いいんちょさんのありゃあブログ

85年生まれ、おうし座。今考えてることと、好きなこと、嫌いなことについて

大学院

信じられないような料金の引っ越し業者に依頼したら信じられないような引っ越しに仕上がった

家から駅に行く道すがら、246の反対車線に懐かしい“もの”を見かけてしまい、思わず声をあげ、ついでにスマホで写真まで撮ってしまった。 それはある引っ越し業者のトラックである。○○引っ越し社―――その名前をつぶやいただけで、ぼくの脳裏にあの凄惨な、おぞ…

「離婚届=卒論」は不謹慎だけど「卒論=離婚届」はなんだか納得してしまう件

ある不倫カップルが世を賑わし、その中でも彼らが使っていた「離婚届」を意味する「卒論」という隠語が、話題になっています。第一印象、うわーカップルっぽい会話だなーと思いますよね。こういうのが付き合いたてのラブラブだったころって面白いんんですよ…

「レポートはwikipediaのコピペでいいか」←よかねーよ

「レポート コピペ」でtwitter内検索まとめ - Togetter 「コピペやろうかな(笑)」みたいな願望の吐露や、話半分みたいなこともあるんでしょうが、それを考慮しても唖然とはしますよね…。 この一覧を読んでてふと気づいたのは、全体的に「コピペを駆使して…

カルトにダマされない大学生を増やすたった一つの方法

それは、論理的思考を養える学内サークルに入ることだ。 吐いた回数を競う“飲みサー”みたいなのだけが大学のサークルだと勘違いしている新入生がいるなら、ぜひともそんなサークルに入って上級生から論理的にボコボコにされてもらいたい。 そんなサークルが…

デートの定義が決定しました

突然ですが、デートの定義を発表したいと思います。 だってデートって「これってデートですよね?」と相手に聞いちゃいけない行動の最たるものじゃないですか。プレイボーイならともかく、チキンハートのチェリーボーイにはまずそんなこと聞けるわけないんで…

メリーコンドーム(テーマ『コンドーム』)

人類の科学技術がどんなに発展しても、おそらく原初のスタイルのままいつまでたっても発達しないものが、二つある。 一つは傘、もう一つがコンドームだ。 だって考えてみてほしい。 タッチパネルを使えば指先だけで何百キロも離れた人とコミュニケーションが…

告白とはつまり革命であーる(テーマ「恋」)

告白は恋を実らせるために必須のプロセスだ。 恋に奥手なチェリーボーイたちはまずここで二の足を踏み、おじけづいてしまう。 そうこうしているうちに、好きで好きでたまらないあの子をハイエナどもに持っていかれてしまうわけだ。 ああ無念。 ではなぜ彼ら…

豚と文学(テーマ「豚」)

僕は今、国会図書館に来ている。東京メトロを永田町で降りてすぐのところにある、日本で唯一の国立図書館だ。 僕は暇になったらよくここに来る。というのも、ここには日本で今まで出版されたありとあらゆる出版物が所蔵されているんだ。 だから一日中いても…

大人とはなんからのラス1を食べる者のことだ(テーマ『オトナ』)

よくわかんないと思うけど、とりあえず読んでほしい。みんなも、サークルや部活なんかの飲み会で居酒屋なんかに足を運んだことが一度はあると思う。そこで出た料理、ギョーザでもオニオンリングでもなんでもいいんだけど、ここではとりあえず軟骨のからあげ…

大学は「職員室」にまで踏み込まないとはじまらない

震災の影響で一部私大では新年度の延期がなされているものの、おおかたの大学ではいよいよ新一年生の新しい生活が始まる。 かくいう僕も、数年前には同じように大学一年生として大学の門をくぐったわけだが、今の時点から振り返ってみると、学部時代の四年間…

サイバースペースで「断筆する」ことは可能か?

読んでいる本の中に「筆を折る」という表現が出てきて、懐かしい表現だと思った。 筆を折る、もしくは断筆という言葉がある。 厳密には同じではないけれど、ほとんど同じ用法で使われている。有名なものでは、作家の筒井康隆の例がある。 1993年(平成5年)…

僕が思う、あなたが勉強したほうがいい理由

sadadad54さんの記事。 あなたは勉強をしたほうがいい理由を答えられますか。納得のいく答えを用意できない人は、いま勉強していない人です。・・・ あなたが勉強したほうがいい4つの理由 記事を読む前から、タイトルだけで僕は、てっきりここでいう「勉強…

「目的のためなら手段を選ばない」学生を集める就活システム

就活生の約半数はiPhoneを利用、Xperiaは4%---日経HR調査 日経HRは2011年1月5日、「都内の大学・大学院生の就職活動」に関する調査結果を発表した。この調査では、就職活動中の学生が使用する携帯電話端末についても集計している。その結果、全体の47.1%の…

採らないなら先に言ってくれ 〜「採用する自由」と「就活する自由」について〜

元旦の「朝まで生テレビ」で就活の話が議題に上がったので、先月twitter上で見た以下のようなセンセーショナルな内容のつぶやきを思い出した。 友達がリクナビに一つは本名、もう一つは仮名で2つ登録したらしい。仮名のほうは東京大学で登録。すると同じ企…

「童貞コンプレックス」が薄れ、「童貞文化」も廃れ始めているのかもしれない

最近僕の中で殊に強まっているのが、「童貞コンプレックス」というものがこのままなくなっていくんじゃないか、という実感だ。 説明不要であると思うが、童貞コンプレックスというのは、女性と性交渉をしたことのない童貞が童貞であるということに対して抱く…

