いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座、直毛によるブログ。今ここに、ポスト宮根誠司を目指すことを誓います。

「リベンジポルノ」で被害者側だけが処分される?

不倫がネットで話題になり、新日所属のプロレスラーのタイチが団体から処分されることになったらしい。

新日本プロレスの所属選手・タイチ(34=本名・牧太一郎)が交際女性とのトラブルを理由に、同団体から処分されることが28日、発表された。

 公表はされていなかったがタイチは既婚者。同時にファンの女性とも交際していたという。そこまでなら単なる浮気話に過ぎなかった。ところが交際女性がタイチとの抱擁、キス写真、さらには無料通信アプリ・LINE上での濃厚な文面をネット上にさらしたため、ネット上で大きな話題となっていた。それを受けた新日本プロレス側がホームページ(HP)上で公式に謝罪。これによってさらに騒動を知る人が増えてしまったという顛末だ。
(後略)

新日が不倫トラブルのレスラー処分へ タイチ「このまま引退したい」

混乱に乗じて東スポに本名まで晒されているが、記事にあるように数日前から相手女性がフラれた腹いせにブログやTwitterで、チャットのキャプチャーやプリクラ画像をドシドシ投稿し、一部まとめサイトにより拡散されていた。
内容はあえて貼らないので、見たい人は見に行ってくださいという感じなのだが、まぁエゲつないもんですよ……。

これは「リベンジポルノ」の亜種だ。投稿された画像は着衣によるキスまでで、「ポルノ」とまでは言えないが、無断で第三者に晒したのが問題なのだ。日本の現行法でも対応できるという弁護士の見解もあり、タイチさんは早く駆け込んだ方がいいのでないか。奥さんとの別の裁判も待っているかもしれないし……。


ネットに流出したのが、タイチが何かヤバいソフトを使っていてそこから感染して……などというならまだしも、相手が完全に悪意によって投稿しており、不倫とはいえ彼だけが制裁を受けるのには理不尽な感触も覚える。

一方、タイチに処分がくだることになり、ある種リベンジ達成となった女性を批判する声は、思いの外少ない。不倫する男が悪いという論調や、チャットで彼が綴っている内容の酷さから彼女を応援する向きさえあるのだけれど、それとリベンジポルノの是非は無関係だろう。

被害者が男というところも、少なからずあるのではと勘ぐりたくなる。これが逆だったらどうだろう。既婚の女子レスラーの不倫相手が、ブログやTwitterで交際していた時期のチャットやプリクラを晒しあげる……もっと批判されていそうではないか?


昨年の三鷹市の刺殺事件が強い印象を残すが、男性がリベンジポルノの被害に遭うというのは、特殊なことではないという話もある。米国でのある調査によると、むしろ男性の方が被害に遭っている、というのだ。

「ネット上に写真を公開するぞ!」と脅された経験がある人は女性が8%なのに対して、男性は12%と、男性の方が高いという事実が。そのうち、その脅迫が実行に移された人は女性が50%だったのに対して、男性は63%と、こちらも男性が高いという結果に。

「リベンジポルノ」といえば、“女性が被害に受ける”イメージが高いなか、実際は男性の方が被害率が高いということがわかったのです。

マカフィーによる米国の18〜54歳の成人計1182人を対象にした調査

当人の気質だとか、環境によるものだとか、交際の仕方だとかが複雑に絡み合っていて原因はよくわからない。けれど、こういうのは1人では抱えきれなくなって、ドバーッと吐き出す「排泄行為」なんじゃないかという気がする。そんな清々しさも、場違いながら感じる。
不倫はアカン! というのは大前提だが、一時は愛し合った2人がこんな最悪な形で終わりを遂げるのは、他人事ながら眺めていてさみしいものがある。