いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座、直毛によるブログ。今ここに、ポスト宮根誠司を目指すことを誓います。

オレ版2016年シネマランキング

年をまたいでしまいましたが、毎年恒例の今年日本初公開の映画から作るランキング。今回で5回目です。2016年は累計82本観ました。

【過去4年のランキング】
2012年シネマランキング

2013年シネマランキング

2014年シネマランキング

2016年シネマランキング



まず一言言わせて。
2016年豊作すぎ。
いい加減にしろ。
どれだけ迷わせてんだまったく。
ということで、熟慮に熟慮を重ねたオレ版ランキングトップ10、早速発表していきましょー!!


10位 マネー・ショート 華麗なる大逆転

予告編観たときから脳汁じんわり出てしまっていました。なんたってクリスチャン・ベイル、ブラピ、ライアン・ゴズリング、スティーブ・カレルですってよ奥さん! 原作は「マネー・ボール」の原作者ということで、「らしさ」が出たノンフィクションの金融大逆転劇。ただ、実はそんな軽く流せる話ではなくて、そのあたりの後味の悪さも描いてるところはちゃんとしてる。かなり込み入った話なので、これまた金融ノンフィクションの「インサイド・ジョブ」は観ておいてもいいかも。


9位 レヴェナント

映画評はこちら。
もはや巨匠然とした雰囲気もでてきたアレサンドロ・ゴンサロ・イリャリトゥ監督の最新作。たぶん昨年、もっとも深いところで怖かった1本。開拓時代に実在した罠漁師の映画。


8位 トリプル9 裏切りのコード

映画評はこちら。
悪い!しぶい!悲しい!の三拍子そろった男たちの殺し合い。


7位 ヒメアノ〜ル

ヒメアノ~ル 豪華版 [Blu-ray]

ヒメアノ~ル 豪華版 [Blu-ray]

大好きな古谷実原作の実写化としては、「ヒミズ」でがっかりしていたぶん、この作品はホントに嬉しい。こんなに笑えて、こんなに怖い映画もないでしょう。「フロム・ダスク・ティル・ドーン」以上の急転直下ぶり。ムロツヨシは面白すぎるし、森田剛は怖すぎるのでした。


6位 裸足の季節

映画評はこちら。
友達から教わって観て衝撃を受けたトルコ産の家族劇。父親の支配の中で、それでも自分らしさを貫こうとする5姉妹の美しく、はかない生を写し取っています。なんとその5人がほとんど演技経験ゼロだったというのも衝撃的すぎぃ!!


5位 何者

何者 (新潮文庫)

何者 (新潮文庫)

ご存じ、直木賞を受賞した朝井リョウの名作の映画化。予告編をみたときから「ばーろーこんなの何者じゃないやい」と文句ぶーたれとりましたが、三浦大輔監督に五体投地したい気分。原作に忠実でありながら、なおかつ、演劇者ならでは観点からブラッシュアップがなされ言うことなし。最高に意地の悪い青春ムービーに仕立て上げています。


4位 エブリバディ・ウォンツ・サム!!

リチャード・リンクレイターの最新作。アメリカの大学野球部に所属する愛すべき馬鹿たちの始業式までを描いています。リンクレイターの映画って、これに限らず非常に要約しづらい。筋のない日常を描いているからです。けれどそれはただ単に何気ないのでなく、何気なさの中に同時にかけがえのなさもあったりして。なんんか、観終わった後にじんわり感動してしまうんですな。


3位 ズートピア

映画評はこちら
昨年はすし詰め状態で名作が通り過ぎてったんで、最初の方にあったこの映画はもう何年も前の作品のように思えますが…。一応去年でした。もうね、構成はほぼ完ぺきで、ほれぼれします。この映画が公開された年に、あんな大統領が誕生するんですから、こんな歴史の皮肉がありますか?


2位 この世界の片隅に

この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)

この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)

なんかもう、これほどまでに語りにくい映画が今まであっただろうか(いやない)。けれど、見逃せない、ほっとけない何かがある。いや、描かれているのは、戦時下にもしたたかに、力強く咲いていた尊い日常なんですよね。その日常を寿ぐでもなく、卑下するでもなく、ありのままに厚みをもって描く。その厚みに圧倒され、ぼくらは言葉を失ってしまうのではないでしょうか。


1位 シン・ゴジラ

映画評はこちら
この映画の衝撃は忘れられません。およそ人類が一度に咀嚼できる量など考えていない、情報の洪水。鎌田くんきめえええええええええからの総理ご決断をををををををををををからの竹野内豊の臨時総理をみるときのすがるような表情とかなんとかかんとか、フェティッシュなギミック満載。それだけだとストーリーがクソだとかが相場ですが、ストーリーもいい。3.11後の日本の観客に対しての強烈なメッセージにもなっている。続編あるのかなあ。観たいようで観たくないような。


この他、
エージェント・ウルトラ
ザ・ウォーク
『ノック・ノック』
『ルーム』
『セトウツミ』
高慢と偏見とゾンビ
『オデッセイ』
なんかと迷いました。


一方、アカンかった映画は「スーサイド・スクワット」「X-MEN アポカリプス」のアメコミ2本。前者はもうブログに書きましたが、前置きなしであんな馴れ合いみせられてもというところ。後者は、とにかく物量で押し切ろうとする悪いときのハリウッド映画のパターンに陥ってた気がします。


いやあ、改めて思うけど、2016年は邦画も洋画も本当に豊作でした。
それでは2017年もどうぞご贔屓に。
よろしく頼んます(*ゝω・)ノ