頭がいい」といえるし、「アソコが大きい」と言い切れるのではないだろうか?だから、この記事にはないが、「モテる」と答えた人はきっと「頭がいい」とも答えているはずである。

強い自尊心は、いわば自分に対して熱烈に「恋しちゃっている状態」である。そんな状態のやつが、自身について客観的な評価なんかできるわけがない。自身の片思いの相手は、他人からはモテているようにみえるし、頭もいいと思えてしまうだろう。だからこそ、ポークビッツをバズーカ砲であるかのように吹聴できるのである。


「自己認識」が歪むもう一つの可能性は、収入である。
収入は数値であるため、「自己認識」で歪むということは考えにくい。もしかしたら社会人になって大きく稼げることになって自尊心が強くなったのかもしれないし、自尊心が強いからこそ大きく稼げるのかもしれないが、主従関係はわからない。

ただ、収入によってアソコに対する「自己認識」が変わることも十分ありえる。
というのも、年収1000万以上となると、交際する女性ともなんらかの経済的関係で成り立っている場合が考えられる。要は援助である。そんな女性がだ。せっかくの金づるのアソコをみて「ポークビッツみたい」と正直に言えるだろうか? つまり、収入が多い男性ほど「アソコがポークビッツ」という罵倒に遭遇しにくい環境が整ってしまい、結果的に自身のアソコに対する自己認識を修正できないままでいる可能性がある。

もっとも、男性の中にもごく一部にお金を払って「おめえのアソコはポークビッツ」と罵倒されたいとする層もいると思うので、一概には言えないが……。


長々と述べてきたが、アソコの大きさとその他もろもろの自己認識については、相関関係はあっても因果関係は不明である、ということではないだろうか。


ちなみに、アソコの大きさについて現物をお目にかけなくても推測できる方法が、手の薬指と人差し指の長さを比べるというものだ。男性ホルモンの関係で、人差し指に対して薬指が長ければ長いほど、アソコも大きいというのだ。
眉唾ものではあるが、ぼく個人の観測範囲ではなかなかの的中率であり、試してみてはいかがだろうか。