いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

政治

豊田議員は音源で告発される必要はあったのか?

少し前ですが、同郷のスター、矢沢永吉さんが珍しく時事問題に言及していました。 「元秘書の方が“すいません。叩くのは”って弱々しい声で言っている場面あるでしょ。豊田議員の言動は丸っきりダメだし、擁護する気なんてサラサラないよ。でもね、大の男がこ…

「○○に政治を持ち込むな」の政治性について

「音楽に政治を持ち込むな」「フジロックに政治を持ち込むな」という主張が、物議をかもしている件です。何周遅れだというトラックを鈍足でどすどす走っているので、短めにいきます。すでに多くのツッコミを浴びているこうした主張。ぼくはまず真っ先に頭に…

「エルサに彼女を」は嫌煙学会と同じ

きょう、友達からこういう話があるのを教わりました。 (CNN) 米ウォルト・ディズニーのアニメ映画「アナと雪の女王」のファンの間で、「続編ではエルサにガールフレンドを」と訴える呼びかけがソーシャルメディアを通じて広まっている。きっかけは10…

イクメンからクソメンへ 渦中の議員がせめて語るべきこと

イクメンから急転直下、クソメンにまでその評価を爆下げしている例の国会議員が大変です。同じ国会議員の妻がいるにもかかわらず、あろうことか、彼女の出産直前に他の女性と密会していた、と報じられています。12日にも釈明会見があるとされていますが、個…

三原じゅん子氏の「八紘一宇」発言 ドン引きしたのはそれ以上に……

とんだパーティーピーポーだったことも報じられた三原じゅん子参院議員であるが、参院予算委での「八紘一宇」発言が物議をかもしている。 自民党の三原じゅん子参院議員(比例区・党女性局長)は16日の参院予算委員会の質問で、「ご紹介したいのが、日本が…

「個人的な見解」という断りが通用するボーダーライン

Twittterのプロフィールなどでたまに、「すべて筆者の個人的見解であって、筆者の所属組織とは無関係です」といった文言を見かける。 組織に所属した人間にはその「組織の人間」らしい振る舞いを求められる。 しかし、24時間「組織の人間」でいるのは疲れる…

なぜアメリカは世界をスパイし続けるのか

元CIA職員が暴露したアメリカNSAの情報収集問題から、芋づる式に同盟国などでも同国が盗聴を行っていた疑惑が浮上し、問題になっている。 なぜアメリカは同盟国までスパイしつづけるのか。それを考える一助となるような映画『ワールド・オブ・ライズ』(原題…

北朝鮮の女芸人、ネタがもとで労働キャンプ送りに

北朝鮮で、人の声まねを得意とする女性お笑い芸人が、体制を皮肉るネタが原因で労働キャンプ送りになってしまったという。家族に会わせてももらえず、ソッコーで連行されたという。 A North Korean comedian was sent to do hard labour in a coal mine midw…

「本気」に「感動」して支持してしまう有権者たち

山本太郎が、国会にやってくるぅ〜(ナレーション 下條アトム) 山本太郎氏当選に沸くネット『今年一番のギャグだ』|面白ニュース 秒刊SUNDAY ということで、山本太郎が当選してしまいましたが。 まさかまさかで、緑の党から立候補し、選挙フェスなど独特の…

橋下氏の風俗発言で考えたあれこれ

橋下氏、米軍に風俗活用を促す - ライブドアニュース多様な意見があってしかるべきと思うけれど(現にこういうのは世のオッサンが飲みの席でいかにも言いそうなことで、かつそういう精神性が橋下さん支持層の根底を支えているんじゃないかと)、猪瀬都知事の…

国民栄誉賞授与式からどうしようもなく漏れ出ていた時代錯誤な「大正義」臭

見ましたよ。すでにぽつぽつと異論の狼煙がたっているわけですが、ぼくなんかも、ちょっと違ったんじゃないかと思うわけです。 感想を一言でいうと「祝いのための祝い」、みたいな。 まず、昨年末に引退した松井氏が国民栄誉賞をもらうのはともかく、長嶋さ…

早期退職への相次ぐ批判に「そりゃ世界一有給がとりにくい国にもなるわ」と思ったです

教職員など公務員の早期退職の問題について、彼らを雇っている側にあたる人たちからも反応がきています。 神奈川県知事の黒岩さんは「退職金ということで、生徒たちを置き去りにし、ポイと辞めてしまうというのはやりきれない。生徒たちがかわいそうだ」と批…

早期退職で去る教師は、せめて背中で生徒に語るべき

一昨日くらいから話題になっていた、公務員の「駆け込み退職」の問題。 埼玉県で教頭やクラス担任を含む110人が、退職手当減額は始まる前に、前倒しして退職を希望していることがわかり、その後も佐賀や徳島などでも同様のケースがわかっている。まず、寂し…

自民党の大勝であらためて実感する民主主義の利点

選挙が終わりました。結果は、自民党の単独での絶対安定多数を獲得するという歴史的な大勝。小選挙区制という制度の性質上、極端な結果が出やすいということはしかたないにせよ、これは凄まじい結果です。安倍さんは厳しい表情でしたね。首相返り咲きがほぼ…

非常に"日本的な"自民の憲法改正案

自民党の憲法改正案の話題が未だに尾を引いています。ぼくのTwitterやFacebookでも、ふだん政治的な話題を持ち出さない人まで巻き込んでいることが、その注目度の高さを物語っています。ざっくりおさらいしておきますと、自民の改正案で「公共の福祉」が「公…