「自己卑下のような自己賛美に終始するウチダタツル」のツイートにワロタw

今月の初め、こういうトゥゲッターがスマッシュヒットを飛ばした。 Togetter - 「「自己卑下のような自己賛美に終始するオンナノコ」を模倣する」 「自己卑下のような自己賛美に終始するオンナノコ」とは、「自分を卑下しつつも、その実、自分のプライドやセ…

表現したい人と表現を見てくれる人のこの不均衡、あるいはtwitterのちょっと後ろ向きな活用法

表現することの敷居はどんどん低くなっている。 2000年代、ブロードバンド化によって大量の情報が個人で送れるようになり、またその手段も形式化、簡素化され、表現することとそれを大多数の人のもとに届けることは、もはやなんら難しいことではなくなっ…

お前ら、宇宙人に話しかけることは決まってんのか?(改訂版)

※改訂版です。中盤の以降の説明が自分でもしっくりきていなくて、「そして、その最たる例が「男の常識」と「女の常識」の分裂だ」から「一石二鳥ではないか。」までを書き換えました。あとはすべて前と一緒です。 日本では深夜の時間帯にあったNASAの記者会…

残っているだけで、ある程度それはすごい。

そろそろ忘年会シーズンということで飲み会も増えてきているところだが、最近後輩を交えての飲み会でややショッキングなことを知った。学部の2年生が主体の飲み会だったのだけれど、彼らが「横プロ」を知らなかったのだ。 ちょっとまて「横プロ」って何だっ…

リスクが怖くても大丈夫、あなたもいつかは死ねる

ついさっき知ったのだけれど、先日まで社会学者のウルリッヒ・ベックが初めて来日していたらしい。 「個人化」の不安 日本にも 社会学者ベック氏、初来日 http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201011110291.html 「リスク社会」などのユニークな分…

なぜ人は追いつめられると売春に走るのか

婚活女の恐ろしさを体験してきた http://hamusoku.com/archives/2384804.html 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/22(金) 00:47:51.85 id:aGWAa2Tr0 友人に誘われて婚活パーティーというのに行ってきたがあそこは地獄だぜ・・・・キ…

マスメディアが陥った、常に新しく、常におもしろくという隘路

前回に続いて、日本テレビの24時間テレビの話から。 おそらく多くの国民が、この番組に対してすでにうんざりしている。そして、「もう24時間テレビはうんざいだよね」という話も、すでに語りつくされてうんざりしている。それでも、おそらく来年も夏休み終盤…

子供を作るってのは、世界に不確定性のかたまりをぶち込むってことなんだ

http://togetter.com/li/36234 「親の言う事を聞くことは良いことなの?」という議論の本題とは逸れているのだけれど、どさくさに紛れて気になったことと、最近思っていることを少々。 □ GkEcさんというこのトピックを立てた人が中学生だというのをあげつらい…

tudaるのに適した会合と、適さない会合

ちょっと前に「tudaる、俺は好かんな」ということを書いた。 あのときは、自分で言うのもなんだが初めて遭遇した未知なるものへの懐疑からか、少々ヒステリックであったきらいがある。例えるならそれは、大金持ちの令嬢が屋敷に忍び込んだイケメン怪盗にいき…

「いじめられっ子は想像力豊か」という言説についての注釈

大人になって大成したタレントやクリエイター、アーティストがテレビなんかで、子供の頃はよくいじめられていたというようなことを言うのを、よく聞く。そういう人は、大人になって急に才能が開花したというよりも、学校という村社会の中にいた子供の頃から…

ヤンキーがもてはやされているのは「わかりやすく恐い」からだろ

北仲スクールの公開講座もあと一回になりました。過去5回はいつもイスが足りなくなるほどの盛況ぶりで、ほっと胸をなで下ろしておる主催者一味の一人です。今週水曜7時からの最終回は、メンズナックルの編集長さんとモデルさんがいらっしゃいます。ぜひぜひ…

釣られた人は、釣られなかった人の受け取れなかった意味を受け取っている

昨日に引き続き今日もテレビネタでいこうかと思っていたのだけれど、たまたま読んだホットエントリーに惹かれて急遽、話題変更。 WEB系のITベンチャーに入って、はてなブックマーク・ダイアリー、そしてtwitterに出入りするようになった。2ch・mixiとまとも…

村上春樹的な「やれやれ」

二日ぶりに学校に来て自分のブログを開くと、すごいことになっとる。やったね!ブクマ自己新更新♪……と喜んでもいられないことを、コメント欄とブクマページを開いて気づく(それにしても更新する度にページビューが何十も増えているのは、初体験だが不気味で…

「サブカル」がおかしなことになっとる

大学院の授業にて。その日はある女の子の発表だったのだが、そこでその子がマンガ『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの受容史のようなものを披露した。発表が終わり、聴いてた院生の側からつっこみを入れる段になって(その授業は各々が発表して相互につっこ…

初めてナンパを見た、大学で

以前から僕は、「ナンパする男ははたして軟派なのか?」という疑問を持っていた。恋愛に対して奥手でがつがつしない草食系男子が持てはやされる時代である。そんな時代に道ばたですれちがった女の子が気に入ったからといって、はたして声をかけられるだろう…