ナマポ感覚で人権を語る片山さつきが斬新すぎてワロタ

自民党の憲法改正草案が議論を呼んでいます。人権がなくなるだの徴兵制の前触れだの、いろいろな憶測を呼んでいます。 争点となっているのは、現行憲法における「公共の福祉」が「公益及び公の秩序」という文言に置き換わっているということです。 自民党が…

民主vs.ニコ動にみる双方向時代の「メディア」とは

選挙前に予想外の場外乱闘が勃発。 民主党の安住幹事長代行が、党首討論をぜひうちでと呼びかけたニコ動に対し「双方向と言いながら極めて偏った動画サイトに投稿を許すようなやり方は、逆に、これまでの良き伝統の党首討論を崩すと思う」と鮮やかに中指をつ…

減税日本とぼくの思ひ出

凄いですね、石原さん。 結党した党をわずか4日で解党しちゃいました。いくら冬の日照時間が短いといっても、この太陽は沈むの早すぎます。 おそらく、他党との合流は既定路線だった。そう考えると党名からしてテキトーだったのは、最初から「捨てアカ」だっ…

フルボッコになった真紀子大臣から学ぶべきこと

文科相の田中真紀子が、来春開校を予定していた3大学の新設を不認可したことで絶賛炎上中だ。おまけに、その炎上を受けて昨日の会見で「もう1度審査する」と明らかにヒヨってしまったもんだから、つい最近目にした真紀子氏が気分屋すぎて官僚が困っていると…

文化系のノーベル賞って、いるか?

今年のノーベル文学賞が発表され、中国の莫言という作家が受賞した。化学賞の山中伸弥京大教授に続き、日本では村上春樹の受賞に期待が集まったが、毎年恒例のノーベル詐欺にひっかかりやれやれ。ところでぼくは、以前からノーベル賞の文化系部門、とくに文…

通過儀礼としての11・1・1 ―朝まで生テレビがぽしゃってよかった唯一の理由―

多くの識者がすでに、今年が「ネットジャーナリズム元年」であるとの見解を表明している。 昨年は尖閣ビデオのYoutube流出にウィキリークスによる国家的機密事項の公開、そのような事象とそれを巡るメディアの反応をみるにつけ、マスメディアへの信頼度の低…

「老い」について考えてみた(後編)〜『サマーウォーズ』見たよ編〜

ここまで書いてきたように、「一番しんどくなる時期」でありかつ「一番孤独になりやすい時期」である日本人の老後は、医療技術の向上によって、ありがたいことに天井知らずに伸び続けている。 その期間をいかなる形でまっとうするか。 □ そのことは、先に昨…

「老い」について考えてみた(前編)〜100歳超高齢者不在問題編〜

東京都内最高齢の男性として都から認定を受けていた男性が、実は何年も前に死亡していたという事例を受けて自治体の調査が全国的に行われ、100歳超の高齢者の所在不明の事例が複数あることが、ここ最近取り沙汰されている。 100歳を超えるというと珍しいよう…

嗤う「わが家の歴史」と「フォレスト・ガンプ」

先週の金曜から日曜にかけて三夜連続で放映された、フジテレビ50周年記念ドラマ『わが家の歴史』。 どうも最近半年にいっぺんくらいどこかのテレビ局が開局記念を祝っているような錯覚を僕は覚えていて、それくらいに各局自分で自分の誕生日を盛んに祝う風…

オザワさんとこのイシカワ君

ちゃお♪みなさんめっきり寒くなってしまいましたね。今日はユニクロのヒートテックについて、これめちゃくちゃ暖かいけどピチピチすぎて、黒だと高校球児みたくなっちまうな!!って話を書こうと思いましたが話が続かなそうなのでやめます。 最近テレビをぼけ…

東国原の言葉はそのまんま受け取った方がよい

自民党の古賀選挙対策委員長は23日、宮崎県庁に東国原英夫知事を訪ね、次期衆院選に同党公認での出馬を要請、知事は選挙後の党総裁就任を条件に掲げ、話し合いはつかなかった。 「知事の情熱、今の自民党にない新しいエネルギーがほしい」と口説く古賀氏に…

きれい事を言うな!というきれい事

社会をつくる自由―反コミュニティのデモクラシー (ちくま新書)作者: 竹井隆人出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/03メディア: 新書購入: 4人 クリック: 15回この商品を含むブログ (22件) を見るテクノロジーが繁栄し、全てが全自動で行われる未来都市。…

完全無所属って、何!?

昨日一日、千葉県知事に当選した森田健作が完全無所属なのか否か、ニュースで話題になっていた。どうもあの男の、いかにも若さを売りにしたような、いかにも清廉潔白さを売りにしたような、引きつり気味のあの笑顔は、観ているだけで虫ずが走る。そんな僕か…

朝生

昨日の朝まで生テレビ。ネタとしては楽しめるし、今回は小川仁志という発掘があったからいいものの、議論自体は相変わらずあまり生産的なものではなかった気がする。あんま印象論で言っちゃまずいんだろうが。どうも、みな同じ地平に立っているようで、実は…

大掃除考

実家に帰って、大掃除という名目でガラクタにうずもれた自分の部屋をかき回す。 他人からすれば、もはや「ミニミニ平和島」にしか見えない六畳あまりの床。CDやMD、マンガが積み上げられることで形作られた山々。 僕の掃除が人一倍時間がかかり、かつそんな…